Liga Española
jornada 28
もやもやする内容とはいえ...
勝点差を4に拡大!
FC Barcelona | Real Madrid |
2 | 1 |
22 de Marzo - Dom 21:00 h Camp Nou : 98,760 |
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Goles | |
Mathieu (18) | |
Cristiano (31) | |
Luis Suarez (55) | |
Titular | |
Bravo 【8】 | Casillas |
Alves 【6】 | Carvajal |
Pique 【8】 | Pepe |
Mathieu 【8】 | Ramos |
Jordi Alba 【6】 | Marcelo |
Mascherano 【6】 | Kroos |
Rakitic 【5】 | Isco |
Iniesta 【5】 | Modric |
Messi 【6】 | Bale |
Luis Suarez 【7】 | Bemzema |
Neymar 【5】 | Cristiano |
Cambios | |
Rakitic→ Busquets 【6】(75) | Pepe→ Varane (72) |
Iniesta→ Xavi 【6】(79) | Isco→ Jese (79) |
Neymar→ Rafinha 【5】(83) | Modric→ Lucas Silva (87) |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【6】 | Carlo Ancelotti |
Tarjetas | |
Luis Suarez (28) | Pepe (21) |
Jordi Alba (36) | Cristiano (36) |
Mascherano (60) | Ramos (44) |
Iniesta (64) | Carvajal (48) |
Alves (70) | Modric (51) |
Isco (63) | |
Arbitro | |
Mateu Lahoz (valenciano) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 3 | 5 | Tarjetas Amarillas | 6 | 3 | 3 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 9 | 16 | Tiros a puerta | 13 | 4 | 9 |
2 | 6 | 8 | Ocasiones de Gol | 6 | 2 | 4 |
4 | 3 | 7 | Corners | 10 | 4 | 6 |
1 | 2 | 3 | Fueras de juegos | 1 | 0 | 1 |
3 | 6 | 9 | Faltas | 14 | 6 | 8 |
51% | 51% | Posesion del Balon | 49% | 49% |
Formacion | |
ベルマーレンが負傷欠場。マシップ、モントーヤ、セルジ・ロベルト、ドグラスが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ブスケツ(怪我明け)、チャビ、ペドロ、ラフィーニャ、バルトラ、アドリアーノがベンチスタート。 予想されたとおりの先発メンバー。水曜日のシティ戦からGKのみ入れ替わった。招集リストには間に合ったブスケツはベンチスタートとなり、マスチェラーノがピボーテで先発。中盤はマドリーの方がボール保持力に優れ、スカスカの状態。両ラテラルも上がれず。 交代はポゼッション強化を狙う。まずラキティッチに代えてブスケツが登場。続いて、イニエスタがお役御免となってチャビがピッチへ。最後はネイマールからラフィーニャという意外な交代で4-4-2のような。ボールが落ち着き、ラテラルの攻撃参加も見られるように。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Mathieu (18) | |
Cristiano (31) | |
Luis Suarez (55) | |
Reporte | |
リーガで首位を走るFCバルセロナが優勝争いのライバル、レアル・マドリーに2-1で勝利。2位である彼らとの勝点差を「4」へと拡大し、タイトルへと一歩前進した。試合は前半はマドリーが、後半はバルサが優勢に展開。FKからマテューのヘッドで先制したバルサはその後精彩を欠き、クリスティアノのゴールで同点とされたものの、唐突なるスアレスの追加点の後は支配を強めてチャンスを量産し、2-1で押しきった。決してクレ好みのフットボルではなかったにせよ、この大一番で勝ったのは大きい。気持ちよく代表戦ウィークを迎えた後は、優勝へと向けて突っ走っていきたい。 まさかのマテュー弾で先制全世界注目の天王山クラシコは、今季最高98,760人の大観衆による壮大なるモザイクとアカペライムノで幕を開けた。ルイス・エンリケが送り出したのは、水曜日のシティ戦からGKのみを入れ替えた(テル・ステーゲン→ブラボ)11人。