Champions League
1/4, Vuelta
ネイマール2得点!
悠々と、10年で8度目の準決勝へ。
FC Barcelona | Paris Saint-Germain |
2 | 0 |
21 de Abril - Mar 20:45 h Camp Nou : 84,477 |
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Goles | |
Neymar (14) | |
Neymar (34) | |
Titular | |
Ter Stegen 【7】 | Sirigu |
Alves 【7】 | Van del Wiel |
Pique 【7】 | David Luiz |
Mascherano 【7】 | Marquinhos |
Jordi Alba 【7】 | Maxwell |
Busquets 【7】 | Verrati |
Rakitic 【7】 | Cabaye |
Iniesta 【8】 | Matuidi |
Messi 【6】 | Pastore |
Luis Suarez 【6】 | Cavani |
Neymar 【8】 | Ibrahimovic |
Cambios | |
Iniesta→ Xavi 【7】(46) | Cabaye→ Lucas Moura (66) |
Busquets→ Sergi Roberto 【7】(55) | Matuidi→ Rabiot (79) |
Suarez→ Pedro 【6】(75) | Cavani→ Lavessi (79) |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【7】 | Laurant Blanc |
Tarjetas | |
David Luiz (3) | |
Arbitro | |
Svein Oddvar Moen (noruego) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Amarillas | 0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
8 | 3 | 11 | Tiros a puerta | 7 | 5 | 2 |
3 | 2 | 5 | Ocasiones de Gol | 2 | 2 | 0 |
3 | 2 | 5 | Corners | 1 | 1 | 0 |
0 | 1 | 1 | Fueras de juegos | 4 | 3 | 1 |
7 | 4 | 11 | Faltas | 16 | 12 | 4 |
55% | 55% | Posesion del Balon | 45% | 45% |
Formacion | |
ベルマーレンがリハビリ中。マシップ、モントーヤ、ドグラスがベンチ外。ブラボ、チャビ、ペドロ、ラフィーニャ、バルトラ、セルジ・ロベルト、アドリアーノがベンチスタート。 予想されたとおりのスターティングイレブン。ルーチョバルサのベストメンバー。メッシはあまり元気がなく、ある時間帯はスアレスが主に右へと流れていた。アルベスは元気に何度も攻撃参加。 1人目の交代は怪我明けで先発のイニエスタに代えてチャビ師匠が登場。続いてブスケツがお役御免となり、セルジ・ロベルトに出番が与えられた(小気味よくプレー)。最後はルイス・スアレスがベンチへと退き、ペドロがピッチへ。最初は中央に入ったが、後に右へ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Neymar (14) | |
Neymar (34) | |
Reporte | |
