Liga Española
jornada 19
リアソールの王メッシ3得点!
久々に敵地で勝った。
Deportivo de La Coruña | FC Barcelona |
0 | 4 |
18 de Enero - Dom 19:00 h Riazor : 25,173 |
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Goles | |
Messi (10) | |
Messi (33) | |
Messi (62) | |
Sidnei (83pp) | |
Titular | |
Fabricio | 【8】 Bravo |
Juanfran | 【6】 Alves |
Sidnei | 【6】 Pique |
Lopo | 【6】 Mascherano |
Luisinho | 【7】 Jordi Alba |
Alex Bergantiños | 【5】 Busquets |
Juan Dominguez | 【8】 Rakitic |
Medunjanin | 【6】 Iniesta |
Cuenca | 【9】 Messi |
Cavaleiro | 【5】 Luis Suarez |
Oriol Riera | 【7】 Neymar |
Cambios | |
Cavaleiro→ Jose Rodriguez (46) | Busquets→【6】 Bartra (66) |
Oriol Riera→ Toche (63) | Iniesta→【6】 Rafinha (66) |
Medunjanin→ Lucas Perez (78) | Neymar→【5】 Pedro (70) |
Entrenadores | |
Victor Fernandez | 【6】 Luis Enrique |
Tarjetas | |
Oriol Riera (59) | Bartra (68) |
Toche (64) | Alves (78) |
Arbitro | |
Martinez Muniera (valenciano) 【7】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 2 | 2 | Tarjetas Amarillas | 2 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
2 | 4 | 6 | Tiros a puerta | 14 | 9 | 5 |
1 | 1 | 2 | Ocasiones de Gol | 6 | 3 | 3 |
0 | 2 | 2 | Corners | 4 | 2 | 2 |
0 | 2 | 2 | Fueras de juegos | 4 | 3 | 1 |
4 | 10 | 14 | Faltas | 7 | 2 | 5 |
34% | 31% | Posesion del Balon | 39% | 66% |
Formacion | |
チャビ、マテュー、ベルマーレンが負傷欠場。監督判断でドグラス、マシップが招集外。テル・ステーゲン、モントーヤ、ペドロ、ラフィーニャ、バルトラ、セルジ・ロベルト、アドリアーノがベンチスタート。 今シーズン初めて、リーガで同じ先発イレブンが繰り返された(=アトレティコ戦と同じメンバー)。ただメッシの位置は中央寄りで、右は割りと空いていたのでネイマールからの崩しが多めに。 交代はまずは恒例の2枚替えから。ブスケツとイニエスタがお役御免となって、バルトラとラフィーニャがピッチに入った。それに従い、マスチェラーノがピボーテに移動。3枚目のカードはネイマールに代えてペドロ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Messi (10) | |
Messi (33) | |
Messi (62) | |
Sidnei (83pp) | |
Reporte | |
