Liga Española
jornada 11
ローテーションしつつも、
落ち着かない試合にきっちり勝利。
Celta de Vigo | FC Barcelona |
0 | 3 |
29 de Octubre - Mar 22:00 h Balaidos : 29,000 |
|
Goles | |
Alexis (9) | |
Yoel (47pp) | |
Cesc (54) | |
Titular | |
Yoel | 【7】 Valdes |
Hugo Mallo | 【6】 Alves |
Cabral | 【6】 Bartra |
Fontas | 【6】 Puyol |
Aurtenetxe | 【6】 Adriano |
Alex Lopez | 【6】 Busquets |
Oubiña | 【6】 Song |
Rafinha | 【7】 Cesc |
Augusto Fernandez | 【7】 Messi |
Charles | 【7】 Alexis |
Nolito | 【6】 Pedro |
Cambios | |
Aurtenetxe→ Toni (55) | Adriano→ 【6】 Montoya (31) |
Augusto Fernandez→Mina (59) | Cesc→ 【6】 Iniesta (69) |
Nolito→ Orellana (68) | Alexis→ 【6】 Tello (83) |
Entrenadores | |
Luis Enrique | 【7】 Gerardo Martino |
Tarjetas | |
Rafinha (23) | Cesc (30) |
Augusto Fernandez (34) | |
Cabral (38) | |
Arbitro | |
Fernandez Borbalan (andaluz) 【】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
3 | 0 | 3 | Tarjetas Amarillas | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 3 | 10 | Tiros a puerta | 18 | 8 | 10 |
4 | 3 | 7 | Ocasiones de Gol | 10 | 7 | 3 |
2 | 3 | 5 | Corners | 7 | 4 | 3 |
1 | 1 | 2 | Fueras de juegos | 3 | 2 | 1 |
9 | 6 | 15 | Faltas | 11 | 6 | 5 |
39% | 42% | Posesion del Balon | 58% | 61% |
Formacion | |
ピケが休養。アルバ、ジョナタンが負傷欠場。セルジ・ロベルトがベンチ外。モントーヤ、チャビ、イニエスタ、ネイマール、ピント、マスチェラーノ、テージョがベンチスタート。ローテーションによりマドリー戦から数名を入れ替え。セントラルはパンプローナと同じバルトラ&プジョル。インテリオールはソングとセスクの元ガナーズコンビ編成となった。両翼は好調アレクシスとペドロ。 前半中、アドリアーノが左太もも裏の違和感でモントーヤと途中交代。残る2枚のカードは、まずはセスクに代えてイニエスタ。それに伴い、ブスケツとソングによるドブレピボーテへとシステムが変化した。最後の交代枠はアレクシスからテージョで、ペドロが右へ。最後の時間帯、ソングは再びインテリオール的だったか。 |
|
Titular | Final |
Goles | |
Alexis (9) | |
Yoel (47pp) | |
Cesc (54) | |
Reporte | |
ローテーションを行おうとも、タタバルサのリズムは落ちない。チャビ、イニエスタがベンチから試合を見守る中、結果を出したのが全ゴールに絡んだセスク・ファブレガスだ。クラシコのゴラッソで意気上がるアレクシスも、勢いを継続させる先制弾の活躍。コントロールの効いていない場面もたくさん見受けられたが、セルタは小気味いいチームであったし、ラフィーニャやフォンタスも頑張っていたし、なにより勝てたので満足なり。 マドリー戦とエスパニョール戦に挟まれたこのバライドスでの試合に、ヘラルド・マルティーノ監督は複数の選手を入れ替えて臨んだ。フィジカルに小トラブルを抱えるピケはバルセロナで休養させ、マスチェラーノ、チャビ、イニエスタ、ネイマールらはベンチ観戦。パンプローナでコンビを組んだプジョルとバルトラが再びセントラルを務め、インテリオールはソングとセスクの元ガナーズコンビが採用された。前線は中央にメッシ、両サイドがアレクシスとペドロだ。 