Champions League
jornada 6
南米トリデンテ揃いぶみ!
初3-4-3でパリにリベンジ。
FC Barcelona | Paris Saint-Germain |
3 | 1 |
10 de Diciembre - Mie 20:45 h Camp Nou : 82,570 |
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Goles | |
Ibrahimovic (15) | |
Messi (19) | |
Neymar (41) | |
Suarez (77) | |
Titular | |
Ter Stegen 【6】 | Sirigu |
Bartra 【7】 | Van der Wiel |
Pique 【6】 | Thiago Silva |
Mathieu 【5】 | David Luiz |
Mascherano 【7】 | Maxwell |
Busquets 【6】 | Motta |
Pedro 【6】 | Verratti |
Iniesta 【5】 | Matuidi |
Messi 【8】 | Lucas Moura |
Luis Suarez 【8】 | Cavani |
Neymar 【8】 | Ibrahimovic |
Cambios | |
Pedro→ Rakitic 【6】(68) | Verratti→ Pastore (62) |
Iniesta→ Xavi 【7】(73) | Matuidi→ Lavezzi (75) |
Bartra→ Adriano 【sc】(92) | |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【5】 | Laurent Blanc |
Tarjetas | |
Cavani (57) | |
Arbitro | |
Martin Atkinson (ingles) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Amarillas | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 4 | 11 | Tiros a puerta | 10 | 7 | 3 |
3 | 2 | 5 | Ocasiones de Gol | 4 | 1 | 3 |
1 | 2 | 3 | Corners | 3 | 3 | 0 |
0 | 1 | 1 | Fueras de juegos | 3 | 1 | 2 |
8 | 4 | 12 | Faltas | 12 | 9 | 3 |
61% | 59% | Posesion del Balon | 41% | 39% |
Formacion | |
ベルマーレンが負傷欠場。アルベス、ラフィーニャが出場停止。モントーヤ、ドグラス、マシップは監督判断で招集外。ラキティッチ、チャビ、ブラボ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、ムニールがベンチスタート。 右ラテラルのレギュラー、ダニ・アルベスが出場停止の状況で、ルイス・エンリケが賭けたのはセントラルを3枚並べた3バック。マスチェラーノがその前に位置取り、ペドロがカリレーロで起用された。インテリオールはブスケツとイニエスタ。メッシは自由に動き回り、攻撃時はペドロが前線に顔を出して右翼となる。守備時はペドロが右、ネイマールが左のスペースをカバー。 最初の交代はお疲れのペドロに代えてラキティッチで、マスチェラーノがセントラルに下がり4バックに。バルトラは右ラテラルとなった。続いてイニエスタをお役御免としてチャビ主将登場。そして最後はバルトラが拍手とともにベンチへ退き、アドリアーノがピッチへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Ibrahimovic (15) | |
Messi (19) | |
Neymar (41) | |
Suarez (77) | |
Reporte | |
チャンピオンズ・グループFの首位になる目標を、逆転勝利(3-1)にて達成。イブラヒモビッチに早々に先制を許しながらも、すぐさまメッシ弾で追いついてネイマール弾で逆転すると、後半のスアレス弾によってダメを押しての勝利だった。いきなりこの大一番にて採用した3バックはさすがに守備面で不安定で、何度もPSGの攻め上がりを許したものの、最後の踏ん張りとクラックたちの決定力によって相手チームを凌駕。簡単な試合ではなかったが、強豪チームに勝って上昇ムードを継続させられたのは大きい。 サプライズは3バック右ラテラルのレギュラーであるダニ・アルベスが出場停止となったことで、試合前には誰がその穴を埋めるのか、に大きな関心が集まった。前日会見でのルイス・エンリケは「サプライズ要素となりえる」と含みを持たせていたが、ふたを開けてみるとバルトラ、ピケ、マテューの3バックが監督の回答。一度も試していないシステムをいきなりこのPSG戦でぶつけることはないだろう、との読みは見事に外れた。 