Supercopa de Calalunya
Final

マシップ活躍でアピール。
ルイス・スアレスも再び好感触。

FC Barcelona RCD Espanyol
1 1
29 de Octubre - Mie 21:30 h
Estadi de Montilivi
: 5,110
Goles
Pique (15)  
  Arbilla (51)
Titular
Masip 【】 Pau Lopez
Adriano 【】 Arbilla
Bartra 【】 Raul Rodriguez
Pique 【】 Eric Bertrand
Jordi Alba 【】 Clerc
Samper 【】 Pol Llonch
Sergi Roberto 【】 Salva Sevilla
Rafinha 【】 Mattioni
Pedro 【】 Victor Alvarez
Munir 【】 Alex Fernandez
Luis Suarez 【】 Jairo
Cambios
Pique→ Ie 【】(46) Clerc→ Duarte (46)
Alba→ Montoya 【】(46) Pol Llonch→ Mamadou (46)
Pedro→ Adama 【】(46) Salva Sevilla→ Abraham (46)
Luis Suarez→ Sandro 【】(46) Mattioni→ Victor Sanchez (46)
Sergi Roberto→ Xavi 【】(61) Victor Alvarez→ Jordan (46)
Rafinha→ Rakitic 【】(61) Alex Fernandez→ Luque (46)
Adriano→ Grimaldo 【】(73) Jairo→ Hector Rodriguez (82)
Samper→ Halilovic 【】(76)  
Entrenadores
Luis Enrique 【】 Sergio Gonzalez
Tarjetas
Adama (65) Victor Alvarez (44)
  Raul Rodriguez (73)
Arbitro
Alfons Alvarez Izquierdo (catalan)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
      Tarjetas Amarillas      
      Tarjetas Rojas      
      Tiros a puerta      
      Ocasiones de Gol      
      Corners      
      Fueras de juegos      
      Faltas      
%   % Posesion del Balon %   %
Formacion

ドグラス、イニエスタが負傷欠場。メッシ、ネイマール、マスチェラーノ、ブスケツ、アルベス、ベルマーレン、マテュー、ブラボは監督判断で招集外。テル・ステーゲン、モントーヤ、ラキティッチ、チャビ、イエ、グリマルド、アダマ、サンドロがベンチスタート。

後半はがらりとメンバーが変わり、時間を経るたびにバルサB色が増していった。最終的には8人が交代となって、90分間プレーしたのはマシップ、バルトラ、ムニールの3人。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Pique (15)  
  Arbilla (51)
Reporte

モンティリビ(ジローナ)にて行われた第1回スーペルコパ・デ・カタルーニャは90分では決着がつかず(1-1)、PK戦の結果、4-2でエスパニョールを下したFCバルセロナが大会の初代王者に輝いた。コパ・カタルーニャ時代を含めれば8回目の優勝。試合は前半はバルサ、後半はエスパニョーラのペースで進んだ。バルサはピケのヘッドで先制に成功するも、そのまま勝負を終わらせるには至らず。後半早々にアルビジャに同点ゴールを決められると、終盤のピンチをマシップが凌いでPK戦へともつれ込んだ。一番の収穫はルイス・スアレスが試合勘を取り戻す新たな場となったことだ。

スアレスが好アピール

街のライバルであるエスパニョールとのデルビーには真剣に臨まなければならないと、ルイス・エンリケはこの試合にトップチーム選手たちで編成された11人を送り出した。バルサBで先発したのはムニールとサンペールのみで、残る9人は監督にアピールをしたいであろうエリート選手たち。どうやらエスパニョールの方が、リーガへと戦力を温存した感が強かったようだ。ということで、序盤はバルサペースで進み、プレーはほぼペリコ陣内で行われた

強い存在感を示したのはルイス・スアレスだ。8分にはセルジ・ロベルトの浮き球パスに反応してライン裏へと抜け出し、パンチのあるヘディングシュート。GKパウが横っ飛びセーブでCKへと逃れたことで得点にはならなかったが、最初の挨拶には十分だった。ウルグアイ人FWはさらにその7分後に大きな仕事をする。エリア内でパスを受けると鮮やかな切り返しで相手DFをかわし、ふんわりパスによって逆ポストのジェラール・ピケのヘッド弾をお膳立て。さすがの実力を示して見せた(15分、1-0)。

しかしその後、ルーチョチームはポゼッションをチャンスへと変えることが出来ず、ボールを回しては様子を窺うばかり。中央を固める相手を崩す有効な手立てを見つけられなかった。

前半のエスパニョールのチャンスは1度。ショートカウンターからビクトル・アルバレスにマシップと1対1の場面を作られたが、カンテラーノGKは冷静にシュートをキャッチしている。

アルビージャのゴラッソ、マシップのパラドン

ルイス・エンリケが4人、セルヒオ・ゴンサレスが6人の選手をハーフタイムで交代させた後半は、オープンな展開となった。エスパニョールが反撃に出たのも流れが変わった一因。ペリコは51分、アルビージャの大きく曲がるフリーキックが絶妙なコース(左角)に決まり、スコアを振り出しに戻す。これはゴラッソにつき、マシップに出来たことはほとんどなかろう。

バルサ監督は61分、セルジ・ロベルトとラフィーニャに代えてチャビとラキティッチをピッチに送り込む(イニエスタの負傷を受け、活躍が期待されるラフィーニャだったが、今回は昨季のリーガ最優秀若手賞の実力を発揮することは出来ず)。実績あるインテリオールの投入によってバルセロナにポゼッションは戻るのだが、試合は落ち着きのないまま終盤へと入っている。バルサの攻撃で存在感を出したのは弾丸アダマだった。

そしてゲーム終了間際(86分)、エスパニョールにビッグチャンスが到来する。ペリコはサイドを深く侵入すると、アブラアムが決勝ゴールかというボレーシュートを一閃。それを阻んだのが猫のようにジャンプしたマシップの右手で、若き守護神はその後のPK戦においてもアルビージャのシュートを止める活躍で勝利に貢献している。PK対決はチャビ、ハリロビッチ、グリマルド、ラキティッチがネットを揺らしたバルサが4-2で制し、トロフィーをカサへと持ち帰った。