Liga Española
jornada 16
チャビ投入でリズムが変わる。
ネイマール2ゴールで首位キープ。
FC Barcelona | Villarreal |
2 | 1 |
14 de Diciembre - Sab 20:00 h Camp Nou : 66,130 |
|
Goles | |
Neymar (30pk) | |
Musacchio (48) | |
Neymar (67) | |
Titular | |
Pinto 【6】 | Asenjo |
Montoya 【5】 | Mario |
Bartra 【6】 | Musacchio |
Pique 【6】 | Dorado |
Alba 【6】 | J. Costa |
Busquets 【7】 | Pina |
Song 【6】 | Trigueros |
Iniesta 【6】 | Aquino |
Cesc 【5】 | Edu Ramos |
Alexis 【7】 | Giovani |
Neymar 【7】 | H. Perez |
Cambios | |
Song→ Xavi (61) 【7】 | Edu Ramos→ Uche (63) |
Alexis→ Pedro (83) 【5】 | H. Perez→ Jokic (68) |
Cesc→ Sergi Roberto (87) 【5】 | Aquino→ Pereira (74) |
Entrenadores | |
Gerardo Martino 【6】 | Marcelino Garcia Toral |
Tarjetas | |
Neymar (85) | Trigueros (37) |
Arbitro | |
Ignacio Iglesias Villanueva (gallego) 【7】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
4 | 8 | 12 | Tiros a puerta | 4 | 3 | 1 |
3 | 5 | 8 | Ocasiones de Gol | 2 | 2 | 0 |
3 | 3 | 6 | Corners | 4 | 4 | 0 |
2 | 3 | 5 | Fueras de juegos | 0 | 0 | 0 |
3 | 3 | 6 | Faltas | 12 | 5 | 7 |
75% | 74% | Posesion del Balon | 26% | 25% |
Formacion | |
バルデス、アルベス、ジョナタン、アフェライ、メッシが負傷欠場。アドリアーノが出場停止。プジョル、チャビ、ペドロ、マスチェラーノ、テージョ、セルジ・ロベルト、オイエルがベンチスタート。報じられていたとおり、ソングがインテリオールで先発出場。偽9番は再びセスクだった。 交代の1人目はソングからチャビ。続いて、アレクシスからペドロ。最後はセスクに代えてセルジ・ロベルトで、いずれも同じポジション同士での交代。 |
|
Titular | Final |
Goles | |
Neymar (30pk) | |
Musacchio (48) | |
Neymar (67) | |
Reporte | |
守備的に臨んできたビジャレアルに対し、華々しくはなかったものの快勝。前半は支配率の割にはチャンスを作れず、後半も立ち上がりに同点に追いつかれる楽でない展開だったものの、ネイマールのゴールによってバルサが2-1で勝利している。ゲームの流れを変えたのは、残り30分でピッチに入ったチャビだった。 セスクの偽9番&ソングのインテリオール、守備的だったビジャレアルセルティック戦から中2日の過密日程で迎えたこの試合。ヘラルド・マルティーノ監督は複数の選手を入れ替えている。セントラルは3日前にスタンド観戦となったバルトラがピケとコンビを組み、左ラテラルにはジョルディ・アルバ。セルティック戦でフル出場したチャビはベンチスタートで、代役はアレックス・ソングとなった。偽9番はネイマールではなく、セスク起用に拘った監督だ。 一方、中盤のキープレーヤー2人(ブルーノとカニ)を欠くビジャレアルは打ち合いを好まず、通常とは異なる守備的なプランを持ってカンプノウへと乗り込んできた。