アレクシスの勢い古巣バルサとの試合に、セルタのルイス・エンリケ監督は3日前のマラガ戦に完勝(0-5)したのとほぼ同じイレブンを採用。自分たちの持ち味を活かすフットボルを挑んできた。そしてバルサも通常よりもダイレクトな攻めを得意とする面々ゆえ、ゲームは自ずと行き来の激しいものとなる。早い時間での先制点も、その特徴がよく表れていたゴールだった。 それは9分のことだ。セスクがカブラルへと圧力をかけてボールをカットすると、ペドロがこぼれ球をワンタッチで前方へ進む4番へと送る。そのままエリア内へと切れ込んだセスクのシュートはGKヨエルが弾いたものの、矢のごとき勢いで詰めてきたアレクシスがそれを押し込んで0-1。メッシもシュートを狙える位置にいたが、遠慮せずに行ったあたりにサンちゃんの自信が垣間見える。このゴールの1分前にはフォンタスによるメッシへのPKファールも。だがボルバラン主審はそれをスルーしている。 あちらからこちらへ行き来するボールバルサはポゼッションでは上回っていたものの、中盤のマジシャンたちが不在ゆえに、ボールを支配下には置けない。ゲームは主なき状態が続き、ペースは徐々にセルタのものに。20分過ぎからは両チームがそれぞれに得点のチャンスを演出していった。 27分、チャルレスのシュートをバルデスがブロック。28分、DFに囲まれたメッシによる右へ左への切り替えし後のシュート(わずかにポスト左)。29分、ラフィーニャの右ポストをかすめるミドル。同じく29分、右からアウグストがクロスを上げ、こぼれ球を狙ったラフィーニャのシュート(バルデスがキャッチ)、、という具合だ。30分にはセルタがネットを揺らすも、その直前にバルデスへのファールがあったとの判定でこのゴールは認められていない。 バルサには不運な出来事もあった。これまで10試合連続先発と左サイドを支えていたスーペルアドリアーノの筋肉に、ついに違和感が発生。モントーヤにポジションを譲りベンチへと下がったのだ。アドリの怪我が大したものでないことを期待するが、、モンちゃんにとっては一方でチャンスでもある。 試合はその後もアナーキーな状況が続き、ハーフタイム直前にも両陣営は1度ずつ得点機を得る。44分のアレックス・ロペスのシュートはバルデスがキャッチ。45分にはアルベスからのセンタリングに裏を狙ったメッシがなんとか足を伸ばすも、ヒットさせることは出来なかった。 セスクによる連続ゴールそして後半。気を吐いたのはロッカールームでエル・タタからなんらかの指示を受けたっぽいファブレガスだった。48分、右サイドにてメッシとソングがワンタッチでパスをつなぎ、レオが中央へと送ったボールをエリア際からセスクが直接ドカン!ボールはクロスバーに弾かれたもののヨエルの背中にも当たり、最後はゴールラインを割っている(0-2)。 51分にはチャルレスのシュートによってバルデスに襲いかかったセルタだったが、バルセロナはすぐさまのリアクションによって反撃、リードを広げる。今度も決めたのはファブレガスだ。メッシが中央でドリブル突破を仕掛け、左を走っていた4番へとパス。セスクはそのままエリア内へと切れ込むと、鋭いシュートを冷静にネットへ沈めた(0-3)。 メッシに立ちはだかったヨエル3点差が付いたことで、勝敗は事実上決した。あとはセルタが意地のゴールを決めるか、バルサがきっちりと完封でゲームを締めくくれるかというところに興味は移る。ゲームが相変わらずオープンだったためにルーチョチームにも一矢報いるチャンスはあったし、実際に彼らは2度ほど惜しい場面を手にしているのだ。 その1つが67分のノリートによるクロスバーを叩いたフリーキックで、もう1つが83分のミナのこぼれ球を受けての近距離シュート(枠を外れる)。これはどちらも入っていてもおかしくはない好機だった。 一方でバルサにも追加点のチャンスは数多くあった。マルティーノ監督は69分、セスクに代えてイニエスタを投入。ソングの位置をブスケツの横へと下げ、試合をコントロールさせようとしている。ただチャンスはほぼカウンターアタックからによるもの。それらの主役はレオ・メッシで、チームがエースにも得点を取らせようとしたのが窺える。 だが通常であれば決まっていたであろう1対1からのシュートはヨエルの足に弾かれ(57分)、78分と80分のシュートもヨエルがことごとくブロック。91分の個人技突破からの強烈弾も、ヨエルのタッチによって阻まれている。少なくとも今日においては、レオのヨエルへの相性は最悪だった模様。動き自体は良いので、ゴールはすぐに戻ってくるだろう。 ということで行き来の激しかった試合は、チャンスを3つモノにしたバルサに軍配が上がった。シーズンが進み、だんだんタタ色が現れてきているバルセロナ。好みは分かれるだろうが、しっかりと結果を出している点は文句なくすばらしいし、かつてとは異なるタイプのスペクタクルにも満ちているといえよう。
|