Liga Española
jornada 22
強かったバルベルデ・バレンシア。
聖ビクトルの活躍で価値ある1pt確保。
Valencia CF | FC Barcelona |
1 | 1 |
3 de Febrero - Dom 19:00 h Mestalla : 45,000 |
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Goles | |
Banega (32) | |
Messi (38pk) | |
Titular | |
Guaita | 【8】 Valdes |
Joao Pereira | 【6】 Alves |
Rami | 【5】 Pique |
Ricardo Costa | 【5】 Mascherano |
Cissokho | 【6】 Jordi Alba |
Victor Ruiz | 【6】 Busquets |
Tino Costa | 【6】 Xavi |
Bernat | 【5】 Cesc |
Banega | 【6】 Messi |
Guardado | 【5】 Pedro |
Soldado | 【7】 Iniesta |
Cambios | |
Banega→ Canales (69) | Mascherano→【6】 Puyol (55) |
Bernat→ Piatti (70) | Cesc→【5】 Villa (72) |
Guardado→ Jonas (86) | Xavi→【5】 Thiago (90) |
Entrenadores | |
Ernest Valverde | 【5】 Jordi Roura |
Tarjetas | |
Cissokho (40) | Mascherano (23) |
Guardado (47) | |
Soldado (76) | |
Arbitro | |
Gonzalez Gonzalez (castellano-leones) 【7】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
8 | 9 | 17 | Tiros a puerta | 9 | 6 | 3 |
2 | 4 | 6 | Ocasiones de Gol | 3 | 2 | 1 |
4 | 2 | 6 | Corners | 5 | 4 | 1 |
1 | 0 | 1 | Fueras de juegos | 1 | 0 | 1 |
10 | 9 | 19 | Faltas | 13 | 6 | 7 |
42% | 38% | Posesion del Balon | 62% | 58% |
Formacion | |
プジョル、ビジャ、アレクシス、チアゴ、ピント、アドリアーノ、ソングがベンチスタート。バルトラ、テージョが招集外。モントーヤが最終的にベンチ外。4日前のコパクラシコの先発メンバーから変わったのはプジョル→マスチェラーノのみ。 最初の交代はそのマスチェラーノに代えてプジョル。二人目はセスクからビジャでイニエスタが中盤へ。最後は終了間際、太ももにちょっと違和感というチャビに代えてチアゴがピッチへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Banega (32) | |
Messi (38pk) | |
Reporte | |
コパクラシコ後のしんどいメスタージャ訪問を、どうにかエンパテで乗り切った試合。聖ビクトルのパラドンで勝点1を守りきった。 ローテーションなし ジョルディ・ロウラはこのバレンシア戦にも、いつもの鉄板メンバー(つまりはクラシコで消耗した選手たち)とほぼ同じ面子を先発起用している。おそらくは相手が強力チームであることと、翌週はミッドウィークに試合のない(代表戦はある)ことを考慮しての決定だろう。いずれにせよ、選手たちにフレッシュさが欠けることは避けられない。特に中盤あたり、もう少しローテーションをしても良かったのではと思う。 身体の重いバルサに対し、1週間をこの試合の準備に充てられたバルベルデチームの状態は良かった。2週間前のマドリー戦では散々だったチェだが、今回はまるで別チーム。プレーのリズムは激しく、ピッチのあらゆる地点でプレッシャーをかける意気込みの強さも際立っていた。バルサはほぼ全くスムーズにパスをつなぐことは出来ず、プレーをコントロールを失うことになる。 マドリー戦とは別人だったバレンシア 前半のバルサのシュート数は3本。バルベルデ監督の仕掛けたプランにまんまと引っかかった形だ。バレンシアはビクトル・ルイスをピボッテ的に用い、リカルド・コスタとラミがメッシらを潰すために果敢に前へ出て圧力をかけた。そうしてボールを奪えば、得意のカウンターアタック。バルサは悪いなりにも守備陣の規律は取れていたので、大ピンチといえるものはさほど許してはいないのだが、先制点を奪われたのはまあ不思議なことではない。 それは32分のこと。アルバがソルダードにかわされ、送り込まれたセンタリングはピケが頭で弾いたものの、エリア内でこぼれ球を拾ったバネガがペドロのチェックを受けながらも強烈な右足シュートをニアに突き刺して1-0としている。 ペナルティで同点に 得点の匂いのなかったバルサだが、ゴールを目指そうという気持ちはいつものように持ち続けていた。そして今回はそれが幸運(と言っていいだろう)となって、得点の絶好機を突然呼び込むのだ。38分、ジョアン・ペレイラがエリア内でペドロを倒し、ゴンサレス・ゴンサレス主審は迷うことなくペナルティの笛。キッカーのメッシが思い切りのいいシュートをゴール左へと蹴り込み、スコアを振り出しに戻した。レオはこれがリーガ12試合連続ゴールとなり、リーガ記録更新だ。 決定機を外した両チーム 後半早々にチャンスを演出したのは、ハーフタイム前にロングシュートがバルデスを驚かせていたグアルダードのドリブル突破からのクロスだ。しかしながらニアに飛び込んだソルダードのヘッド弾は辛うじてポスト横を通過。バルサは命拾いをする。 バルセロナはボールポゼッション率こそ幾分回復していたが、統制の取れたコウモリ守備陣を崩すまでには至らない。身体のキレが悪く、ドリブルではバレンシアのマークを振り切れないメッシは、ならばと54分、セスクへと必殺のスルーパスを供給する。だがグアイタの良いポジション取りもあり、セスクのシュートはポストの外側を叩いてゴールとならなかった。 状況を変えたい両チームは70分前後より、勝負のカードを切ってゆく。バルベルデはバネガに代えてカナーレスを、ベルナートに代えてピアッティを投入。ジョルディ・ロウラはセスクをベンチに下げ、ついにビジャをピッチに送り込んだ。 新たにピッチに立った両チームの選手、カナーレスとビジャはそれぞれに好機を作りながらも、得点とできなかったことで共通している。まずは68分、カナーレスのエリア内からのフリーシュートはバルデスが横っ飛びセーブ。そして75分のアルベスのピンポイントクロスに合わせたビジャの左足シュートは、わずかにポスト横を転がっていった。 チームを救ったバルデスのパラドン 前半からプレッシングによく走っていたバレンシアだったが、ゲーム終盤になって少々ペースは落ちつつも、最後まで勝点3のために戦い抜いたのはすばらしかった。双方バテてきた終盤、ゲームはコントロールを失い、ボールはあっちからこっちへと落ち着くことなく往来。そんな88分、バルセロニスタが敗北も覚悟する場面が訪れる。それを救ったのは、他ならぬ守護神ビクトルだ。 コーナー付近でピケがシソッコにボールを奪われるというエラーを犯した後、ビクトルはそのシソッコによる第一のシュートをブロック。さらにはソルダードの至近距離からのこぼれ球弾をも身を挺して防ぎ、チームを敗北から救うのだった。 この日の出来栄えならば、エンパテは妥当であり上々。メスタージャでの勝点1は、悪い結果ではない。なんたってバルベルデ監督は、バルサと引き分けるスペシャリストだ。2位以下とのポイント差は、アトレチコとの差は9に縮小。モウチームとは16へと拡大している。 |