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督が敷いたフォーメーションは、ジョバニを1トップとした4-5-1。セントラルの前には3人のメディオが配置され、中央での守りを固めていた。 イエローサブマリンが主導権を放棄し、自陣に潜行したことで、バルセロナのボール支配率は70%を優に上回った。しかしタタチームはそのポゼッションを決定機作りに活かすことができず、前半のこれぞというチャンスは数えるほど。その1つが6分、ネイマールによるコーナーキックからの、ポストを叩いたアレックス・ソングの右足ボレーシュートだ。 ボールは支配するも・・・その好機以降、バルサはしばし忍耐の時間帯に入る。ソングのインテリオール+セスクの偽9番起用が、組み立てがスムーズにいかない理由の1つだったのは間違いないだろう。ソングのインテリオールは試してほしいところだが、今回はけっこう前のポジション取り。セスクの存在感も薄かった。また惜しくなりかけた場面でも、ネイマールの前に立ちはだかったムサッキオの存在感がかなりのものだった。 攻撃がちぐはぐだった半面、良かったのはプレッシングだ。ビジャレアルがブルーノとカニを欠き、持ち味を発揮できない状況だったとはいえ、すばやいプレッシャーによってことごとくボールを奪取。前半は相手のシュートを1本に抑え、危ない場面も作らせていない。 思わぬペナルティで先制そんななか、バルサはペナルティによりチャンスを得る。ブスケツからのロングボールを、エリア左際のジョルディ・アルバがダイレクトでセンタリング。これが目の前にいたマリオの右手に当たり、主審はペナルティを宣告したのだった。バルサからすれば、ごっつぁんですのペナルティ。これをネイマールが左端へと沈め、1-0と先行している(30分)。 39分には前半もう1つの好機が訪れた。前半の終盤はビジャレアルがラインを広げ、スペースの生まれていた時間帯。そしてこぼれ球を拾ったイニエスタからの縦パスを受けたアレクシスのシュートが、GKアセンホの好セーブによって阻まれている。 セットプレーは相変わらず苦手ハーフタイム後も、マルティーノ監督はこれといって駒を動かすことはなかった。後半開始早々の48分には、苦手とするセットプレーからビジャレアルに同点に追いつかれる。ジョバニの蹴った左コーナーキックを、バルトラのマークをかわしたムサッキオに頭でねじ込まれてしまったのだ。これにはピントも手に当てるのが精一杯だった(1-1)。 チャビ登場でリズムが劇的変化その後はジョバニ(51分)とアレクシス(53分)のエリア正面からのミドルシュートを挿みつつも、流れはさほど変わらず。ゲームの展開に大きな変化をもたらしたのは、ソングに代わってチャビ・エルナンデスが登場してからだった(61分)。中盤がチャビ、イニエスタ、ブスケツ構成となると、バルサのプレーはリズムが上昇。62分にはいきなり、アレクシスからのスルーパスに抜け出したセスクにGKと1対1の好機が訪れている(アセンホがコーナーに逃げる)。 セスク、アレクシス、ネイマール!そして67分、バルサの勝ちこしゴールが決まる。決めたのは、すっかり得点に目覚めたネイマールだ。セスク得意の浮き球スルーパスに反応したアレクシスが、オフサイドラインを破ってエリア深くへ侵入。胸(おなか)でボールを落とすと左のネイへと黄金のアシストをし、クラックがきっちりとそれを押し込んだ次第だ。セルティック戦でハットトリックを達成していたネイマールはこれで、今週だけで5得点。セットプレーも任され、チーム内での存在感を益々大きくしている。 81分にはイニエスタの正面からのボレーを、アセンホが横っ飛びでクリアして3-1ならず。バルサはその後も試合終了間際に数度、カウンターから好機を手にしているのだが、セルジ・ロベルトあるいはペドロが大事にいき過ぎ(ネイのハットトリックを狙った?)ゴールならず。アディショナルタイムにはネイ自身による強烈シュートがクロスバーに弾かれている。 こうして難敵ビジャレアルを2-1で下したバルセロナ。少し前にはパンプローナにてマドリーが引き分けていたため、彼らとの勝点差が再び5ポイントへと広がったのも嬉しい。 |