3バックの前にはマスチェラーノがピボーテとして配置され、ブスケツはその少し前でインテリオール気味。ペドロがカリレーロとなって上下に走り回り、守備時はラテラル、攻撃時はエストレーモとして汗をかいた。これをみると、ルーチョがファン・クアドラードにこだわった理由も分かるような。前線ではメッシは自由に動き、ネイマールは左サイドの守備も担当していたが、こちらはさすがに厳しそうだった。イニエスタはちょっと孤立。何人DFであろうと、守備がイマイチだったのには変わりはない。 あっさりイブラ弾でリードを許すそんなぶっつけ3バックなので、ルーチョチームの守備は不安定だった。ポゼッションはしてもプレーまでしっかりとコントロールするには至らず、ボールは自陣と敵陣を行ったり来たり。ノーガードとまではいかないものの、殴り合いに近いものはあった。うちの前線はすごいんだから、そっちで解決しちゃおうゼというところ。実際メッシ、ネイマール、スアレスにはその破壊力がある。 以前の退屈だといわれた最強ペップバルサとは異なり、現在のルーチョバルサの試合運びにはスリリングさがある。序盤で相手チームにリードを許すのは日曜日のエスパニョール戦と同じ。バルサはボールを失うたびに大小のピンチを迎え、そのうちの1つを仕留められたのがイブラヒモビッチの先制弾だ。右サイドのルーカス・モウラからのボールをエリア内のマトゥイディが落とし、最後はイブラが勢い良く蹴り込んで0-1としている(15分)。目標としていたチームでの守備が、なかなか上手く機能しない。 クラックたちの決定力だがバルセロナの反撃は早かった。同点弾のきっかけは、失点の場面ではズラタンをフリーにしてしまったマスチェラーノのロングボールだった。0-1からわずか4分後、ヘフェシートによる縦パスがPSGのエリア内へと送り込まれる。これにルイス・スアレスが追いつき、ライン際から折り返したボールを右ポスト前でフリーとなったメッシが押し込んで同点!(19分)。レオはまたまたCL得点記録を伸ばし、前夜縮小されたCR7との差をまた元に戻した。 1-1となったことでバルサは落ち着きを得たものの、試合はそう簡単には進まなかった。F組で首位となるためには引き分けで上等のPSGは守備をしっかりと固めつつ、チャンスが訪れるとカウンターを発動。30分頃には2つ立て続けに決定機を作り出しており、とりわけマトゥイディの左からのセンタリングにモウラが飛び込んだ場面(29分)では、外してくれて助かったと言うしかない。30分のカバーニのシュートは、テル・ステーゲンががっちりキャッチしている。 そんな危ういホームチームの状況を変えたのが、クラック・ネイマールのゴラッソだ。イニエスタからのボールを受け、グラウンド中央付近からドリブルを開始した11番の長距離ロスカが、突然GKシリグを強襲。そのままゴール右隅に突き刺さるのだから、GKとしてはどうしようもないだろう。ネイマールに余裕をもって前を向かせたら、こういう事が起こるぞという証明(41分)。 4バックに戻し、、スアレス弾でダメ押し1点リードでハーフタイムを迎えられたことは、バルサにとって大きかった。しかし後半となっても守備は相変わらず不安定で、優位に試合を進めるのには程遠く。特に穴となっていたのはマテューが担当していた左サイドのスペースだ。ネイマールがカリレーロでない以上、マテューが引っ張り出されることで中央が手薄となる。52分のピンチもそこを突かれており、モウラ、カバーニ、マトゥイディによるエリア内至近距離シュート×3をマルク・バルトラがことごとく弾いていなければ、事は違っていたかもしれない。プレーに気迫のあるバルトラは、もっとたくさん使ってほしい選手。 PSGにビシバシとシュートを許していたバルサが、後半ようやく最初のシュートを放ったのは確か、70分を過ぎたあたりだった。ルイス・エンリケは不安定な3バックからいつもの4バックへと戻す決断をし、ペドロに代えてラキティッチを(68分)、イニエスタに代えてチャビをピッチへ送り出す(73分)。それにしたがってマスチェラーノがセントラルに下がり、バルトラは右ラテラルにスライド。これでホームチームは中盤が幾分安定し、ルイス・スアレスによるダメ押しゴールへとつながっていくことになる。 スアレスのカンプノウ初得点も流れの中からの良いゴールだった。エリア中央でスアレスが一旦ポストとなってチャビがパスを捌き、左のネイマールが思い切り良くシュート。これはGKシリグに阻まれたものの、こぼれ球に備えてきっちり詰めていたスアレスが、無人のゴールにボールを押し込み3-1としている(77分)。これぞゴレアドールの嗅覚による得点(メッシもまた詰めていた)。そして待望のメッシ、ネイマール、スアレスによる揃いぶみがついに実現した瞬間だった。 その後はPSGにこれといった反撃をされることもなく、そのまま3-1でゲーム終了。初黒星を付けられたパリチームに今度は初黒星のお返しができ、トリデンテの3得点によってF組首位奪取と結果は上々だったが、守備時のバランスの悪さが再び課題として提示された試合でもあった。なにはともあれ、よく戦った選手たちに拍手。そして来週の1/8ファイナル組み合わせ抽選会を待つ。
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