Liga Española
jornada 26

大量得点祭りで首位奪取!
今季最多入場数、子供たちも笑顔♪

FC Barcelona Rayo Vallecano
6 1
8 de Marzo - Dom 12:00 h
Camp Nou
: 87,151
Goles
Luis Suarez (5)  
Pique (48)  
Messi (56pk)  
Messi (63)  
Messi (68)  
  Bueno (82pk)
Luis Suarez (90+1)  
Titular
Bravo 【7】 Cristian Alvarez
Alves 【5】 Tito
Pique 【7】 Amaya
Mathieu 【6】 Abdoulaye
Jordi Alba 【7】 Insua
Mascherano 【7】 Trashorras
Xavi 【7】 Jozabez
Iniesta 【7】 Lica
Messi 【8】 Buena
Luis Suarez 【8】 Kakuta
Pedro 【5】 Baptistao
Cambios
Mascherano→ Rakitic 【6】(60) Jozabez→ Quini (64)
Iniesta→ Rafinha 【6】(65) Lica→ Aquino (69)
Jordi Alba→ Adriano 【6】(68) Baptistao→ Manucho (81)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Paco Jemez
Tarjetas
Mascherano (29) Tito (27)
Jordi Alba (56) Tito (54DA)
Alves (80TR) Trashorras (55)
Adriano (90) Aquino (84)
Arbitro
Gil Manzano (extremeño)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 1 1 Tarjetas Rojas 1 1 0
5 13 18 Tiros a puerta 8 4 4
4 7 11 Ocasiones de Gol 3 1 2
0 4 4 Corners 1 0 1
2 3 5 Fueras de juegos 2 0 2
6 6 12 Faltas 10 5 5
55%   59% Posesion del Balon 41%   45%
Formacion

ネイマールが出場停止。ブスケツ、ベルマーレンが負傷欠場。マシップ、モントーヤ、ドグラスが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ラキティッチ、バルトラ、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、ムニールがベンチスタート。

ボールコントロールを特徴とするラージョということで、インテリオールは年始のアノエタ以来となるチャビ・イニエスタのコンビ(今季4度目)。10月のラージョ戦もこの2人が先発だった。ブスケツ負傷に伴いピボーテはマスチェラーノ。出場停止のネイに代わってペドロが左エストレーモに。

3点差+数的優位と勝負がついて選手交代開始。まずはマスチェラーノがお役御免となり、ラキティッチのピボーテをテスト。続いてイニエスタがベンチへと退き、若きラフィーニャに出番。3人目はジョルディ・アルバに代えてアドリアーノ。その後、アルベスが一発レッドで退場となり、3バックに変更。アドリアーノが右に回った。必要に応じてペドロが左のスペースをカバー。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Luis Suarez (5)  
Pique (48)  
Messi (56pk)  
Messi (63)  
Messi (68)  
  Bueno (82)
Luis Suarez (90+1)  
Reporte

FCバルセロナがラージョ・バジェカーノに6-1のゴレアーダで快勝。前日にサン・マメスで敗れたレアル・マドリーを抜き、4ヶ月少々ぶりにリーガ首位の座に返り咲いた。このラージョ戦は12時開催で、またこの日曜日は好天にも恵まれたこともあり、カンプノウには家族連れが多数到来。今季最多観客数の更新となる87,151人がゴールラッシュと首位奪還を祝う、クレにとってのお祭り日となった。一番の主役はハットトリックでまたもや各種記録を更新したメッシ。スアレスの得点力も本格的に目覚めた感があり、タイトル獲得に向け意気上がる勝利だ。

スアレス4試合連続弾でいきなり先制

今回バルサがカンプノウへと迎えたラージョ・バジェカーノは、バルサと同じくポゼッションを志向し、積極的に前へと出てくるチーム。そこでルイス・エンリケはインテリオールに、2ヶ月ぶりとなるチャビ・イニエスタコンビを採用し臨んだ・・・が、前半の攻撃は裏のスペースへの長めのボールが中心。開始6分のスアレス弾もそのひとつだった。

