Liga Española
jornada 4

チームプレーヤー・メッシ!
リーガ開幕4試合連続 無失点勝利!

Levante UD FC Barcelona
0 5
21 de Septiembre - Dom 21:00 h
Ciutat de Valencia
: 22,177
Goles
  Neymar (34)
  Rakitic (44)
  Sandro (57)
  Pedro (64)
  Messi (77)
Titular
Jesus 【6】 Bravo
Pedro Lopez 【5】 Alves
Hector Rodas 【7】 Mascherano
Vyntra 【5】 Mathieu
Toño 【7】 Jordi Alba
Diop 【6】 Busquets
Simao 【8】 Rakitic
Morales 【7】 Iniesta
Camarasa 【6】 Pedro
Victor Casadesus 【9】 Messi
Barral 【7】 Neymar
Cambios
Morales→ Ivanschitz (58) Neymar→【7】 Sandro (50)
Diop→ Sissoko (61) Busquets→【6】 Xavi (62)
Barral→ Ruben Garcia (71) Iniesta→【5】 Sergi Roberto (71)
Entrenadores
Jose Luis Mendilibar 【7】 Luis Enrique
Tarjetas
Morales (39) Mascherano (37)
Vyntra (41TR) Busquets (43)
Arbitro
Jose Luis Gonzalez Gonzalez (castellano leones)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
1 0 1 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 2 7 Tiros a puerta 16 7 9
1 0 1 Ocasiones de Gol 9 4 5
2 1 3 Corners 7 0 7
0 1 1 Fueras de juegos 4 4 0
7 4 11 Faltas 11 5 6
24%   27% Posesion del Balon 73%   76%
Formacion

ベルマーレン、マシップ、そして直前で左足に違和感のラフィーニャが負傷欠場。スアレスは出場停止中。監督判断でバルトラ、アドリアーノが招集外。ドグラスがベンチ外。テル・ステーゲン、モントーヤ、ピケ、チャビ、ロベルト、サンドロ、ムニールがベンチスタート。

基本ラインはほぼ固まってきた感じで、エルチェ戦やアスレティック戦と同じ先発メンバー。前線はメッシ、ネイマール、ペドロとなった。アルベスの無闇なクロス供給はだいぶ減った。ジョルディ・アルバも積極的に攻撃参加。

交代の1人目は、直前に左足首にダメージを受けたネイマールを大事をとって休ませ、サンドロをピッチへ。続いては、ブスケツに代えてチャビの登場。ラキティッチがピボーテに下がった(時折チャビと入れ替わり)。最後はイニエスタをお役御免とし、セルジ・ロベルトに20分間のアピールチャンス。終盤、アルバが何らかのトラブルでマテューとポジション交代。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Neymar (34)
  Rakitic (44)
  Sandro (57)
  Pedro (64)
  Messi (77)
Reporte

ここまで無得点で未勝利と不振に喘ぐレバンテに、シウタ・デ・バレンシアにて0-5の完勝。先制点までは少々手こずり、ヒヤッとした場面もあったルーチョチームだったが、メッシとネイマールの連係によってリードを得てからは危なげなかった。40分にレバンテが10人になり、直後にラキティッチの追加点が決まったことで勝負あり。最終的にはマニータ祭りとなり、開幕4連勝でリーガの首位もがっちりキープした。

やや手こずった先制点

リーガ開幕からの3試合でまだ1ゴールもなく、勝点1で最下位に喘いでいるレバンテのメンディリバル監督が、バルサ対策として用意したのは自陣で守りを固めてからのカウンター戦術だった。なにぶん得点のないチームゆえ、破壊力のある攻撃とはいかないのだが、それでもチャンスは訪れるのがフットボル。最も危なかったのは15分、ラキティッチからの縦パスがカットされ、さらには右へのボールでマテュー(本日不安定)がぶち抜かれた場面だった。

あわや今季初失点のこのピンチは、ラキティッチ自身の全力疾走&気迫のスライディングによって、かろうじて阻止。自らがきっかけとはいえ、この後始末には思わず熱くなった。

一方でバルサは主にレバンテの右サイドから攻略を試みた。“与える者”となったレオ・メッシから裏へのスペースへと次々にパスが繰り出され、ネイマールジョルディ・アルバがそれを利用する形。仕上げ役となったバルサの11番は2度ほど(1つはマスチェの美技ロングパス)好機を決め損なっていただが、34分についに突破に成功し、先制のゴールをネットへと突き刺している。こちらは黄金コンビとなったレオのパスに、俊足で抜け出してものだった。

ビントラ退場、ラキティッチの猛烈ミドル

0-1としたことでバルサは楽になり、その後のコントロールはほぼ万全となる。試合の大きな分岐点となったのは、40分のビントラの退場だ。イニエスタのパスを受けたメッシがエリア内で引っ掛けられて転倒。ゴンサレス・ゴンサレス主審は迷うことなくペナルティスポットを指差し、さらにはビントラに赤いカードを提示している。

キッカーは勿論メッシ自身。しかしながらバルサの10番によるパワフルなシュートはネットを揺らすことなくゴール左横を通過し、シウタ・デ・バレンシアのファンと、マドリー出身GKヘススをホッとさせた。だがその安堵も、長くは続かない。その3分後、レバンテのクリアボールをエリア外から叩いたラキティッチのミドルシュートが、雨降るシウタ・デ・バレンシアの空気を切り裂きながらゴールへと突き刺さって0-2に。ルーチョバルサは安心の2点リードを手に、ロッカールームへと引き上げた。

後半も勢い止まらず3点加算

2点リードでかつ退場者も出たことで、勝負の行方はもう決まっていた。ただ、ヒヤリとしたのは再開直後、ペドロ・ロペスと折り重なって倒れたネイマールが、ピッチサイドでうずくまってしばし動かなかった場面だ。リカルド・プルーナ医師はグラウンドの逆サイドへと猛ダッシュで直行し、患部のチェック後、ネイマールに交代するよう説得。本人はまだプレーを続けたいようだったが、大事をとってベンチへと引き上げた。代わってピッチに立ったのが、3点目の主となるサンドロ・ラミレスだ。

57分、アシストをしたのはまたもやメッシだった。セルヒオ・ブスケツがボールを奪い返すや前方のメッシへとスルーパスを送り、10番はDFたちの意識を引きつけながら中央のサンドロへ向けて左足アウトサイドでちょこん。狙いを定めたカンテラーノは、インサイドのシュートを丁寧に押し込んでいる。

サンドロはさらにその7分後、ジョルディ・アルバとのかかとでの壁パスでも好機を演出。勢いに乗ったラテラルはエリア内へと切れ込み、折り返したボールをペドロが押し込んで0-4とした。ペドリートの待ちに待った今季の初ゴールだ。

そして最後に、マニータのイチゴを乗せたのはエースのメッシだ。GKヘススのまさかのスロー失敗を逃さずにボールを奪い、DFのマークも2度の切り返しで突破。仕上げには右足のバセリーナを枠内へと蹴り込んでいる。

ということでバルサは4試合連続無失点で開幕4連勝を飾るという歴史的な記録を達成。アトレティコ・マドリーとの勝点差を4に広げるとともに、白マドリーとの6ポイント差を維持し、がっちり首位をキープした。