Liga Española
jornada 34

前半チャンスを逃しまくるも
メッシの2ゴールでリーガに王手!

FC Barcelona Betis
4 2
5 de Mayo - Dom 21:00 h
Camp Nou
: 67,185
Goles
  Pabon (2)
Alexis (8)  
  Ruben Perez (42)
Villa (55)  
Messi (59)  
Messi (71)  
Titular
Pinto 【5】 Adrian
Alves 【5】 Chica
Pique 【5】 Amaya
Adriano 【5】 Mario
Jordi Alba 【5】 Alex Martinez
Song 【5】 Ruben Perez
Xavi 【5】 Salva Sevilla
Iniesta 【6】 Nosa
Alexis 【7】 Ruben Castro
Villa 【5】 Pabon
Tello 【7】 Jorge Molina
Cambios
Villa→ Messi (56) 【8】 Jorge Molina→ Beñat (46)
Alexis→ Thiago (78) 【5】 S. Sevilla→ Vadillo (58)
Song→ Busquets (87) 【5】 Nosa→ Campbell (68)
Entrenadores
Tito Vilanova 【5】 Pepe Mel
Tarjetas
Adriano (45) Ruben Perez (54)
Arbitro
Clos Gomez (aragones) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
11 8 19 Tiros a puerta 6 1 5
6 5 11 Ocasiones de Gol 4 1 3
4 3 7 Corners 0 0 0
3 1 4 Fueras de juegos 5 4 1
5 6 11 Faltas 10 6 4
68%   70% Posesion del Balon 30%   32%
Formacion

バルデス、プジョル、マスチェラーノ、ペドロが負傷欠場。アビダルは招集外。セスクは出場停止。メッシ、チアゴ、バルトラ、ブスケツ、モントーヤ、デウロフェウ、オイエルがベンチスタート。ピケの相棒は、セントラルが板についてきたアドリアーノ。前線はビジャが中央に入り、右アレクシスと左テージョ。

一人目の交代はビジャからメッシ。二人目はアレクシスに代わってチアゴで、テージョが右サイドへ移動。中盤が右からチアゴ、チャビ、そして少し前目のイニエスタという感じに。最後のカードはソングに代えてブスケツ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Pabon (2)
Alexis (8)  
  Ruben Perez (42)
Villa (55)  
Messi (59)  
Messi (71)  
Reporte

リーガタイトルへと、あと2勝へと迫る勝利。メッシが入ることで、"我を取り戻す"バルサだ。

ベティスがいきなり先制

2位マドリーが前夜に勝利していたことで、勝点差11をキープし、優勝へと大きく前進するためには確実に3ポイントをその手に収めておきたいティトチーム。メッシをまずはベンチに置き、後半の切り札とした彼らだったが、試合では残念ながらいきなり躓いている。

それは開始2分のことだ。ピントからのロングキックをベティス選手が頭で前に送ったところ、ボールはソングとアドリアーノ、アルバの間を抜けて、右サイドを駆け上がったパボンの元へ。1対1をきっちり決められ、早々にリードを許してしまったのだった。

ペペ・メル監督はカンプノウでも勇敢な戦術(4-3-3)を採用し、バイエルン戦の傷を引きずっているバルサに前線からプレッシャーを掛けた。序盤のティトチームはパスに精度を欠き、なかなかペースを掴むことが出来ない。幸運だったのは8分にしてアレクシス弾で同点に追いついたことだ。

バルサ反撃、欠いた精度

この日のバルサの攻撃は主に左サイドによる。同点の場面では、イニエスタの突破からのクロスに逆サイドのアレクシスが頭で合わせて1-1。ドンの崩しもさることながら、サンチェスの侵入もまた絶妙だった。

早い時間に追いついたことで、ティトチームはじわじわと主導権を手にしていった。27分にはサルバ・セビージャにフリーでのヘッドを許したものの(ピントがセーブ。危なかった)、20分を過ぎる頃からは青えんじチームの攻勢。弾丸テージョを中心として、次々にベティスゴールへと迫っている。

なかでも惜しかったのは22分のビジャのシュート(イニエスタからのパスをチャビが落とし、グアッヘが放つも枠の外)と、テージョの突破からの折り返しを再びビジャが仕留め損なった場面(29分)。32分のイニエスタのシュートもGKアドリアンによって阻まれ、40分にはテージョのパワフル弾がクロスバーに弾かれている。ビジャは他にもチャンスを逃していて、一体どうしちゃったの?というところだ。

ルベン・ペレスのゴラッソ、ビジャの同点弾

そして好機をモノに出来なければ、しっぺ返しされるのがフットボルというもの。42分にルベン・ペレスの強烈なるロングシュートが炸裂し、バルサは再びリードを許してハーフタイムを迎えることになった。

となれば後半は、切り札のエースの力を借りるしかない。メッシはゲーム再開から程なくしてウォームアップを開始し、56分にピッチへと入っている。

しかし、メッシと交代することになるビジャはその直前(55分)、気迫のプレーでついに同点ゴールを決めている。ダニ・アルベスからのクロスボールを、頭でねじ込んで2-2!この夜は見たことがないほどにチャンスを外していただけに、ファンにとってもホッとする得点だった。

やはりメッシ

さてメッシが入ることで、今回もまたバルサは別のチームとなった。我を取り戻すとでも言うか、チームとしての動きがスムーズになり、かもし出す安定感は雲泥の差。さらには最初の見せ場にてゴールもしてしまうのだから、さすがとしか言いようがない。大エースは59分、エリア右方面からのフリーキックを、ゴール右端へと突き刺して逆転に成功(3-2)。ギガクラックはまた10分後にもフリーキックにて、枠の右角を叩き、ファンをどよめかせている。

そして71分、メッシによる追加点で勝敗は決する。イニエスタによるオシャレなヒールパスを受けたアレクシスがエリア内へと侵入し、中央でフリーだったレオが悠々と沈めて4-2。メッシには試合終了直前、ハットトリックのチャンスもあったが、この1対1はチップキックを右手で弾いたGKアドリアンの勝利となっている。

というわけで、2度の先行を許しながらもメッシの活躍でベティスを押しきったバルサが、欲しかった3ポイントをポケットに収めてタイトルへとしっかり前進。あと優勝へと必要とされるポイントは残り2となり、コパ決勝(17日)のため水曜日に第36節を前倒しで行うマドリーがマラガ相手に勝点を落とせば、その時点でティトチームの戴冠となる。

【試合終了後のティト・ビラノバのコメントはこちら】