回復に注目が集まったブスケツはベンチには入ったものの、メディオセントロでの先発は予想されたとおりマスチェラーノだった。インテリオールはラキティッチとイニエスタ。中盤にセルヒオもチャビもいない編成でマドリーと当たれば、ゲームは自ずと落ち着かなくなる。それはもう、そういうゲームプランだから仕方がない。 試合への入り方は、両チームともに抑え気味だった。序盤はどちらがボールを支配するでもなく、各陣営の間を行ったり来たり。バルサが開始2分でチャンス(イニエスタが深くえぐり、スアレスとラキティッチに向けセンタリング)を作ったあたりでは、バルサがもっと主導権を握っていくかにも思えたのだが、実際にリズムを作ったのは(悔しいが)イスコ、クロース、モドリッチを擁するマドリーだ。11分にはクリスティアノの至近距離シュートがクロスバーを直撃。バルサファンは肝を冷やした。 ただ、先制点はバルセロナだった。18分、きっかけはエリア前やや左方面からのフリーキックだ。レオ・メッシの蹴ったボールに対し、ラモスのチェックを振り切って満点のヘディングシュートを決めたのは、まさかまさかのジェレミー・マテュー!普段のセットプレーでは見ない意外な人のゴール、クラシコでは何故か新戦力がよくネットを揺らす。 我慢の前半予想外のマテュー弾にて1-0とし、ここからテンポを上げていくか?と期待されたバルサだったが、この夜は逆にここから残念な時間帯が続いていく。なにせ中盤での局地戦でマドリーに上回れているために落ち着いてパスを回せず、マスチェも狙われ、良い形でボールを前線へと送り込めない。そうしてボールを奪われては撤退ては中盤を省略し、とどちらがバルサか、というプレーが繰り広げられた。ボール支配率は若干バルサが勝っていたが、受ける印象は逆。ピケとマテューがなんとか踏ん張っていたものの、いつやられてもおかしくはない雰囲気だ。 そして31分、その時は訪れた。コーナーキックからのスアレスの失敗シュートをフリーのネイマールが押し込み損ねたその次のプレーで、マドリーは必殺のカウンターを発動。モドリッチの縦パスをベンゼマがかかとで落としたところを、ぽっかりと空いたスペースに走りこんだクリスティアノが蹴り込んで1-1の同点にしている。 ハーフタイムまでの残り15分は苦悶の時間だった。38分にはベイルにエリア内への侵入を許し、ロナウドに送られればアウトという場面を、スライディングを敢行したピケが辛うじてクリア。さらに39分にはベイルによってゴールを割られたものの、直前のクリスティアノがオフサイドと判定されたことで、こちらもなんとか失点とならずに済んだ。 さらに42分にはクリスティアノのシュートがDFに当たりコースが変わったところを、ブラボが好反応を見せてパラドン、とピンチの連続。よく1-1でハーフタイムを迎えられたな、という印象だが、ここを1-1だったことで後半への展望が開けたともいえる。 唐突にスアレス後半の立ち上がりはグラウンドの各所で激しい接触プレーがあり、試合の熱さが増していた。“流し屋”として知られるマテウ・ラオス主審も、カードを連発するヒートアップぶり。どちらかのチームに退場者が出てもおかしくはなかったが、双方合わせ11枚のカードが飛び出しながらも、上手く?分散したことで赤い紙の出番はなかった。 バルサは後半に入っても相変わらずリズム良くボールを展開できず、そろそろなにか手を打つべき時間となっていた。具体的には、ボールを持てる選手を入れたい。だがそういったことがなくとも、唐突に得点を奪えてしまうのが、今シーズンのバルセロナの特徴だ。55分、ダニ・アルベスからの1本のロングパスが前線へと送り込まれ、ルイス・スアレスが単身突撃。そしてぺぺとの競り合いながら右足シュートを逆ポスト横へと蹴り込み、スコアは2-1となった。恐るべきゴールハンターの力! 一方的にバルサペース65分を回る頃からは、ゲームはバルサのペースとなっていた。70分以降はマドリーの電池が切れてきたようで、ほぼ一方的にルーチョチームがゴールチャンスを量産。試合を終わらせるための好機を何度も作り出している。 しかしながらその最後のとどめが刺せない。このところゴールから遠ざかっているネイマールは今回もゴール前でのプレーに精度を欠き、どうしちゃったの?というようなシュートを連発。エースのレオ・メッシもまた今回はゴール運がなく、73分の得意のロスカもポストをかすめるに止まっている。さらに85分と86分にはカシージャスがジョルディ・アルバとメッシの決定的シュートをセーブ。3-1で敗れたベルナベウクラシコのお返し、とはいかなかった。 後半のマドリーの決定機はブラボがパラドンで阻止した77分のベンゼマのシュートくらい。それと前後してブスケツとチャビがピッチに入ったことで、バルセロナのプレーは見違えるほどに落ち着きを取り戻していた。 ということで、リーガ優勝争いに大きな影響を及ぼすカンプノウクラシコは2-1でバルサが勝利。前半はどうなることかと思ったが、最後は圧倒的にマドリーを押し込んでいたので、順当に勝ったといえよう。これでバルセロナはマドリーとの勝点差を「4」へと広げ、優勝へと向かって一歩前進。なにはともあれ、目標達成にホッとひと息。
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