Liga Española
jornada 33
スーペルメッシが戻ってくるも、
またも土壇場で同点に。リーガ優勝もお預け。
Athletic Bilbao | FC Barcelona |
2 | 2 |
27 de Abril - Sab 18:00 h San Mames : 40,000 |
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Goles | |
Susaeta (27) | |
Messi (66) | |
Alexis (68) | |
Herrera (89) | |
Titular | |
Iraizoz | 【5】 Valdes |
Iraola | 【5】 Alves |
San Jose | 【4】 Pique |
Ekiza | 【5】 Abidal |
Aurtenetxe | 【5】 Jordi Alba |
Gurpegui | 【5】 Song |
De Marcos | 【5】 Xavi |
Herrera | 【5】 Thiago |
Susaeta | 【3】 Cesc |
Aduriz | 【4】 Pedro |
Muniain | 【6】 Alexis |
Cambios | |
San Jose→ Ramalho (69) | Abidal→【4】 Adriano (46) |
Aduriz→ Llorente (73) | Xavi→【8】 Messi (58) |
Aurtenetxe→ Ibai (73) | Alexis→【5】 Iniesta (78) |
Entrenadores | |
Marcelo Bielsa | 【5】 Tito Vilanova |
Tarjetas | |
Herrera (39) | Cesc (35) |
Gurpegui (85) | Adriano (55) |
De Marcos (93) | |
Arbitro | |
Iglesias Villanueva (gallego) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
5. | 3 | 8 | Tiros a puerta | 15 | 9 | 6 |
3 | Ocasiones de Gol | 3 | ||||
1 | 1 | 2 | Corners | 1 | 1 | 0 |
1 | 3 | 4 | Fueras de juegos | 3 | 2 | 1 |
10 | 7 | 17 | Faltas | 11 | 3 | 8 |
46% | 42% | Posesion del Balon | 58% | 54% |
Formacion | |
プジョル、マスチェラーノ、ブスケツが負傷欠場。ビジャ、イニエスタ、メッシ、ピント、バルトラ、アドリアーノ、テージョがベンチスタート。大きなローテーションは行わず、火曜のバイエルン戦とは7人が同じ先発メンバー。アビダルが前節に続いてスタメンとなった。 一人目の交代はそのアビダル(右ふくらはぎのオーバーワーク)からアドリアーノ。続いて状況打開と暖機運転のため、チャビに代わってメッシがピッチへ(効果大)。最後のカードはアレクシスからイニエスタ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Susaeta (27) | |
Messi (66) | |
Alexis (68) | |
Herrera (89) | |
Reporte | |
後半出場したレオ・メッシが再び、巨大な存在感を示した。バルサが勝ち、マドリーが負けていれば今節でリーガタイトルは確定していたこの土曜。残念ながらそのどちらも実現とはならず、ティトチームは勝点2を逃したことで、次節での自力優勝もなくなった。 ダメな立ち上がりマスチェラーノとプジョルが引き続き怪我の治療中ということで、ティト・ビラノバがサン・マメスでピケの相棒としたのは、リーガ2試合連続での先発となるアビダルだった。ブスケツも恥骨の違和感によって欠場したブスケツに代わってピボーテを務めたのはソング。イニエスタは温存され、チアゴがインテリオールとなっている。前線はセスクの偽9番と、ペドロ&アレクシス。 