Copa del Rey 1/16
ida

逆転勝利のリアクション。
ペドロ2ゴール&初ドングウ!

FC Cartagena FC Barcelona
1 4
6 de Diciembre - Vie 22:00 h
Cartagonova
Goles
Fernando (15)  
  Pedro (36)
  Cesc (43)
  Pedro (75)
  Dongou (89)
Titular
Limones 【5】 Pinto
Antonito 【6】 Adriano
Astrain 【6】 Bartra
Mariano 【5】 Puyol
Riau 【7】 Jordi Alba
David Moreno 【6】 Busquets
Marcos 【5】 Song
Fede 【7】 Sergi Roberto
De Lerma 【7】 Cesc
Zurdo 【6】 Alexis
Fernando 【7】 Pedro
Cambios
De Lernma→ Menudo (57) Alexis→ 【7】 Dongou (77)
Zurdo→ Dani Ruiz (70) Jordi Alba→ 【6】 Montoya (80)
Fernando→ Mejias (84)  
Entrenadores
Luis Garcia Tevenet 【6】 Gerardo Martino
Tarjetas
Astrain (24)  
Riau (42)  
Arbitro
Del Cerro Grande (madrileño) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 2 5 Tiros a puerta 25 11 14
2 0 2 Ocasiones de Gol 11 5 6
1 1 2 Corners 11 6 5
0 1 1 Fueras de juegos 4 3 1
11 3 14 Faltas 6 1 5
24%   24% Posesion del Balon 76%   76%
Formacion

バルデス、アルベス、チャビ、イニエスタ、ジョナタン、アフェライ、メッシ、テージョが負傷欠場。ピケ、クエンカが招集外。アダマ・トラオレがスタンド観戦。モントーヤ、ネイマール、マスチェラーノ、オイエル、ドングウがベンチスタート。ジョルディ・アルバが約3ヶ月ぶりの復帰で先発出場。右ラテラルにはアドリアーノが入った。インテリオールはセルジ・ロベルトとソング。ソングは時にもっと低い位置にも。

交代は2人。まずはアレクシスに代えてドングウで、祝トップデビュー&初ゴール!続いてはジョルディ・アルバがお役御免となりモントーヤに出番。アドリアーノが左へ移動した。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Fernando (15)  
  Pedro (36)
  Cesc (43)
  Pedro (75)
  Dongou (89)
Reporte

負傷者続出のチーム状況といえど、勝って当然のコパ初戦。連敗後でもあり、序盤にあっさりと先制点を奪われる向かい風の展開となったが、前半中に逆転に成功すると、後半にも2点を追加し1-4で次ラウンド進出をほぼ確定させている。

バルデス、メッシ、アルベス、テージョらを怪我で欠く状況のなか、ヘラルド・マルティーノ監督はコンディションが万全でないチャビ、イニエスタを温存し、ピケにも休養を与えた。代わりに怪我明けのジョルディ・アルバが先発に復帰したのは朗報。中盤ではソングがブスケツと併用され、セルジ・ロベルトにも出番が訪れた。前線はネイマールがベンチ観戦。

地元チーム先制に沸くカルタゴノバ

番狂わせを望まないバルサは、立ち上がりから積極的にゴールを狙っていった。最初のチャンスは1分。枠を捉えなかったものの、セルジ・ロベルトとの連係からアレクシスのシュートがリモーネス(英語でレモン)の守るゴールを襲う。

しかしカルタヘナも負けてはおらず、即座に反撃を開始する。5分にレルマがピントを脅かすと、8分にはスルドのシュート。カルタゴノバの観衆はこの攻勢に大いに盛り上がり、地元チームを熱く後押しした。すると15分、カウンターからフェルナンドがライン裏への抜け出しに成功。プジョル懸命のダッシュもかわし、ピントとの1対1から対角線のシュートをネットに沈めている。

逆転しハーフタイムへ

この残念な失点と展開に対し、バルサ選手たちは奮起する。世界のトップチームだと自負するからには、こんなのは悶えることなく解決しなければならない。18分、アレクシスのヘッドが惜しくも枠外。21分、ペドロがカウンターの好機を活かせず。26分、セスクのシュートがポスト横を通過。29分、アレクシスのシュートをリモーネスが指先セーブ。惜しいところまでは迫りながらも最後が崩せない、そんなジリジリする流れを断ち切ったのはペドリートだった。

それは35分のこと。それまでに数度カウンターで好機を作りながらも活用できていなかったペドロが、今度は自分で決めに行くことを選択。それが功を奏し、右隅を狙う正確なシュートによって同点ゴールを陥れている(流れの中では3試合ぶりのゴール)。

スコアを振り出しに戻したことで落ち着いたバルサの選手は、その勢いで逆転弾もものにすべくカルタヘナのゴールへ迫り続けた。38分、セルジ・ロベルト。39分、アレクシス。そして43分、セスクの追加点だ。右サイドのアドリアーノからのセンタリングに、中央のセスクが直接右足で合わせてのゴラッソーー!天晴れというしかない見事なシュートだった。

ペドロのとどめ弾、ドングウのデビュー戦ゴール

後半のバルサには、特にこれといった問題は生じなかった。序盤の元気さを失ったカルタヘナは点差を拡大されないようにするのが精一杯といったところで、守備に専念。バルセロナがおおよそ好きなように試合をコントロールしていった。

とはいっても、1点リードでは何が起こるかは分からない。早めにとどめを刺すことが事をややこしくしないためには必須となる。タタチームは引き続きアレクシス、ペドロらを中心に縦への崩しを行った。72分にはサンチェスが外すほうが難しいシュートを天高くムルシアの空へ。幸いだったのは75分、ペドロがきっちりと3点目を決めたことだ。アレクシスのパスからリモーネスと1対1になると、華麗なシュートフェイントで料理。後は悠々とネットを揺らすだけだった。

1-3となり、マルティーノはピッチにドングウを送り出す(アレクシスと交代)。アフリカ出身のカンテラ選手がトップデビューを飾ったのは彼が初となる。そんな歴史的な試合を初ゴールで祝うのだから、彼も特別なものを持っているのだろう。89分、ペドロのシュートがポストに弾かれたところを、良い場所に詰めていたドングウが落ち着いて押し込み1-4。勝負がほぼ決着したことで、カンプノウでのブエルタはきっと今回を超えるカンテラ祭りとなるだろう。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント