Liga Española
jornada 10
内容が悪くツキもなく。
今季1つめの試練の時。
FC Barcelona | Celta de Vigo |
0 | 1 |
1 de Noviembre - Sab 20:00 h Camp Nou : 71,468 |
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Goles | |
Larrivey (55) | |
Titular | |
Bravo 【6】 | Sergio |
Alves 【4】 | Hugo Mallo |
Mascherano 【5】 | Cabral |
Mathieu 【5】 | Sergi Gomez |
Jordi Alba 【4】 | Jonny |
Busquets 【4】 | Radoja |
Rakitic 【4】 | Pablo Hernandez |
Rafinha 【5】 | Krohn Delhi |
Luis Suarez 【5】 | Orellana |
Messi 【5】 | Nolito |
Neymar 【5】 | Larrivey |
Cambios | |
Busquets→ Xavi 【5】(65) | Pablo Hernandez→ Borja Fernandez (68) |
Rafinha→ Pedro 【5】(65) | Larrivey→ Charles (75) |
Nolito→ Madinda (88) | |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【4】 | Eduardo Berizzo |
Tarjetas | |
Pedro (90+3) | Pablo Hernandez (13) |
Sergi Gomez (72) | |
Arbitro | |
Iñaki Bikandi Garrido (vasco) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 2 | 1 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
8 | 10 | 18 | Tiros a puerta | 9 | 5 | 4 |
5 | 4 | 9 | Ocasiones de Gol | 3 | 2 | 1 |
3 | 6 | 9 | Corners | 5 | 2 | 3 |
2 | 0 | 2 | Fueras de juegos | 2 | 1 | 1 |
6 | 4 | 10 | Faltas | 29 | 12 | 17 |
59% | 61% | Posesion del Balon | % | 41% |
Formacion | |
イニエスタが負傷欠場。モントーヤ、ピケ、ベルマーレン、マシップ、ドグラスは監督判断で招集外。テル・ステーゲン、チャビ、ペドロ、バルトラ、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、ムニールがベンチスタート。 イニエスタの負傷を受け、新鮮な中盤トリオ。ラキティッチとラフィーニャの“ドブレR”がインテリオールでコンビを組んだ。セントラルはマスチェとマテューの“MMコンビ”。前線はルイス・スアレスがカンプノウデビューとなった。 1点をリードされた後半、2枚同時交代で戦局の打開を図る。ラフィーニャとブスケツがベンチへと退き、チャビとペドロがピッチに入る思い切った采配。スアレスが中央に入り、メッシがやや下がり目となり、マスチェラーノが前に出て、と相手エリアを囲んでいったが上手くいかず。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Larrivey (55) | |
Reporte | |
