Copa del Rey 1/2
ida

仕留め損なった感。

Real Moudrid FC Barcelona
1 1
30 de Enero - Mie 21:00 h
Santiago Bernabeu
: 78,000
Goles
  Cesc (49)
Varane (80)  
Titular
Diego Lopez 【6】 Pinto
Essien 【6】 Alves
Varane 【7】 Pique
Carvalho 【7】 Puyol
Arbeloa 【6】 Jordi Alba
Khedira 【6】 Busquets
Xabi Alonso 【7】 Xavi
Callejon 【6】 Cesc
Ozil 【6】 Messi
Cristiano Ronaldo 【7】 Iniesta
Benzema 【6】 Pedro
Cambios
Callejon→ Modric (58) Pedro→【5】 Alexis (76)
Benzema→ Higuain (63) Cesc→【5】 Thiago (85)
   
Entrenadores
Jose Mourinho 【5】 Jordi Roura
Tarjetas
Carvalho (15) Pique (1)
Callejon (42) Alves (72)
Xabi Alonso (90) Puyol (79)
Arbitro
Clos Gomez (aragones) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 5 9 Tiros a puerta 10 6 4
2 3 5 Ocasiones de Gol 8 5 3
3 4 7 Corners 3 2 1
1 1 2 Fueras de juegos 6 2 4
12 7 19 Faltas 6 5 1
36%   39% Posesion del Balon 61%   64%
Formacion

バルデス、ビジャ、アレクシス、チアゴ、マスチェラーノ、アドリアーノ、ソングがベンチスタート。ジョナタンが怪我、モントーヤ、バルトラ、テージョが招集外。ポルテーロがピントである以外は鉄板メンバー。イニエスタはいつもに増して中盤でプレー。

交代は二人で、まずはペドロに代わってアレクシスが登場。二人目はセスクからチアゴ。2日前に男児の生まれたビジャに出番はなかった。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Cesc (49)
Varane (80)  
Reporte

悪くはない結果とはいえど、もっと笑顔で終われたところを残念だなぁという試合。引き分けるにしても、アウェーゴールを2つは奪っておきたかった。

ジョルディ・ロウラ率いるバルサはこの大一番に、鉄板イレブンを起用した。国王杯でゴールを任されているピント+いつもの顔ぶれの10人。楽しみにしていたダビド・ビジャの先発はなかった。

白組ペースの前半

ゲームはまず、おいおいという場面から始まる。クリスティアノ(この日はどちらかといえばネコ)の突破を身を張って止めたピケに対し、クロス・ゴメス主審が黄紙を提示したのだ(1分)。ちなみにバルサは前半を通じ、ファールはこの1つのみだった(白組は12)。

地元でのイダのため、なんとしても勝利の欲しいマドリーは激しいプレッシングによってバルサに圧力をかけていった。7分にはクリスティアノのフリーキックが唸りをあげるも、これはピントがセーブ。決定機はさほど許しはしなかったものの、相手エリアにもなかなか近づけない序盤のアスルグラナがようやくチャンスを手にしたのは12分のことだ(イニエスタからのボールにアルバが猛然と抜け出すも、シュートは大きく枠を逸れる)。バルサはこのあたりから、徐々にいつものパスワークを取り戻している。

ベンゼマの右からのクロスにクリスティアノのヘッドが届かないという場面(19分)を経て、バルセロナの最初のビッグチャンスは21分、クロスバーを叩いたチャビのフリーキックだ。その2分後にはカルバーリョのありえないバックパスを見逃さなかったセスクがエリア内でボールをカットするも、チャビのシュートはライン手前でバランがクリア。この若手セントラルはその後、この試合の英雄となっていく。

ゲームの30分前後は、バルサの試合では滅多に見られないような打ち合いタイム。まるで別のリーグのようにボールがあちらサイドからこちらサイドへと行き来し、ライン間隔もかなり広くなっていた。そういう展開では、より分があるのはカウンター戦法を得意とするマドリーだ。26分にはカジェホンからのボールを受けたベンゼマのやばいシュートがサイドネットを揺らしてクレはヒヤリ。今回は守備陣の集中力が素晴らしく、ピケ、プジョル、アルベスらが再三、際どいところでボールをカットしている。

セスク先制弾

後半はまず46分、ベンゼマのシュートがバー上空を通過するというシーンから始まる。しかしその3分後、最初にチャンスをモノにしたのはロウラチームだった。メッシからのスルーパスをカジェホンがクリアしきれず、抜け目ないメッシがラインのギャップを突いてセスクへと直接パスを供給。バルサの4番はエリア内へと侵入すると、GKディエゴ・ロペスとの1対1にも落ち着いて攻略し、欲しかったアウェーゴールのまず1つめを確保したのだ。

リードを手にしたことで、試合の流れはこれより青えんじチームへと若干傾く。しかしながら56分、イニエスタの縦パスにセスクが抜け出すかと思われた場面では、長身のくせに思いのほか速いバランが先に追いついてチャンスとは出来ず。このバランは際立つパフォーマンスを披露していたが、老いの目立つカルバーリョとのラインコントロールは万全ではなく、ギャップを突く隙はあっただけに、ビジャのプレーを観たかったところだ。

チャンスの応酬

60分から数分間は、両チームに見せ場が訪れた。まずは60分、エシエンの右からのクロスに左ポスト前のクリスティアノが頭で合わせるも、ボールはわずかに枠を捉えず。63分にはアルベスの強力シュートをディエゴ・ロペスがブロック。67分にはエジルからの危険なパスがCR7へと届く前にピケがクリア。そして69分にはアルベスのセンタリングをエリア内でフリーのセスクが吹かし、72分にはセスクからの縦パスを受けたペドロが1対1となるも、シュートは惜しくもポスト横を通過している。

どちらにも得点の匂いのあった約10分間だったが、より惜しかったのはバルサ。それゆえに好機を活かせず、0-2と突き放せなかったことが悔やまれる試合だ。

バランの同点ゴール

そして80分、モウチームはコーナーキックから同点に追いつく。最初のボールをクリア後、エジルからのクロスボールに頭で合わせたのは、このクラシコがブレイクのきっかけになるであろうバランだった。ああ悔しい。そもそもこのコーナーキック、ボールがラインを割る前に触ってたのはクリスティアノじゃないかね。

残り10分にして同点としたことで、ベルナベウは大いに盛り上がった。そこからゲームは再びオープンな展開となる。83分にはエジルからのボールがクリスティアノへと届く直前でアルベスがカット。一方でバルサは87分、ジョルディ・アルバが1対1からシュートを放つも、ディエゴ・ロペスの右手パラドンによって阻まれている。

そんなこんなで、コパクラシコ第一幕は1-1で終了。バルセロナとしては最低限の目標は達成したものの、もっと好い結果も可能だっただけに不完全燃焼な感じが残った試合だった。せめてあと1点、欲しかったなぁ。

【試合終了後のジョルディ・ロウラ、選手たちのコメント】