Champions League
jornada 5
メッシ2試合連続ハットトリック!
ラウールのCL最多得点記録も一気に更新。
APOEL Nicosia | FC Barcelona |
0 | 4 |
25 de Noviembre - Mar 20:45 h Neo GSP Stadium : 22,000 |
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Goles | |
Luis Suarez (27) | |
Messi (38) | |
Messi (57) | |
Messi (87) | |
Titular | |
Pardo | 【7】 Ter Stegen |
Antoniades | 【6】 Alves |
Guilherme | 【7】 Pique |
Carlao | 【7】 Bartra |
Mario Sergio | 【7】 Jordi Alba |
Gomes | 【8】 Mascherano |
Vinicius | 【7】 Rakitic |
Morais | 【6】 Rafinha |
Aloneftis | 【9】 Messi |
Sheridan | 【8】 Luis Suarez |
Manduca | 【6】 Pedro |
Cambios | |
Aloneftis→ Efrem (46) | Jordi Alba→【6】 Adriano (62) |
Manduca→ De Vincenti (63) | Rakitic→【7】 Xavi (62) |
Vinicius→ Djebbour (73) | Luis Suarez→【6】 Busquets (76) |
Entrenadores | |
Donis | 【7】 Luis Enrique |
Tarjetas | |
Carlao (30) | Alves (33) |
Guilherme (53) | Rafinha (35) |
Guilherme (83DA) | Rafinha (70DA) |
Arbitro | |
Gianluca Rocchi (italia) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 3 | 1 | 2 |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Rojas | 1 | 1 | 0 |
1 | 2 | 3 | Tiros a puerta | 20 | 9 | 11 |
0 | 1 | 1 | Ocasiones de Gol | 11 | 4 | 7 |
0 | 0 | 0 | Corners | 7 | 3 | 4 |
2 | 1 | 3 | Fueras de juegos | 2 | 1 | 1 |
3 | 13 | 16 | Faltas | 5 | 1 | 4 |
26% | 26% | Posesion del Balon | 74% | 74% |
Formacion | |
イニエスタ、ベルマーレンが負傷欠場。モントーヤ、ドグラス、セルジ・ロベルト、マシップがベンチ外。ブスケツ、チャビ、ネイマール、ブラボ、アドリアーノ、マテュー、ムニールがベンチスタート。 思ったよりもメンバーを入れ替え。一番の特徴はやはり中盤。組み立てが悪いと評判の悪かったラキティッチ&ラフィーニャを再び起用するとともに、ピボーテにはマスチェラーノを配置した。前線ではネイマールを温存し、スアレスが中央。 交代はまず2枚替え。ラキティッチとジョルディ・アルバがベンチへと退いて、チャビとアドリアーノが登場となった(カピタンマークはメッシのまま)。70分にラフィーニャが退場となった後は、ルイス・スアレスを下げてブスケツをピッチへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Luis Suarez (27) | |
Messi (38) | |
Messi (57) | |
Messi (87) | |
Reporte | |
メッシがまたまたハットトリックで偉大な記録を更新し、ルイス・スアレスがバルサ初得点を決め、チーム全体としての雰囲気も良くなっていてと満足の試合。9番の得点は相手のプランを破る先制点だったことが価値を高め、さらにはカーニョからのゴラッソだったのもすばらしい。10番の3得点はもはや笑うしかないレベルで、狙ってやれてしまうところが規格外だ。バルサはこの勝利によって2週間後のPSG戦にてグループ首位に返り咲く可能性を残した。沈んでいたチーム周りの空気がいつの間にやら賑やかになっているのも嬉し。 スアレスにバルサ初得点チーム力は格下のAPOELが相手とはいえ、チャビだけでなくブスケツやネイマールも休ませてきたルイス・エンリケの先発メンバー(中盤が未知のマスチェラーノ、ラキティッチ、ラフィーニャ)を見て、正直多少の不安はあった。この3人でボールは上手く前へと配り届けられていくのか。結論から先に言えば、その心配は無用だった。バルサをとっても警戒していたAPOELへと精力的に圧力をかけ、立ち上がりからゲームを完全支配。バスを並べた守備をこじ開けるのは少々手こずったものの、前半の試合運びは特に全く危なげがなかった。 先制点は待望のスアレス弾だ。メッシ(3分)、スアレス(17分、メッシの右突破から)、ジョルディ・アルバ(21分、メッシの斜めパス!)がそれぞれに元バルセロニスタGKウルコを脅かした後の27分、スアレスはアルバからの縦パスをエリアの左角にてゴールを背にして受けると見せつつ鮮やかに鋭く反転。背負っていたDFを“カーニョ”(股抜き)によってかわすと、出てきたウルコを柔らかタッチの狙い定めた左足シュートにて攻略し、逆ポストのネットを揺らしている。嬉しい嬉しいバルサ初ゴールは、これぞスアレス!という技ありゴラッソだった。 メッシ、メッシ、テル・ステーゲン!守備が最大の売りのチームから先制してしまえば、あとはこちらのもの。チームルーチョはその後もキプロスチームへの襲撃を止めることなく、勝負を決めにいった。追加点は38分、決めたのはリーガで大記録を樹立し乗ってる大エースメッシだ。ラフィーニャのエリア外からの強力シュートを、右足でわずかにコースを変えた巧みなゴール。よくもまあ、あんなボールをいとも簡単に枠に入れるもんだと思う。 後半も試合展開に大きな変化はなかった。少し変わったのはAPOELが前がかりとなってスペースが得られたことだ。52分にはカウンターからペドロに決定機が訪れるも、彼のシュートは今回もポストをかすめるように通過。ペドロの“呪い”が解けるのはいつの日か。 ダメ押しとなる3点目が決まったのは57分だ。ゴールの主はまたまたメッシ。ダニ・アルベスからのスルーパスに合わせてライン裏へと抜け出すと、右足のミニバセリーナでGKウルコを破るという、こちらも卓越した能力を見せての得点だった。力みのないシュートが次々に決まりだすと、ああメッシの調子が上がってきたぞと実感する。 65分に高い集中力をアピールしたのはテル・ステーゲンだ。この試合で唯一可能性のあったAPOELの攻撃。バルサは速攻を許し、途中出場のデ・ビンチェンティがエリア内からシュートを放つのだが、テル・ステーゲンはその右腕によって、地元ファンが「負けたけどバルサから1点取ったぜ」と酒の肴を得る機会を阻んだ。ちなみに足元にも定評のあるステーゲンのパス成功数は、APOELのどの選手よりも多かったらしい。ミスター、どうかリーガでも彼を使って。 ラウールの記録を3ゴール更新3点のリードを手にしたことで、ルイス・エンリケはラキティッチとジョルディ・アルバをベンチに下げ、チャビとアドリアーノをピッチに送り出している。カピタンをここで使ったのは、彼のチャンピオンズ出場記録を伸ばしていく意味もあったか。70分にラフィーニャが2枚目のイエローで退場となった後は、ルイス・スアレスをお役御免としてブスケツを入れる堅い采配。インテリオールとなったマスチェラーノが珍しく相手エリア内にいる場面もあり、バルサ初ゴールを密かに期待したが残念ながら実現しなかった^^ 代わりに、ではないが、メッシによる締めのゴールはそのエリア内マスチェの斜めパスを経由して生まれた。ヘフェシートによるこのパスにはメッシはオフサイドポジションだったために敢えて反応せず、ペドロが折り返すと見るや無人のゴールに悠々押し込んでハットトリックの完成(87分、0-4)。しかも全部右足なんていうオマケ付きだ。 これにてメッシのチャンピオンズ通算得点は74となり、ラウールの大会記録(71)を一気に3つ更新している。わずか3日間で2つの大記録を更新するあたり、どれだけ稀有な星の下に生まれた人かと改めて感嘆する。年内はこのままメッシ祭りが続いていきそうな。
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