Liga Española
jornada 17

ペドロのハットトリックで大逆転!
カンペオンのリアクション。

Getafe FC Barcelona
2 5
22 de Diciembre - Dom 17:00 h
Coliseum Alfons Perez
: 8,000
Goles
Escudero (10)  
Lisandro (15)  
  Pedro (35)
  Pedro (42)
  Pedro (43)
  Cesc (68)
  Cesc (71pk)
Titular
Moya 【5】 Pinto
Valera 【5】 Dani Alves
Alexis 【5】 Pique
Lisandro 【6】 Mascherano
Escudero 【6】 Jordi Alba
Borja 【7】 Busquets
Mosquera 【6】 Sergi Roberto
Pedro Leon 【7】 Iniesta
Diego Castro 【7】 Cesc
Lafita 【6】 Alexis
Marica 【9】 Pedro
Cambios
Marica→ Colunga (60) Pedro→ 【5】 Tello (80)
Diego Castro→ Sarabia (71) Cesc→ 【5】 Song (85)
Lafita→ Gavilan (80) Busquets→ 【5】 Bartra (87)
Entrenadores
Luis Garcia 【6】 Gerardo Martino
Tarjetas
Mosquera (45) Alves (31)
Lisandro (69) Pique (54)
Borja (84) Busquets (86)
Alexis (85)  
Arbitro
Undiano Mallenco (navarro) 【4】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 3 4 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 4 9 Tiros a puerta 14 7 7
3 1 4 Ocasiones de Gol 9 4 5
4 3 7 Corners 1 0 1
0 0 0 Fueras de juegos 5 3 2
13 12 25 Faltas 7 3 4
38%   30% Posesion del Balon 70%   62%
Formacion

バルデス、チャビ、ドスサントス、メッシ、アフェライが負傷欠場。プジョルが招集外。ネイマールが出場停止。モントーヤ、バルトラ、ソング、テージョ、アドリアーノ、オイエル、ドングウがベンチスタート。限られた戦力の中で、予想どおりのスタメン。アルベスが怪我から復帰し先発フル出場。

交代はいずれも終盤で、まずはペドロからテージョ。続いてセスクがベンチへ下がり、ソングが登場。セルジ・ロベルトが偽9番へ移動した。最後はブスケツがお役御免となりバルトラが最終ラインへ。マスチェラーノがピボーテに。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Escudero (10)  
Lisandro (15)  
  Pedro (35)
  Pedro (42)
  Pedro (43)
  Cesc (68)
  Cesc (72pk)
Reporte

落とし穴に満ちた、ヘタフェとの2013年最終ゲーム。前半15分で2-0という暗雲漂う展開をひっくり返したのは、ペドロ・ロドリゲスとセスク・ファブレガスだった。フットボル神が降臨したペドロがハットトリックに要したのは、わずか8分(35-43分)のみ。メッシとネイマールが不在の簡単ではない状況でチームを逆転勝利に導いたペドリートはこれで、リーグにおける得点(10)ではすでにレオ(8)を抜いてのチームトップだ。グレート!

バルデス、チャビ、メッシ、ネイマールが各事情で欠場につき、先発メンバーに関してはヘラルド・マルティーノ監督にさほど選択肢はなかった。右ラテラルには怪我明けのダニ・アルベスが復帰し、9月14日のセビージャ戦以来となるジョルディ・アルバとのラテラルコンビを編成。セルジ・ロベルトがインテリオールに、セスクが偽9番に入った。両翼はアレクシスとペドロだ。

呆気なく2-0としたヘタフェ

バルサ戦なのに空席の目立ったコリセウム・アルフォンソ・ペレス。試合の序盤、タタチームの出来栄えは酷いものだった。ボール回しの精度は低く、ガツガツと当たってくるヘタフェの前に呆気なくボールを喪失。前節のビジャレアルと同様、4-5-1を採用した首都チームは簡単にボールを奪うとバルサ陣内に攻め入り、あっという間に2点のリードを手にしている。まずは10分、速攻からの先制点。この日は左サイドに入ったラフィタのヒールパスを受けたエスクデロが、ピケとアルベスを置き去りにしての単騎突破に成功。ピントとの1対1にも勝ち、あっさり先手を取った。

続いて15分、今度はセットプレーからの追加点。ペドロ・レオンの蹴ったコーナーキックを、マークをすり抜けたリサンドロがフリーでヘッド弾を叩き込んでいる。試合後のジョルディ・アルバ曰く、「気の緩みから2-0にされた」とのこと。今回はペドロ神が降臨したから事なきを得たものの、それは断じていけない。

ペドロ神、8分間でのハットトリック

この日、ペドロ・ロドリゲスの調子は極めて良かった。19分のセルジ・ロベルトのスルーパスを受けてのゴールはウンディアノ・マジェンコ主審による存在しないオフサイド判定によって無効とされたが、今のペドリートにそんなものはどうってことない。29分にマリカに1対1を許しかけ、32分にはペドロ・レオンのフリーキックが直接ゴールを襲った後の35分から、ドン・ペドロのゴールショーが始まるのだ。

ハットトリックの1つめは完璧なバセリーナだった。それまではほぼ消えていたセスクからの縦パスを受けたペドロは、GKモヤの位置を見て距離のあるループシュートをゴールへ。ボールは鋭く緩い弧を描き、GKの指先に弾かれつつもネットへと吸い込まれていった(35分)。

続いてはセルジ・ロベルトの決定機(38分。ダニのスルーパスにライン裏へ抜け出し1対1)を挿んだ42分。左サイドの張ってイニエスタからのパスを受けると、エリアへと切れ込み、強烈かつ正確なシュートをゴールへと突き刺している。

そして最後は43分、セスクからパスを受けたジョルディ・アルバのセンタリングがDFに当たってこぼれたところを、思い切りよく打ち込んで2-3。打てば入るといった様相のペドリートによる8分間での3得点により、バルサは前半のうちでの逆転に成功。意気揚々とロッカールームに引き上げた。

セスクが2点追加

さて後半。首尾よく2点差をひっくり返したバルサは、この勝機を逃すものかとゲームを支配していった。立ち上がりこそヘタフェに攻め込まれる場面もあったが、今度は序盤とは異なり、能動的にボール支配。カピタンマークを巻いたイニエスタを中心に、ブスケツ、セルジ・ロベルト、セスクらが効果的にパスを展開させ、程なくして勝負を決める4点目をゲットしている。

それは68分のことだ。右のペドロからのクロスを、逆サイドでフリーとなったセスク・ファブレガスが直接ねじ込んで2-4!さらには71分にはペドロがエリア内にて、反論の余地のないタックルを受けて転倒。手にしたペナルティキックをセスクがきっちり決めて2-5としたのだった。

ということで、幾つかの逆境を跳ね除け、これぞリーダーだというリアクションによって年内最終戦を白星で終えたバルセロナ。2013年に一度も譲らなかったリーガ首位を、2014年もキープし続けて戴冠となりますように。