Liga Española
jornada 30
クラックたちのロスカ2発+バルトラのヘッド弾。
マジック7!
FC Barcelona | UD Almeria |
4 | 0 |
8 de Abril - Mie 20:00 h Camp Nou : 73,837 |
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Goles | |
Messi (32) | |
Luis Suarez (54) | |
Bartra (75) | |
Luis Suarez (90+2) | |
Titular | |
Bravo 【7】 | Julian |
Alves 【5】 | Casado |
Bartra 【6】 | Trujillo |
Mascherano 【6】 | Ximo |
Adriano 【5】 | Antonio Marin |
Sergi Roberto 【6】 | Corona |
Rakitic 【6】 | Thomas |
Xavi 【7】 | Wellington Silva |
Messi 【7】 | Edgar |
Luis Suarez 【7】 | Espinosa |
Pedro 【6】 | Thievy |
Cambios | |
Alves→ Montoya 【5】(64) | Wellington Silva→ Soriano (56) |
Rakitic→ Rafinha 【5】(67) | Edgar→ Zongo (72) |
Espinosa→ Mane (78) | |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【6】 | Sergi Barjuan |
Tarjetas | |
Mascherano (43) | Casado (87) |
Arbitro | |
Hernandez Hernandez (las parmas) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 0 | 1 | Tarjetas Amarillas | 1 | 1 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
7 | 9 | 16 | Tiros a puerta | 5 | 2 | 3 |
2 | 5 | 7 | Ocasiones de Gol | 1 | 0 | 1 |
6 | 8 | 14 | Corners | 5 | 3 | 2 |
0 | 3 | 3 | Fueras de juegos | 2 | 1 | 1 |
5 | 4 | 9 | Faltas | 14 | 12 | 2 |
66% | 72% | Posesion del Balon | 28% | 34% |
Formacion | |
アルバ、ベルマーレンが負傷欠場。ブスケツが出場停止。マシップ、ドグラスが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、モントーヤ、ピケ、イニエスタ、ネイマール、ラフィーニャ、マテューがベンチスタート。 難戦の狭間、カンプノウでの試合ということでローテーションを各所で実施。セントラルはバルトラとマスチェラーノがコンビを組んだ。ブスケツが出場停止のピボーテはセルジ・ロベルトを起用。インテリオールではチャビが第26節ラージョ戦以来の先発となった。左エストレーモのペドロも同じく第26節以来の先発。 選手交代は2人。ダニ・アルベスとラキティッチに代わってモントーヤ、ラフィーニャの若手に出番が与えられた。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Messi (32) | |
Luis Suarez (54) | |
Bartra (75) | |
Luis Suarez (90+2) | |
Reporte | |