マルセロ・ビエルサ率いるアスレチック・ビルバオは今回もまた、前線からのプレッシャーによってバルサを窒息させようとしてきた。序盤のアスルグラナ勢は動きがピリッとせず、不正確なパスやプレーが顕著。7分にはエレイラに際どいセンタリングを送られ、逆サイドのアドゥリスにもう少しで合わされかけている。 バルサに流れが来るも、先制はアスレチックだがバルサも徐々にリズムを取り戻してゆき、アスレチック陣内へと攻め込む時間も増えていく。まず最初の決定機は16分、セスクからの縦パスを受けたアレクシスがエリア内へと切れ込み放った左ポスト直撃弾だ。22分には再びきれいな連係(チャビとペドロの壁パス)からソングがゴールを狙うも、シュートがやや弱くGKゴルカが難なくキャッチ。26分のチャビのロスカも、わずかに枠を外れた。 しかしながら流れがアウェイチーム側に傾いていたその時、ホームチームに得点が決まる。27分、左サイドのアドゥリスがエリア内へと縦の突破を仕掛け、あっさりとピケを置き去りに。そして送り込まれたクロスにスサエタが跳び込み、ネットを揺らすことに成功している。これでビルバオは再び主導権を手に入れ、試合をコントロール。43分にはどんぴしゃだったアドゥリスのヘディングシュートが、クロスバー上を通過する場面もあった。 得点の予感なくメッシ投入・・・・ハーフタイム明けでティト・ビラノバは、右ふくらはぎにオーバーロードがあったというアビダルをベンチへと下げ、アドリアーノをピッチへ。逆転を目指して、ボールを回していった。しかしながらプレーに精度がないのは相変わらずで、アスレチックにあっさりボールを奪われるとショートカウンターでピンチを招く場面もしばしば。となるとファールで止めるしかなくなり、そのうちの1つではスサエタのシュートがゴールフレーム右角を叩いている。 逆転の気配がさっぱりないことで、ティトはチャビをベンチへと下げ、メッシ投入の決断をする(58分)。そしてクラックがピッチに入るやチームのパフォーマンスが激変するのも以前のPSG戦と同じ。わずか1分後にはメッシがセンターサークル上からドリブルを発動させて守備を3人引き付けると右のペドロへとパス。17番のシュートはゴルカにブロックされたものの、なにかが起こりそうな予感は十分だった。 ・・・状況一変で一気に逆転メッシの存在によってアスレチックによる前線からのハイプレスはなくなり、バルサのプレー速度はアップしていた。躍動感も出ていた。62分にはアルベスがエリアへと突進し、アレクシスのシュートがゴルカを強襲。そして67分、4年連続バロンデオロによる異次元プレーが炸裂するのだった。 それは呆気にとられるしかないというか。エリア前でチアゴからボールを受けたメッシは、詰め寄ってくるデフェンサたちをひらりひらりと翻弄。最後は3人に囲まれながらもエリア内へと切れ込んで行き、ゴール左隅へとシュートを突き刺しているのだ。 エースの離れ業によって同点とした後もバルサの攻勢は続き、68分には逆転に成功する。ピケからのパスを受けたアルベスが右をえぐってセンタリングを供給。後ろから現れたメッシが頭で前へと送り、きれいな胸トラップで落としたアレクシスの反転右足シュートがゴルカの壁を破ったのだった。 そしてリアクションを起こすべくビエルサはイバイとジョレンテを送り込み(アウルテネチェとアドゥリスがOUT)、ティトはアレクシスを下げてイニエスタを投入。数日前、「サン・マメスも他のスタジアムの1つ」と語っていたドンは終始、ボールを受けるたびに指笛を鳴らされていた。珍しきことかな。 またもや終了間際の失点メッシには86分、ゴール正面からのフリーキックがわずかに枠を外れるという場面もあった。サン・マメスでの最後のバルサ戦で負けたくはないビルバオは、最後までゴールを目指してきた。バルサはやや危なっかしいながらもバスクチームの攻めを防いでいたのだが、最終的には諦めなかった彼らにご褒美。左のデ・マルコスからのボールをエリア中央のジョレンテがポストとなって、こぼれ球をエレイラが蹴り込んで2-2としている。 これによってティトチームの今週末でのリーガ優勝の可能性は消滅。直後のマドリーダービーにて伝統がしっかりと守られたため、次節でのタイトル確定もかなり難しい状況となっている。
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