Liga Española
jornada 31
B案が機能し、完勝。
今日のチアゴは違いを見せた。
Real Zaragoza | FC Barcelona |
0 | 3 |
14 de Abril - Dom 19:00 h La Romareda : 30,000 |
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Goles | |
Thiago (19) | |
Tello (38) | |
Tello (53) | |
Titular | |
Roberto | 【6】 Valdes |
Sapunaru | 【7】 Alves |
Alvaro | 【7】Bartra |
Loovens | 【6】 Adriano |
Paredes | 【7】 Montoya |
Movilla | 【6】 Song |
Jose Mari | 【7】 Xavi |
Victor Rodriguez | 【7】 Thiago |
Rodri | 【5】 Cesc |
Montaiñes | 【7】 Alexis |
Postiga | 【8】 Tello |
Cambios | |
Jose Mari→ Apoiño (45) | Adriano→【7】 Abidal (78) |
Victor Rodriguez→ Orti (45) | Xavi→【6】 Sergi Roberto (81) |
Postiga→ Rochina (63) | Tello→【5】 Villa (83) |
Entrenadores | |
Manolo Jimenez | 【7】 Tito Vilanova |
Tarjetas | |
Movilla (25) | Alexis (71) |
Apoiño (53) | Alves (82) |
Alvaro (82) | |
Arbitro | |
Fernandez Borbalan (andaluz) 【6】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 2 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
4 | 5 | 9 | Tiros a puerta | 11 | 5 | 6 |
0 | 2 | 2 | Ocasiones de Gol | 7 | 4 | 3 |
1 | 1 | 2 | Corners | 7 | 5 | 2 |
2 | 2 | 4 | Fueras de juegos | 1 | 0 | 1 |
10 | 5 | 15 | Faltas | 14 | 8 | 6 |
30% | 35% | Posesion del Balon | 65% | 70% |
Formacion | |
ピント、プジョル、マスチェラーノ、ブスケツ、メッシが負傷欠場。アルバ、イニエスタが温存で招集外。ピケ、ビジャ、ジョナタン、ペドロ、アビダル、セルジ・ロベルト、オイエルがベンチスタート。出場停止明けのバルデスが先発復帰。バルトラとアドリアーノがセントラルでコンビを組み、モントーヤの左ラテラルはリーガ3試合連続。ピボーテはソング。チャビのリーガ先発は2ヶ月ぶり。セスクが偽9番を務め、両サイドはアレクシスとテージョ。 交代はいずれも終盤で、まずはアドリアーノに代えてアビダル(復帰2試合目)。続いてチャビをお役御免とし、セルジ・ロベルトに出番。最後はテージョがベンチに下がると、ビジャ登場でスタジアムは拍手に沸いた。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Thiago (19) | |
Tello (38) | |
Tello (53) | |
Reporte | |
もう少し難しくなるかも、と思えていた試合に、思いのほか快勝。2得点のテージョと、1ゴール1アシストのチアゴがキラキラしていた。 パリ・サンジェルマンとの戦いを乗り越え、ホッとした状況でのリーガ。前日まで巷の話題は次のバイエルン戦のことで持ちきりのなか、残留争い中のサラゴサとラ・ロマレダで試合をするわけなので、勝点を取りこぼす確率が高いと見られていた試合だった。まあ仮にそうなったとしても、許されるだけのクッションはあったのだけれど。 大幅ローテーションしかしながら今回、控えメンバーたちが非常に奮起。メッシもイニエスタもブスケツも居ないながら、危なげないパフォーマンスにてサラゴサを制圧している。意外だったのは、主力たちを温存するなかでのチャビの先発起用だったが、セスクとの中盤では輝けなかったチアゴが、大先輩のバックアップを受けることで活き活きとしたのは狙いバッチリ。一方で残念だったのはアレクシスとの相性の良さを今回は示せなかった偽9番のセスクだ。 不慣れな面子で難地ラ・ロマレダでの試合へと臨んだバルサは、立ち上がりこそやや不安定だったが、油断を見せることなくすぐさま主導権を握っていく。残留のためには負けられないサラゴサからは、なんとかしたい気持ちは伝わってきたものの、こう攻めるんだという明確な意図はあまり感じられず。ティトチームは落ち着いてボールを回し、左のテージョを中心にアラゴン勢を追い込んでいった。 チアゴとテージョで守備破壊先制ゴールが生まれたのは19分のこと。きっかけは相手コーナーキックからのカウンターで、チアゴが粘ってバイタルエリアまで持ち上がった後、アレクシスへとボールを預けエリア内へ突入。リターンを受けると、迷いなき右足シュートを左隅へと沈めている。兄アルカンタラの魅力はゴール前での突破だと、改めて実感する。 早い時間にリードを奪ったことで落ち着きをもってボールを支配するバルサに、サラゴサはもう対抗する方法を知らなかった。テンポ良くパスを展開し、相手チームの隙を窺っていくアスルグラナ。33分にはバルサエリア内でのビクトルに対するソングの微妙な接触があったが(サラゴサは抗議)、ペナルティを採らなかったボルバラン主審の判断は妥当といえよう。 勝負を決めるチャンスを虎視眈々と狙っていたティトチームが、それに成功したのは39分だった。チアゴとの絶妙パス交換によってテージョが裏へと抜け出し、いつものファーポストと見せかけニアに"ロスカ"をぶち込んだエストレーモ。どんどんと引き出しを増やしている若者が、実に頼もしい。 弾丸男のトドメ弾後半も戦況に変化はなかった。状況打破のために、ハーフタイム明けで2枚替えをしてきたマノーロ・ヒメネス監督だったが、残念ながらその采配も効果を発揮せず。試合が再開されるやアレクシスの技ありバセリーナがクロスバーを叩くと、53分にはまたもやテージョが今度は1対1からデフェンサを抜き去り(自陣でボールを奪い、パスを送ったのはチアゴ)、角度のないシュートを右隅へと流し込んだのだった(0-3)。 これにて試合の行く末は決まり、無理をする必要のないバルサはギアを落とすと、コントロールモードへと入っている。そうして時計の針を回した後は、選手交代をスタート。ティト・ビラノバはアドリアーノ、チャビ、テージョをベンチへと下げると、アビダル、セルジ・ロベルト、ビジャをピッチへと送り込んだ。うち、アビさんとビジャ(かつてサラゴサに所属)の登場には、ラ・ロマレダも温かい拍手で歓迎している。 87分にはセルジ・ロベルト(はつらつ)の好パスからアレクシスが4点目のチャンスを手にしたものの、GKロベルトがなんとか防いで追加点とはならず。試合は0-3にて終了し、バルサがリーガ優勝へとまた大きく前進したのだった。主力を温存してのフエラでのこの勝点3は、デカイ。 |