ファンも納得の試合をしたFCバルセロナが、PSGに2-0で快勝してチャンピオンズ準決勝へ。前半のネイマールの2得点によって勝負を決めると、後半は特に危なげなく試合をコントロールして終えた。パリチームにテル・ステーゲンが脅かされる場面は少なく、完勝といって良い内容。全体としてパスワークに冴えがあり、これぞバルサだというプレーが随所にあったので気持ち良い。バルセロナはこれにて、ここ10年で8度目となるチャンピオンズ準決勝進出。目標のベルリン行きまであと2試合、この調子でいこう。 イニエスタの変態ドリブルからネイマールシーズン終盤最初の山場である“トゥールマレ”の峠越えも、あと2試合。土曜日にはエスパニョールとのデルビー(敵地)を控え、イダにて1-3のアドバンテージを得ていたバルサではあったが、勝利しか考えないと明言していたルイス・エンリケはここでメンバーを落とすことはなかった。スタメンとしてピッチに出たのは、ルーチョバルサの鉄板メンバーたち。シーズンもここまで来れば全力疾走、前半で勝負を決めて後半にやり繰り調整タイムを、との意図がうかがえる。 このPSG戦で光っていたのは中盤、特にアンドレス・イニエスタだった。バルセロナは立ち上がりに相手の出方を見た後、すぐさまボール支配を開始。プレッシャーをかけてくるパリチームをひらりひらりとかわしてはパスをつなぎ、相手を自陣へと押しこんでいった。 先制点は14分のことだ。驚異的だったのはカピタンマークを輝かせたイニエスタで、本当に数日前まで腰を痛めていましたか?のドリブルでPSGの選手たちを料理。絶妙の緩急によって次々とマークを外し、ネイマールへと丁寧な悪魔パスを送り込んだ。そしてネイは的確なトラップによってダビ・ルイスを抜くと、前に出ていたGKシリグもかわして無人のゴールへシュート!クラックたち2人の個人技により、ルーチョチームがまず1点を先行した。 アルベスのクロスに再びネイこの1-0のゴールは両チームの状況的にさほど大きな意味はないものの、早い時間にネットを揺らしたことで気分の良いバルセロナは、その後もゲームを支配し続けていく。22分にはメッシ(いまひとつ元気がなかった。お疲れ?)のボレーシュートが大きく枠を外れ、25分にはダニ・アルベスの強烈ロングシュートがGKシリグを強襲。この夜のダニは別人のようにプレーが正確で^^;、その9分後には完璧なクロスからネイマールの2点目をアシストしている。元チームメイトのマクスウェルをかわしてからの左足でのセンタリングに、ネイが頭で合わせての追加点(2-0)。これによってPSGには4点が必要となり、事実上勝負は決した。 前半のパリチームはカタランチームのパスに為す術なしといった様子で、シュートは記憶に残らない2本のみだった。一番のチャンスは17分、小気味よくボールを回してからのイブラヒモビッチ弾だが、ズラタンは完全にオフサイドポジションだったので得点とはならず。こちらがやりたいようにやり、相手にはほぼ何もさせない。文句の付けようのない前半だった。 後半はローテーションスコアが十分な安定圏に入ったことで、ルイス・エンリケは土曜日のダービーを意識した選手交代を行っていく。まずはハーフタイムでイニエスタがお役御免となり、マエストロ・チャビが登場。55分にはセルヒオ・ブスケツに代わってセルジ・ロベルトがピボーテへ入った。最近はメディオセントロで起用されることが多いロベルトは、この試合でも気持ちのこもった好パフォーマンスを披露。チームにとっての良いオプションとなってきている。 後半のバルサは少々ギアを落としており、PSGがシュートを放つ場面が増えていた。合計スコアで4点差がつけば、それも仕方ないだろう。59分にはエリア際からベラッティのシュートがバルサゴールを襲うも、コースが逸れてポストの横を通過。70分前後はオープンな展開となり、ボールはあちらからこちらへと落ち着きなく動き回っていた。 この頃になると、この夜のヒーローであるネイマールに元気がなくなり、レオ・メッシもまた省エネモード。彼らのどちらかを休ませても良い感じではあったが、エンリケ監督がベンチへと下げたのはバレンシア戦に続いてルイス・スアレスだった。スタンドからの大きな拍手を受けてルイシートが退き、アピールをしたいペドロが登場。ただしチームとしては“このまま2-0でOK”モードなので、ペドロが見せ場を手にするには至っていない。 ゲーム終盤で目立っていたのはテル・ステーゲンの防御力。ドイツの若き守護神は72分にイブラヒモビッチの強力シュートをしっかりと弾いたり、79分のごちゃごちゃしたピンチを防いだりしている(最後はカバーニのシュートがサイドネット)。 ということでフランス王者パリ・サンジェルマンを2試合合計5-1で破ったFCバルセロナが、チャンピオンズ準決勝行きの切符をゲット。エスパニョール戦へと向けてエネルギーもある程度セーブできたであろうし、上出来の夜といえよう。4年ぶりとなるチャンピオンズ決勝まで、あと2試合。バルセロニスタの夢は膨らむ。 |