Liga Española
jornada 3
メッシの今季初ハットトリック。
ネイマールとの連係も機能し始めた。
Valencia | FC Barcelona |
2 | 3 |
1 de Septiembre - Dom 21:00 h Mestalla : 45,000 |
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Goles | |
Messi (10) | |
Messi (38) | |
Messi (40) | |
Helde Postiga (44) | |
Helde Postiga (45+) | |
Titular | |
Diego Alves | 【8】 Valdes |
Joao Pereira | 【5】 Alves |
Rami | 【5】 Pique |
Ricardo Costa | 【6】 Mascherano |
Guardado | 【6】 Jordi Alba |
Javi Fuego | 【8】 Busquets |
Michel | 【8】 Cesc |
Pabon | 【6】 Iniesta |
Banega | 【9】 Messi |
Canales | 【6】 Pedro |
Helder Postiga | 【7】 Neymar |
Cambios | |
Banega→ Feghouli (68) | Pedro→ 【6】 Tello (72) |
Canales→ Jonas (68) | Cesc→ 【6】 Dos Santos (80) |
Michel→ Parejo (82) | Neymar→ 【sc】 Sergi Roberto (89) |
Entrenadores | |
Miroslav Djukic | 【6】 Gerardo Martino |
Tarjetas | |
Joao Pereira (15) | Jordi Alba (27) |
Banega () | Alves (63) |
Neymar (73) | |
Arbitro | |
Teixeira Vitienes (cantabro) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 1 | 2 | Tarjetas Amarillas | 3 | 2 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 7 | 14 | Tiros a puerta | 17 | 9 | 8 |
3 | 3 | 6 | Ocasiones de Gol | 12 | 7 | 5 |
2 | 3 | 5 | Corners | 6 | 6 | 0 |
0 | 2 | 2 | Fueras de juegos | 4 | 1 | 3 |
11 | 9 | 20 | Faltas | 11 | 4 | 7 |
42% | 40% | Posesion del Balon | 60% | 58% |
Formacion | |
プジョルが負傷欠場。チャビとアレクシスが招集外。モントーヤがスタンド観戦。ジョナタン、ピント、バルトラ、ソング、テージョ、アドリアーノ、セルジ・ロベルトが控えとなった。 交代はいずれも終盤で、一人目はペドロに代えてテージョ。そのまま右に入る。二人目はセスクがお役御免となってジョナタン登場(今季初)。最後はネイマールを下げてセルジ・ロベルトがピッチへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Messi (10) | |
Messi (38) | |
Messi (40) | |
Helder Postiga (44) | |
Helder Postiga (45+) | |
Reporte | |