マドリー戦での敗北から1週間。良いフットボルをして仕切り直しとしたかったセルタ戦はしかし、反撃開始の狼煙は湿気り、ツキにも見放されてのショッキングな負け試合(0-1)となった。リーガでは2008/09シーズンの第36-37節以来という連敗を喫した上に、チーム状況もすでに優勝を決めてチャンピオンズ決勝だけに集中していた当時とは雲泥の差。やること為すこと上手くいかず、今後への期待よりも不安の方がだいぶ大きい、そのような秋となっている。 攻守両方で半端にエドゥアルド・ベリッソ監督に率いられたセルタ・デ・ビーゴは今季まだフエラで敗北がなく、前線からのプレッシングによって好成績(6位)を出しているチームに、マドリーに完敗して手負いとなったバルサがどんなリアクションを示してくれるか、にこの夜の注目は集まっていた。なんでもバルサは、リーガではカンプノウでネットを揺らし続けていて、無得点に終わったのは2011年10月のセビージャ戦(0-0。ハビ・バラスが全部止めた)が最後だという。さらにセルタは1942年からバルサの本拠地で勝ってないとのデータもあって、今回もなんだかんだで勝点3を加えるだろうとの楽観もあった。 しかし、2014年11月1日のバルセロナは残念なことになっていた。クラシコ敗北の主要因となった中盤を再構築するべく、ラキティッチとラフィーニャという運動量のある2人をインテリオールで起用したルイス・エンリケだったが、反面彼らではゲームの組み立てに難があり。メッシ、ネイマール、スアレス(カンプノウ初公式戦)の強力トリデンテに良い形でボールを送ることが出来ず、連動で崩せない結果、攻撃はクラックたちの個人突破に委ねられた。 かといって守備がしっかり機能したわけでもなく、攻撃がフィニッシュする手前でボールを奪われては、ずるずると後退して最後にマスチェラーノとマテューがどうにか食い止める、の連続。ボールを失った直後の圧力が、簡単にくぐり抜けられるのがルーチョチームの現状だ。 決定的チャンスも決めきれないこのセルタ戦、ルーチョバルサに勝機がなかったわけではない。ほんの少し良い方へとずれていれば、3-0か4-0あたりで勝っていたかもしれない変な試合。良いリズムもダイナミズムもコンビネーションもなかったバルサだが、好機は幾つかあった。無得点に終わったのはGKセルヒオが当たっていたのと、バルサ攻撃陣にツキがなかったのが大きい。攻撃はトリデンテ頼みとはいえ、ずば抜けた能力を持つ3人なので時折はきらめくプレーを繰り出せた。最初のチャンスは11分、クロスバーに弾かれたネイマールのロスカだった。 さらに30分にはネイマールとの連係からメッシが決定的シュートを放つも、GKセルヒオの手に阻まれてゴールとならず。32分のレオによる今度こそのシュートもまた、ジョニーのスライディングとクロスバーによって阻止されてカンプノウは仰け反った。 セルヒオはさらに42分と43分にも、スアレスとネイマールのシュートを防ぐ活躍。これだけ好機を逃すとロクなことがないのはスポーツではよくパターンで、好機はあっても内容が悪いことはカンプノウのファンたちも気付いていたのだが、なにせセルタは何十年もここで勝ててない。バルセロニスタにはまだ余裕があった。 好機を逃し、先制を許すハーフタイム後、バルサはまたもや決定的チャンスを逃した。ジョルディ・アルバからのどうぞ、というセンタリングを中央のネイマールが吹かして失敗(47分)。さらにその直後(55分)、GKセルヒオからのロングボールをきっかけに、前線でノリートに粘られ(3人で囲んでも防げず)、ラリベイに先制弾を決められてしまうのだから始末が悪かった。ルーチョの元教え子、巧みなヒールパスアシストで師匠のチームに恩返し。 攻撃的3バック中盤でゲームを作れない自チームを目にしたルイス・エンリケは、チャビ・エルナンデスの力を借りることでの状況の打開を決意する。65分、ブスケツとラフィーニャがベンチへと退き、チャビとペドロがピッチへ。持てる戦力は活用すれば良いのだが、新たなバルサの形が見えてこないのが厳しい。これによってメッシが下がり目の位置となって、よりプレー作りに参加。闘神マスチェラーノをピボーテとし、最終ラインはアルベス、マテュー、アルバの3枚となった。思い切った采配。ペドロが右、スアレス中央はこれからも使えそうだった。 その後はバルサが相手エリアを包囲し、セルタは守備への意識を強めつつカウンターの機会をうかがい、、、、という展開。ノリートのシュートをブラボが阻止したり、レオ・メッシのフリーキックがポストの角を叩いたり、ルイス・スアレスのシュートをGKセルヒオがコーナーに逃げたり、途中出場チャルレスの好機をクラウディオ・ブラボが防いだりしつつも、スコアは動くことなく試合終了のホイッスルが吹かれている。 レオ・メッシの新記録達成やスアレスの地元デビューなど事前の期待感は高かったセルタ戦はこうして、山積する課題に呆然となりそうな敗北で終了。中盤はいった移動するのが良いのだろうか。訪れたシーズン1つめのクライシスをチーム一丸となって乗り切ることが求められるが、魔の11月になりはしないかと不安が強い。ガッツだぜ、ルーチョ。
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