降格圏で苦しい戦いを続けているアルメリアをカンプノウに迎え、効率よく勝点3を確保しましたよ、という試合。クラックたちのゴラッソによって2-0となるまでは手こずったものの、その後はさほど苦労することもなく。久しぶりに余裕のあるスコアでの勝利を手に入れるとともに、週末のセビージャ戦から始まる“峠越え”へとエネルギーを残すことができた。ローテーションを行いつつも確実に3ポイントを押さえる任務は無事完了。これでリーガの残り試合は1つ減り、タイトルへのマジックは「7」となっている。 エリアを包囲すれど、崩せず今週末のセビージャ戦を皮切りに、チャンピオンズのPSG戦、バレンシア戦、再びPSG戦、そしてコルネジャでのデルビーとタフな試合が続くFCバルセロナ。ルーチョチームに課せられた任務は、選手たちの脚のフレッシュさを保ちつつも2位との勝点差「4」を維持する勝利を手に入れることだった。そこで監督はこの試合にピケ、イニエスタ、ネイマールを休ませ(ブスケツも出場停止)、バルトラ、セルジ・ロベルト、チャビ、ペドロらを先発で起用。これが初陣となるセルジ・バルジュアン率いるアルメリアをカンプノウに迎えた。 そのセルジは古巣バルサの攻撃力を封じるべく、コンパクトなラインで対抗。3本のラインの間隔と幅を非常に狭くし、バイタルエリアでのスペースを潰した。序盤は前線のティエビも引いた位置でプレー。バルサがその陣形を包囲し、セカンドボールを拾いながらパスを回してチャンスを窺う時間帯が続いた。 しかし特段パススピードがあるわけでもなく、上下への揺さぶりがあるわけでもない攻めではアルメリアの守備バランスを崩すには至らず、チャンスはおろかシュートにも至れない。左サイドのペドロは非常に意欲的でキレもあったものの(目立っていた)、決定的なプレーをするには全体の動きがいまひとつだった。 メッシの必殺ロスカ攻めきれないバルサに対し、最初に好機を作ったのは徐々に攻めに転じ始めたビジターチームだ。前線ではティエビがカウンターのターゲットとなり、存在感を発揮。15分、その元ペリコFWに右から突破された後のウェリントンのポストをかすめたシュートは、決まらなかったのが幸運といえる。このまま0-0で試合が進み、アルメリアにもし先制されたら好ましからぬ事態にもなりかねない。そのイヤなムードを打ち破ったのが、いつものように大エースたるメッシだ。 それは32分のこと。右サイドでボールをもったレオは、おもむろにドリブルでの切り込みを開始する。そしてマークを一人かわしてエリア内に侵入、セントラルの圧力が緩いのを見ると、左足を一閃。必殺のロスカを左ポスト際に蹴り込んでいる。いとも簡単に行われる、えげつないシュート。クラックの偉大なる先制点に、カンプノウはメッシコールで称えた。 スアレスもロスカで一撃メッシの個人技によって1-0としたものの、アルメリアはまだ戦いを諦めてはおらず、クラウディオ・ブラボの守るゴールへと迫る意欲を示していた。このスコアではまだまだ安心するには不十分。バルセロナに必要なのは、相手の気持ちを削ぐ追加点だった。 その待望の2点目が生まれたのは、後半が始まってしばらく経った54分のことだ。こちらもメッシの1点目とよく似た、クラックの天性によるゴール。決めたのはルイス・スアレスで、ウルグアイの点取り屋は右サイドからエリア内へと侵入すると、メッシのゴラッソにインスピレーションを受けましたとばかりに左足のロスカをゴールへと叩き込んでいる。あっさりと決めているが、こちらもなかなかのゴラッソだ。 またまたセットプレーの得点その2-0のゴールによって、アルメリアの勝点への希望は萎み、バルセロナには心の余裕ができた。となると後はゆとりをもってゲームを進め、隙あらば追加点によってさらに勝利を不動のものとすれば良い。スコアボードが3-0へと変化したのは75分だった。最近めっきり得意となったセットプレー(チャビのCK)から、マルク・バルトラが頭でねじ込んで3点目。ピケやマテューがおらずとも、こうしてバルトラが決められるのは嬉しい。若きセントラルはおなかへとボールを入れ、近々誕生する第一子(娘)へとゴールを捧げている。 スコアに余裕が出た後半は、チャビのパス回しも冴えていた。ピボーテで起用されたセルジ・ロベルトもアルメリアの攻撃の芽を摘んだりパスを送り出したりと良い感じでプレー。相手によっては有効なオプションとなることを示した。彼のピボーテ適正を見出したルーチョもなかなかだ。 ゲームは終盤、レオ・メッシによるゴールが直前のDFへのファールを理由に、ソンゴのスペクタクルなチレーナがオフサイドとの判定で無効とされている。相手選手ながら、このチレーナは実に見事だったので認めてほしかったと思うほどだ。そしてアディショナルタイムの最後には、カウンターからスアレスが追加点。突破した自分がシュートを狙っても良い場面で、右のスアレスへとその機会を譲ったペドロのなんという心の広さか。 ということで首位バルセロナがアルメリアを4-0で下し、2位マドリーとの勝点差「4」をしっかりとキープ。残り試合はこれで一つ減り、ルーチョバルサが優勝へと向けまた一歩前進している。
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