Liga Española
jornada 5
ペドロのバルサ初ハットトリック!
乗りに乗ってるバルデス。
Rayo Vallecano | FC Barcelona |
0 | 4 |
21 de Septiembre - Sab 20:00 h Campo de futbol de Vallecas : 11,740 |
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Goles | |
Pedro (32) | |
Pedro (47) | |
Pedro (71) | |
Cesc (79) | |
Titular | |
Ruben | 【8】 Valdes |
Tito | 【5】 Montoya |
Arbilla | 【6】 Pique |
Galvez | 【6】 Mascherano |
Mojica | 【6】 Adriano |
Trashorras | 【6】 Song |
Baena | 【6】 Xavi |
Saul | 【7】 Cesc |
Perea | 【6】 Messi |
Bueno | 【8】 Pedro |
Viera | 【6】 Neymar |
Cambios | |
Tito→ Nacho (46) | Pedro→ 【5】 Iniesta (74) |
Perea→ Embarba (48) | Neymar→ 【5】 Tello (80) |
Viera→ Larrivey (58) | Xavi→ 【5】 Dos Santos (83) |
Entrenadores | |
Paco Jemez | 【7】 Gerardo Martino |
Tarjetas | |
Trashorras (23) | Adriano (31) |
Baena (39) | |
Arbitro | |
Clos Gomez (aragones) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 0 | 2 | Tarjetas Amarillas | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
4 | 9 | 13 | Tiros a puerta | 14 | 10 | 4 |
3 | 2 | 5 | Ocasiones de Gol | 9 | 5 | 4 |
3 | 3 | 6 | Corners | 14 | 10 | 4 |
0 | 0 | 0 | Fueras de juegos | 1 | 1 | 0 |
13 | 8 | 21 | Faltas | 15 | 10 | 5 |
48% | 51% | Posesion del Balon | 49% | 52% |
Formacion | |
プジョル、アルバが負傷欠場。ブスケツはローテーション。セルジ・ロベルトがベンチ外。イニエスタ、アレクシス、ジョナタン、ピント、バルトラ、テージョ、アルベスが控えスタート。モントーヤ(今季初)、ソングに出番到来。セントラルは今回もピケとマスチェラーノ。メッシはバルサでのリーガ250試合出場。 交代はいずれも終盤で、まずはペドロに代えてイニエスタ。ネイマールが右に回った。続いてそのネイと交代でテージョがピッチへ。最後はチャビからドスサントス。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Pedro (32) | |
Pedro (47) | |
Pedro (71) | |
Cesc (79) | |
Reporte | |
ポゼッションへのこだわりを捨てたバルサが、終わってみれば快勝というゲーム。バルデスのキレっぷりが超絶レベルに達している。非常にアグレッシブだったラージョを沈めたのは、得点感覚を取り戻したペドロのハットトリック。これにてバルサは“変遷期”ながらもリーガ開幕5連勝達成。 中2日で3試合を行うこの1週間、ヘラルド・マルティーノ監督がローテーションの対象としたのはセルヒオ・ブスケツだった。さらには右ラテラルでもダニ・アルベスがベンチスタートとなり、モントーヤに先発の出番が巡ってきている。ただしセントラルは水曜のアヤックス戦で内転筋に違和感のあったピケと全試合フル出場中のマスチェラーノが起用され、バルトラはベンチ観戦だ。 攻め合った序盤戦ここまでリーガ3連敗中のラージョ・バジェカーノ。パコ・ヘメス監督の采配はこの夜もあくまで強気だった。決してバルサを怖れることなく、高いライン設定によるハイプレスを展開。球際の当たりは非常に厳しく、3分にして決定機を手にしている。左サイド深く侵入したモヒカのクロスを、ペレアがヘディング。完璧なシュートだったが、今のバルデスの壁はそんじょそこらの攻めでは打ち破ることはできない。 ボールが両陣営を忙しなく行き来した前半序盤の、バルサの攻めはメッシと左のネイマールを中心に行われた。8分にはネイのフリーでのシュートを、ティトが寸前でクリア。19分にはメッシからボールを受けたネイマールのロスカがわずかに右ポスト横を通過。21分にはモントーヤのバックパスがバルデスの逆方向へ向かい、あわやオウンゴールの場面もあった。怒鳴りこそしなかったものの、後輩を睨みつけて叱責するビクトル^^ ペドロ先制、バルデスのPKセーブ!そんななか、先制に成功したのはバルサだ。32分、レオ・メッシが変態的なるボールコントロールにて二人のマークを外し、絶妙のタイミングで右のスペースへパス。そこに走りこんできたペドロが、これぞペドロの決定力で左足のシュートを突き刺したのだ。どうだいネイ、チャンスはこうやって仕留めるんだぜというゴールだった。 しかし、0-1としつつも主導権をがっちりモノにできないのが現時点でのバルセロナは、その2分後に最大のピンチを迎える。バルデスがシュートを弾いた後、そのこぼれ球へのアドリアーノのトラショーラスへの対応をクロス・ゴメス主審はファールと判定し、ペナルティの笛を鳴らしたのだ。だがポルテーロの神に加護を受けているビクトルは、トラショーラス自身によるシュートをがっちりとセーブ!たしかにコースは甘めだったが、守護神の凄みがきっとそうさせたのだろう。 そうして落ち着きなくボールがあちらこちらへ行き交った前半は、0-1で終了している。 ペドロのバルサ初ハットトリックアヤックス戦にて後半で生まれ変わったタタチームは、この試合もハーフタイム明け早々に追加点を入れ、大勢を決している。47分、決めたのはペドロだった。高い位置でチャビがボールを奪い、ワンタッチでのスルーパスに抜け出したセスクが左から完璧なクロスを供給、正面のペドロが確実にこれを押し込んだのだ。 今シーズンのバルサが以前と異なっているのは、ポゼッションへのこだわりを無くしたことだ。0-2とした後もパスをつなぎまくるのではなく、むしろ相手にボールを渡したアスルグラナ。ラインも幾分低くなり、前線へのロングボールによって裏のスペースを狙っていた。主導権を握りつつも、別の顔のバルサという具合だ。主だったチャンスは51分のメッシのフリーキック、61分のメッシの長距離ドリブル突破、66分のネイマールの右ポスト直撃弾などなど。前半との違いはチャビがより余裕を持ってボールを分配していた点にあった。 そして71分、セスクとのボール交換に成功したネイマールがエリア内へと切れ込み、右から入ってきたペドロへとパスを譲って0-3!ペドロにとってはこれがバルサでは初の1試合3得点。キャリアではラ・ロハで過去に1度達成している。 さらにその7分後には、ガルベスの不用意なパスをチャビがエリア前でカットし、ボールを受けたセスクが落ち着き払った右足シュートを沈めて4点目。ケーキにイチゴを乗せた。またアディショナルタイムにはサウールの至近距離ヘッドをバルデスがまたもや弾いており、残留してほしいと願うクレの気持ちはどこまでも膨らむ。 このラージョ戦はそして、ひとつの議論を呼ぶことだろう。90分終了時点でのボール支配率はラージョの51%に対しバルサが49%。正直なところ、軽い驚きだ。 |