Liga Española
jornada 35
ふたをこじ開けた後は
ケチャップどばどば。
Cordoba CF | FC Barcelona |
0 | 8 |
2 de Mayo - Sab 16:00 h El Arcangel : 14,000 |
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Goles | |
Rakitic (42) | |
Luis Suarez (45) | |
Messi (46) | |
Luis Suarez (52) | |
Pique (65) | |
Messi (79) | |
Neymar (83pk) | |
Luis Suarez (87) | |
Titular | |
Juan Carlos | 【7】 Bravo |
Crespo | 【8】 Alves |
Iñigo Lopez | 【7】 Pique |
Pantic | 【7】 Mascherano |
Deivid | 【7】 Jordi Alba |
Edimar | 【7】 Busquets |
Krhin | 【7】 Rakitic |
Luso | 【7】 Iniesta |
Bebe | 【8】 Messi |
Fidel | 【9】 Luis Suarez |
Florin | 【6】 Neymar |
Cambios | |
Crespo→ Gunino (46) | Mascherano→【6】 Mathieu (60) |
Luso→ Ekeng (57) | Iniesta→【7】 Xavi (60) |
Bebe→Fede Vico (60) | Rakitic→【7】 Pedro (68) |
Entrenadores | |
Jose Antonio Romero | 【8】 Luis Enrique |
Tarjetas | |
Crespo (45) | |
Luso (52) | |
Arbitro | |
Clos Gomez (aragones) 【】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 1 | 2 | Tarjetas Amarillas | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
2 | 5 | 7 | Tiros a puerta | 26 | 14 | 12 |
0 | 2 | 2 | Ocasiones de Gol | 13 | 8 | 5 |
1 | 4 | 5 | Corners | 8 | 2 | 6 |
2 | Fueras de juegos | 1 | ||||
6 | 4 | 10 | Faltas | 3 | 1 | 2 |
31% | 32% | Posesion del Balon | 68% | 69% |
Formacion | |
監督判断でマシップ、ドグラス、モントーヤ、セルジ・ロベルト、ベルマーレンが招集外。テル・ステーゲン、チャビ、ペドロ、ラフィーニャ、バルトラ、アドリアーノ、マテューがベンチスタート。 バイエルン戦が3日後に控えるものの、いつもの豪華スターティングメンバー。 4点差がつき勝敗が決した後は出場時間調整開始。マスチェラーノとイニエスタがお役御免となって、マテューとチャビがピッチに出た。5点差となっていた3人目の交代も攻撃的にいき、ラキティッチに代えてペドロが入ってメッシが少し後ろへ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Rakitic (42) | |
Luis Suarez (45) | |
Messi (46) | |
Luis Suarez (52) | |
Pique (65) | |
Messi (79) | |
Neymar (83pk) | |
Luis Suarez (87) | |
Reporte | |
シーズンの最重要な時期を迎え、ルーチョバルサの調子が上がりまくっている。観ていてつい、にやけてしまう一方で、こんなに好調すぎていいんでしょうかと不安に感じてしまうほどに無双状態。このコルドバ戦では途中までは相手の懸命の守りに阻まれ無得点が続いたが、ラキティッチがふたをこじ開けてからはもうゴールが止まらず、最終的には0-8での圧勝となった。どれだけエグイ得点力か。試合で特に目立っていたのは2得点のメッシとハットトリックのスアレス。この二人は凄まじすぎて笑ってしまう。 真夏日のコルドバ試合前、驚いたのはアンダルシア地方の暑さだった。あちらは30度超えともうすっかり真夏日で、相当に体力を消耗しそうな気温。キックオフ時間も16時と早く日差しがあり、元々18時だったところをわざわざ変更してくれたLFPさん(テレビ局)には、そんなにバルサに躓いてほしいのかと勝手に邪推する。同じアンダルシアを訪れているマドリーは幾分涼しくなったであろう20時のキックオフ。 