Copa del Rey
1/8 final, vuelta
出番少ない組もきっちり快勝。
若者たちがアピール。
Elche CF | FC Barcelona |
0 | 4 |
15 de Enero - Jue 22:00 h Martinez Valero : 13,446 |
|
Goles | |
Mathieu (21) | |
Sergi Roberto (40) | |
Pedro (43pk) | |
Adriano (90+2) | |
Titular | |
Manu Herrera | 【7】 Ter Stegen |
Peral | 【6】 Montoya |
Lomban | 【7】 Bartra |
Pelegrin | 【7】 Mathieu |
Edu Albacar | 【6】 Adriano |
Galvez | 【7】 Gumbau |
Pasalic | 【7】 Rafinha |
Coro | 【7】 Sergi Roberto |
Alvaro | 【7】 Adama |
Fragapane | 【5】 Munir |
C. Herrera | 【6】 Pedro |
Cambios | |
Pasalic→ Adrian (62) | Montoya→【6】 Douglas (62) |
Galvez→ Enzo Roco (78) | Adama→【6】 Halilovic (62) |
Pelegrin→ Fajn (80) | |
Entrenadores | |
Fran Escriba | 【6】 Luis Enrique |
Tarjetas | |
Albacar (20) | Adriano (64) |
Peral (29) | |
Arbitro | |
Santiago Jaime Latre (aragones) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 0 | 2 | Tarjetas Amarillas | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
3 | 4 | 7 | Tiros a puerta | 15 | 9 | 6 |
1 | 1 | 2 | Ocasiones de Gol | 7 | 3 | 4 |
1 | 1 | 2 | Corners | 7 | 6 | 1 |
1 | 0 | 1 | Fueras de juegos | 3 | 2 | 1 |
7 | 4 | 11 | Faltas | 10 | 5 | 5 |
33% | 33% | Posesion del Balon | 67% | 67% |
Formacion | |
チャビ、ネイマール、ベルマーレンが負傷欠場。監督判断でブラボ、アルベス、アルバ、マスチェラーノ、ブスケツ、イニエスタ、メッシ、ルイス・スアレスが招集外。ピケ、ラキティッチ、ドグラス、マシップ、ハリロビッチ、エドガル・イエ、ディアニュがベンチスタート。 よく見る選手たちは揃って温存。出場機会の少ない選手たちとB選手による先発イレブンとなった(週末のアトレティコ戦からは全員入れ替え)。GKはマシップではなくテル・ステーゲン。怪我明けのマテューは3試合ぶりの出場。最も意外だったのはピボーテのグンバウで公式戦トップデビュー。前線は中央にムニールが、右サイドにアダマが入った。ボール保持時はセントラルが開き、その間にグンバウが入る形。 交代は2人のみで、62分に同時に。モントーヤとアダマがベンチへと退き、ドグラスとハリロビッチの登場となった。ハリロビッチもまたこれが公式戦でのトップデビュー。両インテリオールとムニール、ペドロはしばしば位置交換。 |
|
Titular | Final |
Goles | |
Mathieu (21) | |
Sergi Roberto (40) | |
Pedro (43pk) | |
Adriano (90+2) | |
Reporte | |
