Liga Española
jornada 38

勝点100達成!
ありがとう、また会いましょうアビ!

FC Barcelona Malaga
4 1
1 de Junio - Sab 19:00 h
Camp Nou
: 65,727
Goles
Villa (3)  
Cesc (14)  
Montoya (16)  
Iniesta (52)  
  Morales (58)
Titular
Pinto 【7】 Willy
Montoya 【7】 Gamez
Pique 【7】 Weligton
Mascherano 【7】 Lugano
Jordi Alba 【7】 Eliseu
Busquets 【7】 Toulalan
Xavi 【7】 Camacho
Iniesta 【8】 Joaquin
Cesc 【6】 Isco
Pedro 【6】 Baptista
Villa 【7】 Santa Cruz
Cambios
Iniesta→ Thiago (55) 【6】 Santa Cruz→ Morales (46)
Pique→ Abidal (75) 【7】 Joaquin→ Seba (71)
Villa→ Alexis (78) 【7】 Isco→ Saviola (79)
Entrenadores
Tito Vilanova 【6】 Manuel Pellegrini
Tarjetas
   
Arbitro
Ayza Gamez (valenciano) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 6 10 Tiros a puerta 10 8 2
3 3 6 Ocasiones de Gol 7 5 2
5 4 9 Corners 6 3 3
1 3 4 Fueras de juegos 1 1 0
0 5 5 Faltas 5 2 3
60%   61% Posesion del Balon 39%   40%
Formacion

プジョルが負傷欠場。アドリアーノが病欠。アルベス、メッシが代表招集。バルデス、アレクシス、チアゴ、バルトラ、アビダル、ソング、テージョがベンチスタート。バルサ最終戦かもしれないビクトルではなく、ピントが先発。その他は予想どおりのメンバーだった。

最初の交代はイニエスタからチアゴ。続いて、大歓声に包まれながらアビダルが登場(ピケがベンチへ)。最後はこちらもバルサを去るであろうビジャがファンに送られ、アレクシスが入った。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Villa (3)  
Cesc (14)  
Montoya (16)  
Iniesta (52)  
  Morales (58)
Reporte

目標だった勝点100を達成し、序盤に勝負を決めたことでアビダルをピッチで送り出すことも出来た。シーズン最後の締めくくりとして、ばっちりの試合。試合後に行われた、英雄アビダルの送別セレモニーは泣けた。

ティト・ビラノバが送り出した今季ラストゲームの先発イレブンで、驚きだったのは、この夏でチームを去るかもしれないビクトル・バルデスをベンチに置いたことだ。この采配は果たして、何を意味するものか。その他の10人は、アルベスとメッシ(どちらも代表チーム招集)を欠く以外ベストの布陣となった。勝点100をきっちり取り、アビさんの出番までに勝負を決めにいくメンバーだ。

あれよあれよと3-0

指揮官の思惑通り、ゲームは初っ端からバルサペースで進んでいった。先制点はわずか3分でゲット。中盤の深い位置からイニエスタの魔法のスルーパスが通り、抜け出したペドロの横パスをビジャが確実に仕留めて1-0!グアッヘからクレへの、おそらくは最後のプレゼントだ。

キレているドン・アンドレスは、この試合もほぼ全ての攻撃に関与。14分の追加点にも参加している。決めたのはファブレガス。イニエスタとのコンビネーションを交えたドリブルで左から中央へと切れ込んでいき、最後はパワフルな右足シュートをネットへと一撃。ビジャ、セスクと今季苦しんだ選手たちのゴールにより、点差は2点へと広がった。

さらにその2分後、リードは3点に拡大する。コーナーキックからのこぼれ球を、モントーヤが強烈ハーフボレーシュートで突き刺して3-0。それはまるで、ダニ・アルベスが1年に1度決めるゴラッソのようだった。ちなみにこちら、モントーヤにとってはトップチーム選手としての初ゴール。

マラガはそこから、バティスタとイスコを中心に反撃を試みるも、前半の決定機は30分の"ビースト"程度。ティトチームにもハーフタイム直前、ペドロによる4点目のチャンスがあった。

ドンがトドメ

序盤で決着のついていたゲームに、イチゴを乗せたのは後半早々のイニエスタ弾だ。ドンが時折決める、エリア際からの"ミサイル"ロスカ。バルサの8番はその3分後、去就が注目されるチアゴへとポジションを譲り、万雷の拍手を受けながらベンチへと退いている。

マラガの反撃

しかしながら後半、よりチャンスを作り出したのはマラガだ。54分と79分のバティスタ、55分のイスコ、58分と63分のモラーレスなどなど。悠々と4点差としたバルサに、気の緩みがあったのは間違いない。うち58分のピンチでは、モラーレス(後半から出場)にハーフボレーを決められている。ペジェグリーニチームにそれ以上点差を縮められなかったのは、彼らが決め損なってくれたのと、ピントのパラドンによるものだ。

アビダルとの(ひとまず)最後の時間

この夜の主役であるエリック・アビダルが、大歓声と共に登場したのは75分のことだ。ピケと交代でピッチに立つと、左セントラルとして危なげなく15分間プレー。86分には果敢にオーバーラップも見せるなど、嗚呼せめてあと1年間彼のプレーをバルサで観たかった・・・と改めて感じさせるパフォーマンスだった。

そして78分にはビジャが、カンプノウの拍手を受けながらベンチへ。数日前に単独交通事故を起こしたと言われるアレクシスが登場し、ゴールをあげることはなかったものの、元気なプレーで無事をアピールしている。試合は幾つかのチャンスがありながらも(今回はペドロの日にあらず)、スコアは動くことなく4-1で終了となった。

試合終了後は、アビダルの送別セレモニー。チーム全員(テクニコ含む)がMERCI ABIDAL 22のシャツを着、一度ロッカーへと退き、家族と共に再登場した彼をパシージョで迎えた。特にこの2年間、クレにたくさんの勇気をくれた英雄に大いなる幸せがありますように。また会いましょう、アビ!

【試合終了後のアビサル退団セレモニーの模様はこちら】