なんにせよ必勝に変わりのないバルサは、この最下位コルドバ戦にもガチメンバーで臨んでいった。ここからはローテーションはないと報じるメディアの予想どおり、ルイス・エンリケが送り出したのは彼のベストメンバー11人。監督のメッセージが伝わるイレブンだ。 この試合に勝てなければ降格が確定するコルドバは、自陣で守りを固め、0-0で望みをつなぐプランで臨んできた。とりわけトリボッテによって中央の守備にみっちりと人数を割き、メッシを徹底的にケア。これが功を奏し、運にも助けられ、バルセロニスタはやきもきする約40分間を送ることになる。 ハーフタイム直前の2得点暑さゆえに、できれば手早く勝負を決めたいバルセロナ。最初のチャンスは早々に訪れた。開始2分、ダニ・アルベスからのクロスにネイマールが直接右足で合わせるも、シュートはクロスバー上を通過し先制点とはならず。この日のネイは何度か決定機を外すなど、仕上げの場面で少々堅さが見られていたのだが、ここで外したことの影響もあったのだろう。5分には同じくアルベスのセンタリングを受け、自らシュートにいける場面ながらもメッシへの落しを選択している(シュート直前でデイビッドがカット)。 序盤のバルサはテンポよく相手エリア内でパスを回すなど、非常に良いプレーをしていた。しかしながら最後のパスをコルドバにカットされ、次第に好機は減少。26分にはマスチェの縦パスを受けたメッシが巧みなドリブルからDFを3人かわしてシュートを放つも、やや威力に欠けてGKファン・カルロスがキャッチしている。中盤戦は暑さが応えてきたのだろう。選手たちの動きは全体的に落ちていた。 守りを固めるコルドバの陣形に穴を生むべく、執拗にパスを回したバルセロナに報酬が届いたのは前半終了間際のことだ。ここで輝いたのはやはり大エースのメッシだった。36分、レオからのライン裏へのパスに抜け出したネイマールのシュートは惜しくも右ポストに嫌われたのだが、その数分後、42分の同様の場面ではラキティッチが思い切りよくパワフルなシュートをゴール天井に蹴り込んでついに先制!右足アウトでトラップし、すぐさま右足で決めるナイスゴールだった。メッシのDF背後へのパスはそれにしても見事だ。 これでバルサは勝利へ向け大きく前進。そしてそれをさらに確実なものとしたのが、アディショナルタイムのルイス・スアレス弾だ。スアレスがライン裏を狙っているのを見つけたアンドレス・イニエスタが、エリア内へと完璧なボールを供給。斜めに走りマークを外したデランテロはそれを右足インサイドできっちりと仕留め、リードを2点に広げた。スアレスのその得点感覚の高さには毎度驚かされる。コルドバの気持ちを挫く上でも非常に意味のあるゴールだった。 アルベスが冴えるクロスで2アシストホームチームの気持ちを折るという点で、さらなる一撃となったのはメッシの得点だ。後半開始早々の46分、ダニ・アルベスからのクロスに後方から詰めたメッシが頭で合わせて0-3!びっくりだったのは続く52分、同じくアルベスからの右クロスに今度はニアのルイス・スアレスが頭で決めてあっという間に0-4へとしたことだった。あのダニのクロスがキレイに連続で決まるなんて!これは残留がほぼ確定したことに気分を好くした結果なのか、それとも契約書サイン前の最後のアピールか。どちらにしても彼のクロス精度向上は喜ばしいことだ。 スコアが安全圏内に入ったことで、ルイス・エンリケは出場時間の調整を開始していく。エケングのミサイルシュートをクラウディオ・ブラボが好セーブ(59分)し、ルイス・スアレスからの完璧センタリングをネイマールが外した直後の60分、ルーチョはイニエスタとマスチェラーノをベンチへ下げてチャビとマテューをピッチへ。このあたりの時間帯は試合が少々オープンになり、コルドバがバルサ陣内に攻め込む場面も度々あった。 無慈悲なゴール祭り勝負がついた後も、バルサは貪欲に追加点を狙っていった。マニータの完成は65分のことだ。ラキティッチの蹴ったコーナーキックをジェラール・ピケが頭で沈めて0-5。その後、ルイス・エンリケはラキティッチも休ませてペドロをピッチへと送り出し、チームはさらに3点を奪い取っていくことになる。決めたのは南米トリデンテだ。 まずは79分、パスによる崩しの後、エリア内に残ったボールをメッシが押し込んで6点目。メッシとの壁パス交換でフリーとなり、自分で打てるところでスアレスへと譲ったペドロには彼の人柄が出ていたし、最後の場面でシュートをメッシに譲ったネイマールにも得点王を争う先輩への気遣いが見られた。 そして83分、そのネイマールがエリア内で倒されてPKとなった場面では、いつもならキッカーを担当するメッシが、今回はお前が蹴りなよと度量の広さを披露。アノ選手であれば絶ッッッ対に喜んで自分で蹴っていただろうと、十人中十人が思ったに違いない。ネイがきっちりとこれを決めた後のレオとの笑顔抱擁も良い光景だった。最後はチャビのミドルシュートのこぼれ球をルイス・スアレスが沈めて0-8祭りの完成。リーガ優勝へとまた一歩前進するとともに、バイエルンとの決戦へ士気上がる勝利なった。 |