プチクライシスから盛り返してきたその流れを、さらに継続させる勝利。主役となったのはリアソールを得意としているレオ・メッシで、前半に2ゴールを決めて勝負をほぼ決定付けると、後半にさらに1点を追加しハットトリックを達成している。全体としてのバランスも向上し、プレーのテンポも上昇。騒々しかった年初がまるで幻であったかのようになっている現状を見ると、エースメッシの幸福度がチームへと及ぼす影響力の大きさを再確認する。とにもかくにも、雷雲は去った模様。 ラキティッチとメッシ木曜日のエルチェ戦にて4日前のアトレティコ戦から先発を全員入れ替えたルイス・エンリケが、このリアソールに送り出した先発メンバーは1週間前と同じ顔ぶれの11人だった。ルーチョがリーガで同じ先発を繰り返すのは、バルサ監督となって初めての出来事。これまでの公式戦29試合は、全て違う組み合わせだったというからすごい。 相手のレベルが違うゆえにアトレティコ戦と同じモチベーション・激しさとはいかなかったが、チームとしての一体感やプレッシングは戻ってきており、それはプレーに良いリズムをもたらすようになっている。ボールを素早く取り返し、パスが小気味よく回っていくのは気持ちが良い。そしてチームブロックが機能することで、クラックたちの個人技も活きてくる。 先制点に要した時間は10分だった。決めたのはメッシだ。この日は中央寄りでプレーしていたメッシはブスケツへとボールを預けると、ラキティッチへとパスがつながる間にするりするりとバイタルエリアに侵入。そしてラキティッチからの正確無比なミドルのクロスがエリア内へと送り込まれるのを見るや、裏へとスッと抜け出してヘディングシュートでゴールを陥れている。そのレオの一連の動きも巧みながら、なんといってもラキティッチのボール精度がすばらしき哉。 得点には至らなかったが、9分にもコーナーキックから好機あり。ラキティッチが蹴ったグラウンダーのボールに、仲間がブロックしつつ後ろに潜んでいたメッシが出てきて直接シュートするというアイディアで、こういう意表を突くプレーはどんどん試してほしい。 波乗りメッシが追加点早々と1点を取り、気分良くプレーするメッシとバルサに追加点が訪れるのは時間の問題だった。前節までは10失点と、バルサ(9)に並ぶ失点の少なさを誇っていたデポルはリードを広げさせまいと守っていたが(4-5-1)、熟成度を上げる南米トリデンテを抑えるのは容易な仕事ではなく。試合を決める0-2のゴールは33分に生まれている。 再びネットを揺らしたのはメッシで、今度も彼が起点となって自ら仕上げをする形だった。レオはまず、中盤から左のネイマールへと大きくボールを展開する。そしてネイはタイミングを見計らい、右へと詰めてきたスアレスに鋭い横パスを供給(この瞬間、左をイニエスタが駆け上がり、さらに右にはラキティッチもいた)。9番はこのボールを上手くコントロールできなかったのだが、かかとに当たったところがメッシへの落としとなり、ライン裏へと抜けた10番は最後の壁GKファブリシオをチップキックで攻略して見せたのだった。 前半のデポルティーボのチャンスは1度。右のファンフランからのクロスを中央のイサーク・クエンカがフリーで合わせたものの、ボールは枠を捉えなかった。 試合を支配し、メッシがとどめ後半も試合にこれといった変化はなかった。バルサがボールを悠々と支配し、ギアをさほど上げることなくデポルのエリアを包囲する展開だ。56分にはファン・ドミンゲスの意表を突いたシュートを、集中力を切らさないクラウディオ・ブラボがセーブする場面もあったが、ホームチームに得点の匂いがしたのはそれくらい。あとはバルサが危なげなくゲームを進めていった。 とどめを刺す0-3のゴールは62分のことだ。右のショートコーナーでキッカーだったメッシは、ラキティッチからボールを戻されると圧力を受けることなくエリア内へと侵入。それでもまだ寄せは軽く、余裕を持ってクラックの放った左足シュートが、ゴールに突き刺さらないほうがむしろおかしい。メッシのハットトリック達成はなんと30回目(バルサでは25回)というから驚くというか、呆気に取られるというか。 大エースが3点決めたとなると、チームとしてはあとはルイス・スアレスにもゴールを入れてほしいところだ。しかし今回のウルグアイ人FWはシュートの入らない夜のようで、22分のイニエスタのパスを受けてのシュートも(オフサイド判定)、89分の強引突破からのシュートもゴールラインを破ることは出来ず。試合を通じとても献身的に動いていた9番だけに、報われてほしかった。ネイマールもまた1対1などで目立っていたものの得点はなし。2人には水曜のアトレティコ戦での爆発に期待しよう。0-4のゴールはオウンゴールによるものだった(83分)。 というわけで、今度こそフエラでしっかり勝てよ、と言われていたルーチョバルサがきっちりリアソールを攻略。リーガでは11月30日のバレンシア戦以来となる敵地での勝利を収めている。フォームは徐々に上昇中。次はコパでもアトレティコを倒し、さらに勢いに乗ろうぞ。
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