相手スローインに圧力をかけてボールを奪い、上がっていたラインの裏スペースへとマエストロ・チャビによる縦パスが一本。そこにルイス・スアレスが抜け出すと、思い切りの良い豪快な右足シュートをニアポスト横に突き刺している(1-0)。これでルイシートは4試合連続ゴール。ファンの期待するゴレアドールとしての彼は、もう戻ったと考えて差し支えないだろう。クラシコでの爆発がいよいよ楽しみだ。

訪れない追加点

幸先よく先制に成功したバルサはしかし、次のゴールが遠かった。パコ・ヘメス監督率いるラージョは、1点を失ったことなど大事ではないと、その後もラインを高く上げての自分流を継続。対するバルサはパスをつないで応じるのではなく、ライン裏の広いスペースを活用することで追加点を狙った。実際、メッシやチャビ、イニエスタ、マスチェラーノらによる中距離パスを受けたスアレス、ペドロは複数回の抜け出しに成功。ただし攻撃はなかなかシュートで完成するには至らず、少々クレをヤキモキさせた。

そして時間の経過にしたがい、ルーチョチームが敵陣を崩す場面も減少。ポゼッションでは上回り、ラージョに決定的なチャンスを許しはしなかったものの、プレーがバルサ陣内で行われることも多かったので、果敢に攻撃を続けるラージョの方が良い印象として残っている。

惜しかったのは31分、溜めを作ったルイス・スアレスの浮き球パスに飛び出したレオ・メッシがGKクリスティアン・アルバレスと1対1になった場面だ。前へ出たGKを、バルサの10番は巧みなソンブレロで攻略。しかしシュートは枠内へ収まらず、サイドネットを揺らすに止まっている。

ラージョに退場者、3-0

後半は一転、バルサのゴールショーとなった。その幕開けとなったのは48分のコーナーキックだった。ジョルディ・アルバのヘディングシュートがゴールフレームを叩き、こぼれたところをピケが押し込んで2-0!待望の追加点を得たことで、カンプノウには安堵の空気が広がった。

さらにホームチームが楽になったのはその6分後のことだ。エリア内でクロスのターゲットとなっていたルイス・スアレスをティトが押し倒し、2枚目のイエローカードで退場処分に。これで手にしたPKをレオ・メッシは一度外したものの、GKクリスティアン・アルバレスが先に動いたとのジャッジでマンサーノ主審はやり直しを宣告。この2度目の機会を大エースは逃すことなく沈め、勝負ありの3-0としている(56分)。

メッシのハットトリックショー

大勢が決したことを受け、ルイス・エンリケは粛々と選手交代を行っていった。すでにカードをもらっていたマスチェラーノジョルディ・アルバがベンチへと退き、ラキティッチアドリアーノがピッチへ。イニエスタもまたお役御免となって、若きラフィーニャに再び出番が与えられた。

グラウンドではそれと並行し、レオ・メッシによるゴールショーもまた繰り広げられていた。まずは63分、ルイス・スアレスのキープ&反転シュートをGKが弾いたところを、逆サイドできっちり押し込んで4-0。さらに68分には今度は個人技から中央の守りを突破してGKも抜くと、角度のないシュートをゴール内へと流し込んでマニータを完成させている。最近4試合では1ゴールと、彼にしては“湿って”いたメッシにハットトリック再び。これは間違いなく好いニュースだ。

アルベス退場

5-0としてお祭りモードになっていたバルサにとって勿体なかったのは、82分のダニ・アルベスの退場だ。ブエノがクラウディオ・ブラボと1対1になった場面で、追走していたアルベスの後方チャージをマンサーノ主審は決定機を阻止したファールと判定。PKが与えられただけでなく、ダニは一発レッドでピッチを後にすることになった。そしてブエノが自らこれを決め、ラージョは1点を返している。

これでバルサは次節、アルベスとジョルディ・アルバ(累積警告)が出場停止。ブスケツが負傷欠場、マテューとマスチェラーノがカード4枚と、クラシコを前にルイス・エンリケには難しいやり繰りが求められている。

ゲーム終了間際、ケーキにイチゴを乗せたのは直前に2つの好機を逃していたルイス・スアレスだった。レオ・メッシからのアシストを9番が仕留めて、6-1で試合終了。こうしてゴレアーダによる首位奪還祭りは終わり、バルセロニスタは心地良くスタジアムを後にした(テレビを消した)。