Liga Española
jornada 23

真昼のフィエスタ。
6選手で6ゴール。

FC Barcelona Getafe
6 1
10 de Febrero - Dom 12:00 h
Camp Nou
: 85,610
Goles
Alexis (5)  
Messi (12)  
Villa (57)  
Tello (77)  
  Alvaro (82)
Iniesta (89)  
Pique (91)  
Titular
Valdes 【7】 Codina
Adriano 【7】 Miguel Torres
Pique 【7】 Alexis
Puyol 【7】 Lopo
Jordi Alba 【7】 Escudero
Song 【7】 Lacen
Thiago 【7】 Borja
Iniesta 【9】 Diego Castro
Messi 【8】 Abdel Barrada
Alexis 【8】 Gavilan
Villa 【7】 Colunga
Cambios
Adriano→ Alves (46) 【7】 Gavilan→Pedro Leon (64)
Alexis→ Tello (72) 【6】 Abdel Barrada→ Sarabia (70)
Puyol→ Mascherano (75) 【6】 Colunga→ Alvaro (72)
Entrenadores
Jordi Roura 【7】 Luis Garcia Plaza
Tarjetas
Song (47) Lopo (39)
  Diego Castro (41)
Arbitro
Iglesias Villanueva (gallego) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
7 9 16 Tiros a puerta 5 3 2
5 6 11 Ocasiones de Gol 1 1 0
3 1 4 Corners 0 0 0
0 1 1 Fueras de juegos 0 0 0
8 4 12 Faltas 9 4 5
75%   72% Posesion del Balon 28%   25%
Formacion

チャビが怪我で欠場。週中に代表戦があったため、ローテーションを採用。アルベス、セスク、ピント、マスチェラーノ、ブスケツ、ペドロ、テージョがベンチスタートとなった。バルトラ、モントーヤがベンチから外れ、右ラテラルはアドリアーノ。

そのアドリアーノが左ふくらはぎ打撲のためにハーフタイムで大事を取って交代となり、アルベスが登場。二人目の交代はアレクシスに代えてテージョ。最後も用心による交代で、右ヒザを打ったプジョルがベンチへと下がり、マスチェラーノがピケとコンビを組んだ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Alexis (5)  
Messi (12)  
Villa (57)  
Tello (77)  
  Alvaro (82)
Iniesta (89)  
Pique (91)  
Reporte

お昼の試合も好いもんだね、と思わせてくれる快勝。昼光に照らされる芝生もまた美しく、スタンドに溢れる子供たちの姿もよかった。

ローテーションも影響なし

今週は水曜日に代表戦があったことで、バルサはローテーションを採用している。チャビが怪我で欠場したほか、先週メスタージャで先発となった選手たちではアルベス、マスチェラーノ、ブスケツ、ペドロ、セスクがベンチスタート。アドリアーノ、ソング、チアゴ、アレクシス、ビジャらに出番が訪れた。異例の12時キックオフで、大幅ローテーション。そんな要素もバルサの破壊力に影響を及ぼすことはなかった。

アレクシス、ついにゴール

ルイス・ガルシア監督率いるヘタフェは序盤、バルサに楽にプレーさせまじと、高い位置からのプレッシングを狙ってきた。しかしながら諸々の理由で7人が欠場(特に守備陣)という状況は彼らには厳しく、アスルグラナはわずか5分にして先手を取ることに成功する。イニエスタの剃刀スルーパスがヘタフェエリアを切り裂き、ディアゴナルに抜け出したアレクシスが柔らかなシュートをゴール右隅に流し込んだのだ。

数日前に「ナーバスになってる」と洩らしていた悩めるデランテロとは思えぬ、冷静な技ありシュート。これにてようやくリーガ今季初得点としたチレーノは、その後も気分よくプレーを続けていった。

キレまくりのイニエスタ

この日ピッチで最も輝きを放っていた選手がアンドレス・イニエスタだった。チャビの負傷によって中盤へと戻ったドンは、快適快適!と変態的なプレーを連発。12分には今度はふんわりパスによってヘタフェ守備陣の虚を突き、メッシによる2点目をお膳立てしている(ラストパスは後列からの飛び出しによって裏を取り、ボールを譲ったチアゴ)。レオはこれで早くもリーガ35得点、13節連続ゴールの"非常識"さだ。

早々に2-0としたバルセロナはその後、悠々とゲームをコントロールしていく。約1ヶ月ぶりの先発(リーガでは約3ヶ月ぶり)となったソングはヘタフェの攻撃の芽を着実に摘み取り、チアゴもチャビの代役をきっちりと遂行。中盤でボールを保持できたことで両ラテラルは高い位置をキープし、デランテロたちとの連携も良かった。

3点目も時間の問題だった。27分にはビジャの折り返しをメッシがチレーナの空振りでカンプノウを沸かせ、30分には右のアレクシスからのセンタリングに合わせたメッシのボレー弾がポスト直撃。32分にはアルバからのクロスを直接狙ったビジャのシュートが、ポストのわずか左を通過している。42分にもまた、チアゴのシュートが寸でのところでミゲル・トーレスに阻まれた。

グアッヘ、そしてテージョ

そうしてギリギリのところで守っていたヘタフェだが、押し寄せる青えんじの波をそういつまでも防ぎきれるわけはない。アドリアーノがふくらはぎを打撲したため大事をとって休ませ、ハーフタイム明けからアルベスを投入することになるも、もちろんそれでバルサの勢いが止まるはずもなく。勝負を決める3点目を奪うべく、ホームチームは後半もヘタフェをぐいぐいと押し込んでいった。

後半最初の決定機は57分、アルバが左サイドをえぐっての波状攻撃だ。メッシとアレクシスによる至近距離から2本のシュートで強襲したこの場面は惜しくも相手DFたちの懸命の守りに阻まれたが、その1分後にはダビド・ビジャに待望のゴールをゲット。バレンシアホットラインとなるジョルディ・アルバからの縦パスに抜け出し、GKコディーナの脇下?を抜いての得点だった。

チーム4点目を決めたのは、72分にアレクシスに代わってピッチへと入っていたテージョだ(カンプノウは交代時、サンチェスへと惜しみない拍手)。中央でメッシが守備陣の注意を引きつけた後、フリーでボールを受けたカンテラーノはゴール右端へと右足シュートを一閃。相変わらずの決定力の高さを見せ付けている(77分)。

エラーで1点も、さらに2点追加

ヘタフェは82分、バルサのエラーから1点を返すも(ロングボールを頭で処理したジョルディ・アルバの不用意なバックパスをアルバロが奪ってゴール)、アスルグラナは試合終了間際、さらに2点を追加。89分にはメッシが個人技で崩し、こぼれ球をイニエスタがねじ込むと、フィエスタの最後をピケが締めくくっている。ダニによる浮き球パスにチアゴが抜け出し、ピケに譲ってのゴールだった。

そんなこんなで、カンプノウ開催では実に43年ぶりとなった12時開催のゲームを6-1のお祭りで終えたバルセロナ。2位アトレチコがラージョに敗れたため、ポイント差は再び12へと拡大している。リーガ戦線、異常なし!

【試合終了後のジョルディ・ロウラのコメント】