Liga Española
jornada 36
ルジ攻略に苦労しつつも勝利!
リーガ優勝に王手!
FC Barcelona | Real Sociedad |
2 | 0 |
9 de Mayo - Sab 18:00 h Camp Nou : 86,047 |
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Goles | |
Neymar (50) | |
Pedro (85) | |
Titular | |
Bravo 【7】 | Rulli |
Alves 【8】 | Carlos Martinez |
Pique 【7】 | Mikel Gonzalez |
Bartra 【6】 | Iñigo Martinez |
Adriano 【6】 | De la Bella |
Mascherano 【7】 | Bergara |
Rafinha 【6】 | Ruben Pardo |
Xavi 【6】 | Granero |
Messi 【8】 | Xabi Prieto |
Luis Suarez 【6】 | Canales |
Neymar 【7】 | Vela |
Cambios | |
Bartra→ Busquets 【5】(61) | Canales→ Chory Castro (74) |
Xavi→ Iniesta 【5】(74) | Vela→ Finnbogason (77) |
Rafinha→ Pedro 【7】(81) | Granero→ Elustondo (92) |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【7】 | David Moyes |
Tarjetas | |
Mascherano (64) | Granero (26) |
De la Bella (27) | |
Bergara (29) | |
Rulli (62) | |
Ruben Pardo (76) | |
Arbitro | |
Iglesias Villanueva (gallego) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 5 | 2 | 3 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
8 | 8 | 16 | Tiros a puerta | 4 | 2 | 2 |
5 | 5 | 10 | Ocasiones de Gol | 0 | 0 | 0 |
4 | 6 | 10 | Corners | 3 | 1 | 2 |
3 | 3 | 6 | Fueras de juegos | 6 | 3 | 3 |
3 | 6 | 9 | Faltas | 13 | 4 | 9 |
72% | 66% | Posesion del Balon | 34% | 28% |
Formacion | |
マテューが負傷欠場。マシップ、モントーヤ、ラキティッチ、ドグラスが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ブスケツ、ペドロ、イニエスタ、アルバ、セルジ・ロベルト、ベルマーレン(初ベンチ!)がベンチスタート。 バイエルンとの対決に挟まれた中位チームとの試合につき、複数個所でローテーション。セントラルのバルトラ、左ラテラルのアドリアーノ、インテリオールのチャビ、ラフィーニャが先発となった。前線のトリデンテは今回も揃ってフル出場。次節アトレティコ戦にカードリーチのスアレスも使い切った。右のアルベスが元気いっぱいで存在感出しまくり。 最初の交代はバルトラに代えてブスケツで、マスチェラーノがセントラルへ移動。続いてチャビがお役御免となってイニエスタが登場。もしストライキに突入すれば、これが巨匠のラストカンプノウ...?最後はラフィーニャを下げてペドロを送り出し、中盤2枚。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Neymar (50) | |
Pedro (85) | |
Reporte | |