出場時間の少ない選手たちがきっちりとやるべき仕事を果たし、危なげなくエルチェを下した試合。第1戦を大勝しているコパでの第2戦、しかも数日前のリーガでは大一番を戦った後では緩んだゲームも見られがちだが、今回マルティネス・バレロのピッチに立った選手たちにそういった心配は無用だった。4得点のうち3つは、マテュー、セルジ・ロベルト、アドリアーノといった珍しい選手によるもので、なんとなく得をした気分。バルサBの若者たちも存在感を出し、良い夜となった。そして次はアトレティコ・マドリーとの対決。リーガとはまた違った戦いが見れるか。 先発全員入れ替え1週間前のイダを5-0で完勝していたルーチョバルサは、週末のアトレティコ戦から先発メンバーを全員入れ替えてこのブエルタに臨んだ。メッシを始めとする出番の多い選手たちはごっそりとバルセロナに残り、日曜に先発した選手で遠征に参加したのはピケとラキティッチの2人のみ。その彼らもゲームに出ることはなく、ベンチから試合を見守っている。スタメンで“重鎮”と呼べるのはペドロだけで、カピタンマークもその彼が担当した。 先発イレブンで一番意外だったのはピボーテに起用されたジェラール・グンバウ(ガンバウ)だ。ジローナ出身のセントロカンピスタはここまで親善試合でのトップ招集もなく、これが本当のトップデビュー。右エストレーモに起用されたアダマ・トラオレも、爆発力あるドリブルで存在感を放っていた。自分の長所をアピールしてやるぞ、との意気込みがとても感じられるのが良い。 マテューミサイルが炸裂バルサペースで進んでいた試合が動いたのは、背番号が判別しにくい蛍光オレンジのセカンドユニフォームにも慣れてきたかな、、という20分のことだった。アダマが倒されて得た少し距離のある直接フリーキックを、なんとジェレミー・マテューがどかんと叩き込んで見せたのだ。巨漢セントラルの左足で蹴られたそのボールは勢いを失うことなく、絶妙な曲線を描きGKマヌ・エレーラの手から逃げるようにしてゴール右端へ。それはまるでレオ・メッシのごときシュートで、マテューがこんな武器を持っていたのかと驚いた。祝、バルサ初得点(0-1)。 これで合計スコアが6-0となり、奇跡の逆転勝ち抜けには7点が必要となったエルチェに、いろいろな意味でリアクションを起こす力はなかった。バルサは急造の中盤ながらも問題を起こすことなくゲームをコントロール。40分にはラフィーニャ(非常に活き活き)とインテリオールでペアを組んだセルジ・ロベルトによるミドルシュートがエルチェのゴールネットを揺らしている。こちらもエリア外からの豪快な左足弾で、とても気持ちの好いゴールだった。 さらに43分にはカピタンのアルバカルがエリア内でムニールを倒し、ハイメ・ラトレ主審は迷うことなくペナルティキックを宣告。カピタンペドロがこれを確実に沈め、3点目のゴールとした。 ハリロビッチも公式戦デビュー後半も基本的にはバルセロナのペースで進んでいく。ハーフタイム後の最初のチャンスは48分、セルジ・ロベルトによる右への展開からGKと1対1になったアダマのシュートが枠を外れた場面。詰めたペドロの足もわずかに間に合わなかった。 後半序盤のエルチェには、やられっぱなしでは終わりたくないとの意思が感じられた。彼らがゴールに迫ったのは54分。フラガパネのセンタリングにアルバカルが飛び込んだのだが、彼の足はあと一歩ボールに届かずにテル・ステーゲンの前を通過している。テル・ステーゲンは随所で高度なパス能力を披露。とてもバルサ的なGKだと証明している。 ルイス・エンリケはそしてドグラスとハリロビッチにも出場機会を与えることを決断。2人は62分、モントーヤ、アダマ・トラオレと交代でピッチに入っている。そういえば後半立ち上がりには、モントーヤによるポストをかすめるシュートもあった。背番号30を背負ったアレン・ハリロビッチにとってはこれが公式戦でのトップデビュー。かつてのメッシと同じ右サイドでプレーし、左足シュートによってポストを叩く場面もあった。 ギアの落ちた試合でケーキに最後のイチゴを乗せたのはブラジル人ラテラルたちだった。中央にいたペドロからのボールを受けたドグラスが良質のセンタリングを送り、ニアへと走りこんだアドリアーノが頭で押し込んで0-4。獲得を疑問視されているドグラスには嬉しいアシストだろう。 ということで合計スコア8-0でエルチェを下したバルセロナが問題なく1/4ファイナルへと進出。レアル・マドリーを2-4で下したアトレティコ(トーレスがベルナベウで2得点!)と準決勝の切符をかけて戦うこととなった。リーガとはまた違った物語になりそうで楽しみ。
|