ガラス・ベイルの白組移籍で首都方面が沸いていた日曜日、メスタージャにて主役となったのはレオ・メッシだった。前半だけでハットトリックを決め、チームの勝利に大きく貢献したバルサの10番。開幕当初はコンディション不良が心配されただけに、クレもこれでひと安心だ。最初の2ゴールはチャビがローテーションで休む中で、ブスケツ→セスク→メッシと縦に効果的につなぐ配球によるもの。3点目はついに誕生した、ネイマールとのコネクションでの得点となった。 驚きだったのは前半終了間際のポスティガのゴラッソ連発。タタチームの余裕ムードはこれにてなくなり、最後まで目の離せないスリリングな試合となっている。 バルサが機能前半40分まで、試合を支配していたのはビジターのバルサだった。立ち上がりこそ積極的に前に出てきたバレンシアだったが、タタチームは数分後にはペースを奪取。プレッシングとリズムあるパス回しによって中盤をコントロールすると、裏を狙うボールによってジエゴ・アルベスの守るゴールへと迫っていった。アトレチコやマラガのようにバレンシアが引きこもろうとしなかった事は、バルサにとってはありがたかった。 中盤でボールをカットしては縦へと速く攻めるバルセロナは、序盤よりチャンスを連発している。9分にはネイマールがライン裏へと抜け出しゴールを決めるも、これは存在しなかったオフサイドによって無効の判定。しかしその直後(11分)、今度はセスクからの縦パスにメッシが反応すると、前に出てきたジエゴ・アルベスもひらりとかわして先制ゴールを押し込んでいる。 メッシ、怒涛のハットトリック時間の問題と思われた先制点を奪われても、バレンシアはプランを変更することなくラインを高く保っていた。しかし幾分混乱は生じていたようで、ここからしばらくはバルセロナの時間帯となっていく。各選手のプレーは非常に滑らかで危なげもなし。状況に変化の見られたのは30分、左サイドのパボン(数日前に入団)のシュートがバルデスを襲い、守護神がパラドンでこれを切り抜けた場面だ。 しかしゲームが拮抗し始めたかと思われたところで、再び我ここにあり!と2ゴールを連発したのがギガクラックだった。先制点と同じく、ブスケツがカットしたボールをセスクが一気に前線へと送り込み、抜け出したメッシが右足できっちり決めて0-2(38分)。さらにその2分後、今度はセスクからのボールを受けたネイマールが左から中央へと切れ込むと、最後は中央へ切れ込んだメッシが突き刺して3点差としている。 ポスティガが驚きの2ゴールこれにて勝負あり、そう思えたこの状況を劇的に変化させたのはポスティガだった。ハーフタイムを目前にやや疲れが見え始めていたバルサはプレッシングが弱まり、バレンシアは敵陣深く侵入することに成功していた。そして44分、右から送り込まれてきたペレイラのセンタリングにポスティガのボレーが炸裂して1-3に。ピケはもう少しきつくマーク出来ただろうが、これは打ち手を褒めるべきだろう。 ホームチームはさらにその直後、「あの1点はまあ仕方なし」と思っていたクレに追い打ちを加える。前半最後のプレーとなったコーナーキックで、ニアにいたポスティガの後ろへ逸らすヘディングが見事に決まって2-3に。マンツーマンでの守備にはさらなる磨き上げが必要と示す失点だった。 支配弱まるハーフタイム後、バルセロナの出来は芳しくはなかった。プレッシングを仕掛けようとはしていたものの、ライン間隔が広がっていたことで思うようにはボールをからめ取ることは出来ず、ボールを保持しても急いでいるふうで上手くゲームを組み立てられない。55分にはエリア外からのメッシが強烈左足ミドルを放つも、GKジエゴ・アルベスのパラドンに阻まれ追加点とはならず。63分のペドロのヘッドも、狙いすぎたか失敗に終わっている。 バレンシアのジュキッチ監督は68分にバネガとカナーレスを下げ、フェグリとジョナスを投入。これで中盤が補強され、彼らは前へと進めるようになっていく。対するマルティーノ監督は72分、ペドロに代えてテージョをピッチへ。そして数分間の攻防を経た80分、汗だくとなったセスクが交代となり、ジョナタン・ドスサントスに出番が訪れた。 両ポルテーロの活躍試合が再び盛り上がったのはその後だ。82分と84分にはメッシが連続で好機を手にする。1つめはネイマールとの壁パス(ヒールパス!)後、アルバからの折り返しを狙うもシュートはわずかにずれて右ポスト横を通過。2つめはネイマールが頭で落としたボールを受けて突入してのシュートだが、こちらはジエゴ・アルベスの好守に阻まれている。 さらに87分にはジョルディ・アルバとメッシによる至近距離からの連続シュートを、ジエゴ・アルベスが身体を張ったブロックによって阻止。すばらしい勇気と反応だった。 バレンシアも負けてはいない。86分には決まっていれば同点というジョナスのシュートをバルデスが指先で触り、その後ボールは左ポストを直撃。両ポルテーロがそれぞれに良いプレーを見せあい、ゲームは2-3で終了している。 これにてバルセロナはリーガ開幕から3連勝。首位をキープしFIFAウィークを迎えることに成功した。とりあえずは目標達成。あとはプレッシングの継続時間が伸び、セットプレーでの守備が改善されていけば、もっと楽に勝てるようにもなるだろう。 |