Liga Española
jornada 12

ネイマール&アレクシス再び!
びっくりの二人股抜きアシスト炸裂。

FC Barcelona Espanyol
1 0
1 de Noviembre - Vie 21:00 h
Camp Nou
: 79,977
Goles
Alexis (67)  
Titular
Valdes 【7】 Kiko Casilla
Alves 【5】 Raul Rodriguez
Pique 【5】 Sidnei
Mascherano 【5】 Moreno
Montoya 【6】 Fuentes
Busquets 【6】 David Lopez
Xavi 【5】 Abraham
Iniesta 【5】 Victor Sanchez
Messi 【4】 Torje
Alexis 【8】 Thievy
Neymar 【8】 Sergio Garcia
Cambios
Alexis→ Pedro (82) 【5】 Thievy→ Jhon Cordoba (62)
Iniesta→ Cesc (85) 【5】 Abraham→ Lazarote (82)
Mascherano→ Bartra (89) 【5】  
Entrenadores
Gerardo Martino 【6】 Javier Aguirre
Tarjetas
Mascherano (77) Fuentes (45)
  Victor Sanchez (66)
  Lanzarote (89)
Arbitro
Velasco Carballo (madrilen~o) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
10 11 21 Tiros a puerta 8 4 4
4 5 9 Ocasiones de Gol 2 1 1
6 3 9 Corners 2 1 1
2 3 5 Fueras de juegos 1 1 0
4 3 7 Faltas 19 9 10
74%   71% Posesion del Balon 29%   26%
Formacion

アルバ、ジョナタン、アドリアーノが負傷欠場。セスク、ペドロ、ピント、バルトラ、ソング、テージョ、セルジ・ロベルトがベンチスタート。予想どおりの先発イレブン。左ラテラルが2人不在につきモントーヤが穴を埋める。メッシが後方へ引き、アレクシスが中央によることが多く、右サイドはアルベスのフリーウェイ。

交代はいずれも終盤。まずは殊勲のアレクシスに代わってペドロが登場。続いてイニエスタがお役御免となり、セスクがピッチに立った。最後の1枚はマスチェラーノからバルトラ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Alexis (67)  
Reporte

やはり6日で3試合のスケジュールはハードだ。カンプノウにて行われたエスパニョールとのダービーマッチは1-0でバルサが辛勝。両チームの勝敗を分けたのはDF2人の股を抜くネイマールの天才的なラストパスと、そこに飛び込んだアレクシスの得点嗅覚だった。おっと、ペリコのビッグチャンスに立ちはだかった、守護神バルデスの安定感も忘れてはいけない。心配なのはキャリア初となる4試合連続無得点のレオ・メッシだ。

メッシ不調、ネイマールが牽引

なんだかんだいって特別なダービー。しかし中2日が続いたタフな日程のせいか、マルティーノチームに精彩はなかった。チャビ、イニエスタ、ブスケツによる中盤はティキタカはしているのだが、パスの周りに情熱がこもっていないというか。ボール支配率ほどに圧倒している感じを与えず、攻撃に迫力はなかった。

バライドスでは、ゴールこそなかったものの復調の気配のあったメッシだが、この日は元気なし。低い位置からドリブルを仕掛けてはエリア手前で倒される、の繰り返しとなり、ゴールチャンスは後半のヘッド弾とフリーキックくらいだった。いずれは上がってくるとしても、ちょっと心配な状態。

そんななかでチームの攻撃を引っ張っていたのがネイマールだ。対峙したラウール・ロドリゲスを相手に幾度もそのスピードとテクニックを見せつけて好機を演出。存在感を示していた。逆サイドではダニ・アルベスが積極的にオーバーラップを仕掛けていたが、残念ながら今回の彼はセンタリングが決まらないモード。たくさん上げてくれたセンタリングのなかで、惜しかったのは前後半1回ずつくらいだったか。

少ない見せ場

前半は両チームともにチャンスが少なく、退屈な内容だった。バルサの好機は6分のアレクシスのシュート(GKカシージャがセーブ)と、16分のメッシ&モントーヤの連弾(DFがブロック)、28分のダニの折り返しを叩いたアレクシスのボレー(わずかに枠の外)、そしてハーフタイム間際の攻勢。36分にはエスパニョールが決定的なチャンスを手にしており(ティエビのスペースへのボールにビクトル・サンチェスが突っ込み、バルデスが辛うじて阻止)、それがバルサの目を覚まさせた感じだ。

前半終了間際になってようやくバルサの攻めは勢いをつけ、先制点まであと一歩と迫る。まずはイニエスタの強烈ミドルを、カシージャがパンチングでセーブ。その弾かれたボールを拾ったダニ・アルベスのミドルは、GKの手は突破しながらもポストによって阻まれている。全体として、妥当といえる0-0でのハーフタイム入りだ。

ネイマールからの〜アレクシス!

後半となってもパノラマに大きな変化は見られなかったが、バルセロナのシュートと得点機はいくぶん増加していた。最初のチャンスは53分、アルベスのクロスに合わせたメッシのヘディング。しかしこちらもライン寸前でカシージャがかき出してゴールとはならない。これが決まっていれば、なにかと変わりそうだったのだけれど。63分にはネイマールの右足カーブシュートが右ポストをかすめている。

そしてバルサ待望の先制点が訪れたのは64分のことだった。ブスケツからボールを受けたネイマールが、DFと対峙しながらじりじりとエリア内へと侵入。頃合いを見計らい逆ポスト前へとパスを送り、走り込んだアレクシスがそれを押し込むわけだが、なんといってもこのパスが天才的。DF2人の股下を抜いており、その狙いと技には驚くしかない。これでネイくんは早くも今季8アシストだ。

74分にはカシージャがエリア外へと飛び出し、ネイマールに手を掛けて倒す場面もあった。審判によっては厳しい判定を下すであろうこのシーン、ベラスコ主審はファールなしと判断。ネイがちょっとばかり大げさに倒れたのが演技と取られたか。

77分にはカシージャからのロングボールにセルヒオ・ガルシアが抜け出し、ほぼ1対1でシュート。ボールは枠を外れたが、これは少々危なかった。81分はメッシのフリーキックが左ポスト横をわずかに逸れ、クレはため息。試合はそのまま得点が動くことなく終了し、タタチームが貴重な勝利を手にしている。マルティーノはこれで、バルサでの最初の100日を無敗で終了なり。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント】