Liga Española
jornada 37
引き分けながら、アトレティも勝てず命拾い。
優勝争いは最終節へもつれ込む。
Elche | FC Barcelona |
0 | 0 |
11 de Mayo - Dom 19:00 h Martinez Valero : 33,069 |
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Goles | |
Titular | |
Manu Herrera | 【4】 Pinto |
Damian Suarez | 【5】 Alves |
Lomban | 【5】 Bartra |
Pelegrin | 【5】 Mascherano |
Cisma | 【5】 Adriano |
Carles Gil | 【4】 Busquets |
Carlos Sanchez | 【4】 Cesc |
Ruben Perez | 【5】 Iniesta |
Javi Marquez | 【4】 Messi |
Rodrigues | 【6】 Alexis |
Coro | 【4】 Pedro |
Cambios | |
Javi Marquez→ Rivera (73) | Pedro→ 【4】 Tello (68) |
Carles Gil→ Boakye (77) | Cesc→ 【4】 Xavi (80) |
Coro→ Fidel (87) | |
Entrenadores | |
Fran Escriba | 【4】 Gerardo Martino |
Tarjetas | |
Pelegrin (28) | Alexis (50) |
Cisma (42) | Mascherano (60) |
Ruben Perez (64) | Pedro (62) |
Arbitro | |
Teixeira Vitienes (cantabro) 【5】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 1 | 3 | Tarjetas Amarillas | 3 | 3 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
3 | 3 | 6 | Tiros a puerta | 18 | 8 | 10 |
1 | 1 | 2 | Ocasiones de Gol | 5 | 2 | 3 |
2 | 0 | 2 | Corners | 11 | 4 | 7 |
1 | 1 | 2 | Fueras de juegos | 3 | 1 | 2 |
2 | 14 | 16 | Faltas | 15 | 8 | 7 |
39% | 39% | Posesion del Balon | 61% | 61% |
Formacion | |
バルデス、ピケ、プジョル、ネイマール、ドスサントス、ジョルディ・アルバが怪我で欠場。クエンカがベンチ外。モントーヤ、チャビ、ソング、アフェライ、テージョ、セルジ・ロベルト、オイエルがベンチスタート。調整の続いていたチャビが先発から外れ、セスクが4試合ぶり(コパ決勝以来)のスタメンとなった以外はいつもの顔ぶれ。 交代は2人。まずはペドロに代わってテージョが登場。残り10分となって、セスクに代えてチャビ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Reporte | |
リーガ優勝争いが、おかしな形で長引いている。タイトルを争う3チームが、最終盤に入ってからポイント取りこぼしの連続。エルチェと戦ったバルサは前節に続いてのエンパテ(0-0)に終わったものの、アトレチコ・マドリーが地元でマラガと引き分け(1-1)、レアル・マドリーがバライドスで散ったために(2-0)、タイトルの行方は最終節での直接対決へと持ち越されることとなったのだ。マラガGKのカバジェロさん、ありがとう。マドリーは優勝レースから脱落となった。 気持ちはあれど、好機は作れずカンプノウでヘタフェと引き分け、マルティーノ監督と選手たちがリーガ敗北宣言をしてから4日後。レアル・マドリーの予期せぬエンパテ(対バジャドリー、1-1)によって突如、自力逆転優勝の可能性が現れたバルセロナは、このエルチェ戦を“まず1つめのファイナル”として臨んだ。額には透明の必勝鉢巻きが巻かれていたことだろう。マルティネス・バレロでの選手たちの動きには、そんな気合が感じられた。 ただ残念なことに、今のチームには相手の守備陣形を崩すための連動性やらアイディアといったものがない。シュート数は試合を通じて18本と悪くはないが、決定機は多く見積もっても5つほど。数少ないチャンスの場面でも仕上げの精度を欠き、地元では5ヶ月間黒星がなく、かつその9試合で失点がわずかに2つのエルチェの堅守を崩すには至らなかった。 事前のニュースで伝えられていたようにチームの士気は高く、集中力も失われておらず、プレーの激しさはあった。やれることを全力でやっているのは伝わってきた。しかしクラックの才能×努力+集中力=魔法のプレーになるほどフットボルは甘くなく。残留に燃えるエルチェのGKマヌ・エレーラが当たっていたのも逆風だった。 この試合有数のチャンスの1つが、13分のイニエスタ弾だ。かのスタンフォード・ブリッジでの“イニエスタッソ”にそっくりな豪快ボレーだったが、今回はGKマヌの手とクロスバーに阻まれて得点とはならず。24分のメッシによる右から持ち込んでのシュートもマヌ正面。30分のメッシの強力ミドルもエルチェ選手に当たって枠を逸れている。33分、アレクシスのクロスに合わせたペドロのヘッドもポスト横へと流れた。 後半も変化なしチームプレーで崩すことが叶わないのであれば、クラックの個人技、あるいは飛び道具で何とかするしかないのだが、この日はそちらも振るわなかった。47分にはオフサイドを破ったメッシがGKマヌ・エレーラと1対1になるが、珍しいことに適切なシュートタイミングを見出すことができずにキャッチされてがっくり。84分のアドリアーノミサイルも、わずかに枠を捉えなかった。 バルセロナはボールを支配するもエルチェを慌てさせることが出来ず、後半途中から試合はオープンな展開になっていった。パンチ力こそなかったものの、ホームチームのカウンターによってバルサ守備陣がドタバタする場面は5回ほど。なかでも80分、単騎フリーだったロドリゲスが決定的シュートを吹かしていなければ、バルサのリーガは終了となっていただろう。 この時点でアトレチコは1-1。セルタがマドリーに2-0の知らせは♪♪♪であったが、シメオネチームが勝ちきる、あるいは敗れた場合のためにタタチームはきっちり勝っておくことが重要だった。しかし時間の経過と共に焦りの度合いを強めていくバルサに対し、エルチェは勝点1確保モードへと入っていく。欲すれど、届かず。幸いだったのはカルデロンでもマラガGKカバジェロが活躍を見せ、コルチョネロの勝利を阻んだことだ。 そうしてバルサとアトレチコは揃ってエンパテに終わり、勝負は次節、カンプノウ最終決戦へと持ち込まれた。今季6度目となる対決で、対シメオネチーム初勝利&戴冠なるか。今更スペクタクルは求めないので、いい具合に開き直って勝ってほしい。シュートが枠に飛び、クルトワの日となりませんように。
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