Liga Española
jornada 9

プジョルが先発フル出場!
連勝ストップも首位キープ。

Osasuna FC Barcelona
0 0
19 de Octubre - Sab 20:00 h
El Sadar
: 16,123
Goles
   
Titular
Andres Fernandez 【6】 Valdes
Marc Bertran 【5】 Montoya
Loties 【7】 Bartra
Arribas 【7】 Puyol
Damia 【5】 Adriano
Silva 【5】 Busquets
Lolo 【5】 Xavi
Sisi 【5】 Iniesta
De las Cuevas 【4】 Cesc
Roberto Torres 【4】 Pedro
Oriol Riera 【6】 Neymar
Cambios
Sisi→ Onwu (5) Xavi→ 【4】 Messi (67)
Oriol Riera→ Puñal (67) Pedro→ 【4】 Tello (75)
De las Cuevas→ Oier (85)  
Entrenadores
Javi Gracia 【5】 Gerardo Martino
Tarjetas
Bertran (77) Cesc (32)
Torres (89) Adriano (83)
Onwu (90)  
Arbitro
Perez Montero (andaluz) 【4】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 3 3 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 1 4 Tiros a puerta 11 7 4
0 0 0 Ocasiones de Gol 5 3 2
2 0 2 Corners 5 4 1
0 2 2 Fueras de juegos 1 0 1
3 10 13 Faltas 7 5 2
30%   26% Posesion del Balon 74%   70%
Formacion

ピケ、アルベス、アレクシスが休養。クエンカ、オイエルが招集外。メッシ、ジョナタン、ピント、マスチェラーノ、ソング、テージョ、セルジ・ロベルトが控えスタート。7ヶ月ぶりの出場許可となったプジョルが先発出場、セスクが偽9番を担当した。ネイマールは時折中央でプレー。

選手交代は2人。まずチャビに代わってメッシが入り、セスクがインテリオールに。続いてペドロからテージョ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
   
Reporte

リーガ開幕8連勝と突っ走るバルサを止めたのは、パンプローナのオサスナだった。バルセロナにとって鬼門のエル・サダルは、FIFAウィーク明けだとさらに厳しく。数少なかったチャンスも仕留められず、0-0エンパテで終了している。ただしコルネジャにてアトレチコが散ったため、単独の首位となったのだが。マドリーとのポイント差は3に縮小した。

プジョルが先発

パンプローナでのこの戦いに、エル・タタは代表戦でお疲れの選手たちを3人(ピケ、アルベス、アレクシス)を休養させている。代わりに戦列に戻ってきたのが、プジョル、マスチェラーノ、メッシの3人。うちカピタンは先発メンバーに起用され、バルトラとコンビを組んだ。プジーがいきなり90分プレーしたのは朗報。右ラテラルにはモントーヤ。左のアドリアーノはキャリア初となる7試合連続先発フル出場だ。

輝きのなかった前半

ゲームはまずバルサの攻勢でスタートする。しかしプレーにはもう一つ精度が足らず、ボールが気持ち良くつながっていかない。パス王チャビもこの日はミスがあり、偽9番を務めたセスクは存在感が希薄。4-4-2で組織的に守るオサスナ(1分にシシがヒザを痛め交代するも、プランに変化なし)を揺さぶることは出来ず、唯一感じられる可能性はネイマールの突破だった。しかし頼みのネイもパンプローナチームのファールによって幾度も倒され。ペレス・モンテロ主審が寛容だったことも、ネイマールへの当たりを助長していた。13分にはベルトランに手を踏まれて痛たたただ。

バルサはボールを7割支配しながらも、前半に放ったシュートはわずかに3本。もっとも惜しかったのは44分、コーナーからのバルトラのヘッドだったが、どうやらフリーすぎたことが力みを生み、シュートは大きく枠を外れている。

一方で守備はまずまずだった。オサスナの攻めに迫力がなかったのは確かだったが、バルトラとプジョルのセントラルコンビはしっかりと門を閉ざし、攻撃の芽を摘み取っていた。バルトラはもうすっかりレギュラー陣の風格。プジーは半年以上ピッチに立っていないと感じさせない安心感があった。攻撃時はブスケツがセントラルの間に下がり、両ラテラルは中盤に上がって3-4-3に。モントーヤは積極的に攻め上がっていたが、まだアルベスほどには崩しに参加できてはいない。ダニ不在を寂しく思う場面は数度あった。

惜しいチャンスを決めきれず

パッとしなかった前半を、ハーフタイムの的確な指示によって何度も改善してきたマルティーノ監督。エル・サダルでもその再現が期待されたが、試合状況に大きな変化は見られなかった。

ゴールチャンスは増加していた。52分にはカウンターからペドロが1対1になりかけたし、54分はモントーヤからのスピードあるセンタリングに、ネイマールが後ほんのわずか追いつけず。57分にはセスクがGKアンドレス・フェルナンデスと1対1になるも、フワッとしたシュートを難なくキャッチされ(バセリーナ失敗?)ゴールならず。セスクは60分にもチャビからの絶妙のスルーパスによって1対1となったが、力強く放ったシュートはスタンドへと向かっている。このうちの1つでも仕留められていれば・・・。

メッシを投入するも、失速

後半も20分が経過し、マルティーノは選手交代で戦局の打開を図る。まずは67分、怪我明けのメッシを投入。ここでベンチへと下げたのは運のなさそうなセスクではなく、存在感を取り戻していたチャビだった。おそらくはミラン戦とクラシコを考慮しての交代だろう。対するオサスナはプニャルを入れて守備固め。勝点1の確保を狙った。

いつもは選手交代が上手く機能するエル・タタだったが、この日は残念ながら効果を発揮しなかった。チャビ→メッシの交代以降、バルサはこれといった決定機を作り出せず、ペドロに代わって送り込まれたテージョも、ガッチリ守るオサスナの前に全く危険な存在となりえていない。昨年はその個人技でなんとかしてくれたメッシも、試運転状態につき、いつものレベルには及ばず。マドリーが勝利していたことを知るバルサはなんとかしてゴールをもぎ取りにいったが、気持ちばかりが逸り、シュートにも辿り着けなかった。

ということで試合は0-0で終了。鬼門パンプローナ+FIFAウィーク明けで引き分けは想定の範囲内であるし、プジョルの復帰+フル出場は明るいニュースだ。しかしミランとマドリーに勝つためには、もっと速くもっと正確なパス&動きと、プレッシングや激しさが不可欠。さあ気持ちを切り替え、勝負の2試合へと行きましょう!

試合終了後のマルティーノ監督のコメント