Liga Española
jornada 23

トリデンテ揃いぶみマニータ。
メッシ リーガ300試合出場ハットトリック祝。

FC Barcelona Levante
5 0
15 de Febrero - Dom 17:00 h
Camp Nou
: 74,963
Goles
Neymar (17)  
Messi (38)  
Messi (59)  
Messi (65pk)  
Luis Suarez (74)  
Titular
Bravo 【6】 Mariño
Montoya 【5】 Ivan Lopez
Bartra 【7】 David Navarro
Mascherano 【7】 Ramis
Adriano 【6】 Toño
Busquets 【7】 Xumetra
Rakitic 【6】 Diop
Xavi 【7】 Simao
Messi 【9】 Morales
Pedro 【7】 Barral
Neymar 【8】 Uche
Cambios
Neymar→ Luis Suarez 【8】(67) Ivan Lopez→ Jason (71)
Rakitic→ Sergi Roberto 【6】(72) Uche→ Casadesus (72)
  Diop→ Jose Mari (78)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Lucas Alcaraz
Tarjetas
Busquets (77) Ramis (65)
  Barral (68)
Arbitro
Melero Lopez (andaluz)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 2 2 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
9 8 17 Tiros a puerta 5 1 4
3 5 8 Ocasiones de Gol 2 0 2
1 2 3 Corners 4 0 4
1 2 3 Fueras de juegos 1 0 1
2 5 7 Faltas 13 4 9
71%   70% Posesion del Balon 30%   29%
Formacion

アルベスが出場停止。イニエスタが風邪引き。ドグラス、ベルマーレンが負傷欠場。マシップが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ピケ、ルイス・スアレス、ラフィーニャ、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、マテューがベンチスタート。

複数のポジションでローテーションを実施。水曜のコパ・ビジャレアル戦からは8人が入れ替わり、バルトラ、アドリアーノ、チャビ、ペドロらに先発の機会が巡ってきた。メッシは時折中央へ。

交代は二人。まずはネイマールがお役御免となってベンチに退き、ルイス・スアレスが登場。ペドロが左サイドへと回った。二人目はラキティッチから久々出番のセルジ・ロベルト。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Neymar (17)  
Messi (38)  
Messi (59)  
Messi (65pk)  
Luis Suarez (74)  
Reporte

ルイス・エンリケが“トラップとなる試合”と警戒していたレバンテ戦を、油断することなくいつも通りにプレーしたバルサがマニータでの勝利。自身のリーガ300回出場となる記念試合でレオ・メッシがハットトリックを決めたほか、ネイマールとスアレスにもゴールが生まれ、またまたのトリデンテそろい踏み祭りとなった。各ポジションでローテーションを行っても変わらぬ個の強さ、止まらぬ勢い。ルーチョバルサはこれにて公式戦11連勝となり、ペップチームの記録に並んでいる。

メッシ→ネイで先制

これまでカンプノウでは一度も勝点を持ち帰ったことのない18位レバンテを迎え撃つにあたり、ルイス・エンリケ監督は再び大きなローテーションを行った。最終ラインと中盤は、水曜日のビジャレアル戦からは総入れ替え(マスチェはピボーテ→セントラル)。GKもテル・ステーゲンからブラボに替わり、前線ではペドロに先発の機会が巡ってきた。

それだけ大幅に面子が変わるとプレーもぎくしゃくすることがよくあるが、現在のバルサは誰が出ても好調。守備での激しさ、守りから攻めへの切り替え、前線の破壊力(メッシ&ネイマール)はいずれも上々で、レバンテに侵入を許した序盤以外はまったく危なげがなかった(最終ラインを高く上げ、アドリアーノが序盤はやや不安定だったので、こちら側から何度か崩されかけていた)。

わりとあっさり奪った先制点は17分、メッシとネイマールのコンビネーションから生まれている。二人が得意とする、右のレオからの裏スペースへのボールにネイが飛び込んで仕留めるパターンのゴール。ふんわりとGKマリーニョをかわしたバセリーナは当たり損ない(真上に上がる感じ)だったが、それでも得点になってしまうから今のネイマールには運がある。決めた本人も照れ笑いのゴールだった(1-0)。

メッシ祭り

その後は一度レバンテに同点のチャンスが訪れたものの(バラルのシュート)、バルサの支配は明らかだった。勝負を決める追加点は38分のことだ。その少し前に存在しないオフサイドで得点機(とゴール)を無効とされたメッシではあったが、そんなのどうってことねえと次のチャンスを決めてしまうから強い。レオ・メッシのゴールをアシストしたのは、ピボーテのようにボール奪取のタイミングを狙っていたマルク・バルトラだった。見事な寄せでウチェからボールを奪うやメッシにスルーパスを送り込み、クラックの右足対角線シュートをお膳立て(2-0)。闘志あふれるプレーで攻守に活躍したバルトラには、もっと出番があればいいのにと出場のたびに思う。

2点差となって挫けたレバンテに対し、後半はバルサのやりたい放題となる。特に3-0のゴールは相手エリアを取り囲んでからの連続攻撃で奪っていて、前日会見でルイス・エンリケが語っていた“世界最高の攻撃陣”とはこういうものだと示すような得点。これでどうだと立て続けに攻めた後、最後はブスケツの浮き球縦パスにペドロが裏へと抜け出し、右からのセンタリングをメッシが再び右足で蹴り込んでいる(59分)。

スアレスのゴラッソ

17時キックオフのこの試合には、親子連れも多数訪れていた。そのちびっ子たちをさらに喜ばせるべく、バルサの祭りはさらに続いていった。4-0のゴールはペナルティキックによるものだった。左から仕掛けエリアに侵入したネイマールをイバン・ロペスが倒し、文句なしのPKの笛。メッシがそれを難なく沈め、自らのリーガ300試合出場にハットトリックで花を添えている。

さらに74分には、カンプノウに足を運んだ7万5千人の観客を総立ちにさせるゴラッソが飛び出した。決めたのはネイマールに代わって途中出場となったルイス・スアレスだ。マスチェラーノからのロングボールを受けたアドリアーノによる折り返しを、豪快なチレーナで叩き込んでのスーパーゴール。これほどに気持ちの良いシザースにはそうはお目にかかれない、いよいよスアレスの本領発揮かと思わせる得点だった。

というわけで、バルセロニスタ大満足のマニータによってルーチョチームが公式戦11連勝を達成。少々危なっかしい場面もありはしたものの、5試合ぶりとなる完封も良いニュースで、来週に迫ったマンチェスター・シティ戦、さらには1ヵ月後のマドリー戦へ向け期待膨らむ晩冬となっている。