FCバルセロナがリーガタイトル奪還に向けて大きく前進!レアル・ソシエダをカンプノウに迎えての試合は、あちらの若き守護神ルジの活躍などによって得点を奪えず苦労したものの、後半の早い時間帯にネイマールがこじ開けてからは安心の展開。試合終盤にはベンチ生活が続くペドロの美しいチレーナが決まり、カンプノウを幸せムードに包まれた。ルーチョチームはバイエルン戦に挟まれた難しいゲームを勝利で終え、首位を堅持。後にベルナベウにてマドリーがバレンシアと引き分けたことで両チームの勝点差は4へと拡大し、バルサは優勝へあと1勝となった。 立ちはだかるルジの壁バイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズ準決勝に中2日で挟まれているこの試合。ルイス・エンリケは中盤と最終ラインでローテーションを行うことを選択し、イニエスタ、ラキティッチ(招集外)、ブスケツ、アルバらを温存。チャビ、ラフィーニャ、バルトラ、アドリアーノが先発で起用された。トリデンテは今回も揃ってフル出場。マスチェラーノがピボーテに入った。 この試合はほぼ、バルサの主導権の下で進んでいった。ホームチームは序盤からボールを支配し、早い時間から好機を作り出す。最初の決定機は8分のことだ。このところ絶好調のダニ・アルベスからのセンタリングにレオ・メッシが頭で合わせ、身体を捻りながら放たれたシュートはふんわりとした軌道を描きながらゴール左角へ。しかし「決まった!」と思われたこのヘッド弾はゴール寸前でGKルジによってかき出され、得点には至らなかった。この日のルジはその後も次々とバルセロナの好機を阻止し、ホームチームが苦戦した最大の要因となっている。 バルサのチャンスは続く。9分にはまたもやアルベスのクロスボールが決まり、逆ポストのルイス・スアレスが頭でゴール正面へと落とすもネイマールもチャビもあと一歩間に合わず。12分にもメッシとのコンビネーションからネイマールがルジと対したが、GKがほぼ奇跡的にこれを阻止している(シュートが上手く出した左足に止まった)。 ゴールを割れず前半終了その後はしばし決定機は減ったものの、ボールはがっちりとバルサが支配。メッシとアルベス、ラフィーニャが効いていた右サイドでは、ラ・レアルの選手たちが次々にカードを受けていった(26分にグラネロ、27分にデラ・ベジャ、29分にベルガラ)。28分にはCKの流れから、前線に残りメッシの絶妙パスに抜け出したジェラール・ピケが決定的トラップ&シュートで強襲。しかしこれもまたGKルジの右手によって阻まれ、押しているのに先制できない、バルセロナにとってはイヤな展開となっている。 40分にはボールを追ったネイマールによるサイドライン際での鮮やかなプレー(ボールを残しメッシに届ける)にカンプノウは拍手。45分にはダニ・アルベスによる強烈なロングシュートが枠をかすめた。得点の匂いはしつつもルジなる壁がバルサに立ちはだかり、前半戦は0-0で終了する。 ネイマールがついにこじ開けるハーフタイムが明けても、守護神ルジの活躍は止まらなかった。47分にはCKからのバルトラのヘッドを左手でセーブ。このままルジの狂い咲きが最後まで続き、バルサはラ・レアル相手にまたも勝点を落とすのか・・・クレのそんな不安を消し去ったのが50分のネイマールだった。レオ・メッシが右サイドから上げたボールをDFミケル・ゴンサレスが頭でクリアしようとしたところ、これが左ポスト前にいたネイマールへのちょうど好いアシストとなり。ネイはぽっかりと空いたゴールへとボールを頭で押し込み、バルサがついに先制に成功した。 レアル・ソシエダはこの日、チャンスといえる場面をほぼ作り出せておらず、1点奪えたことでまず勝利は堅いと思われた。しかし1-0のままではどんな事故が起こるか分からない。ルーチョチームは勝負を決める2点目を得るべく、その後もラ・レアルのゴールへと迫り続けていく。だが安心の2-0とするには少々時間を要した。ルイス・エンリケは61分にバルトラに代えてブスケツを投入し、中盤を強化している(マスチェがセントラルへ)。 感動と興奮のペドロのゴラッソモイーズチームは危険こそ生み出さなかったが、バルサにスペースを与えることもなかった。ゲームは小康状態へと入り、ルイス・エンリケは74分、チャビをお役御免としてイニエスタを送り出す。予め決めておいた時間が来たのだろう。もしストライキ実施となれば、これがカンプノウでチャビの雄姿を見る最後の機会かもしれない、、、スタンドは盛大な拍手で今回もステキなプレーをたくさん見せたカピタンを称えた。 ガッツエンリケはそして81分、ラフィーニャに代えてペドロ・ロドリゲスを送り出す。トリデンテを残して中盤の選手とペドロを代える采配をルーチョは最近よくするな、ゲームがどたばたしなければいいが、と思うところだが、今回はこの交代がずばり的中する。それは85分のことだった。メッシによる右からの地を這うセンタリングをDFが弾いたところ、その浮き球へとペドロのチレーナが炸裂!これだけ美しいバイシクルはそうはお目にかかれないというゴラッソがネットへと突き刺さり、バルサの勝利は揺るぎないものとなった。今季はじっと我慢の起用法となっているペドロ弾だけに、クレの心も熱くなる。 ということで曲者ラ・レアルとの試合を2-0で勝利したバルセロナ。その直後に始まったベルナベウでのバレンシア戦が2-2で終わったことで、バルサと白組との勝点差は4へと広がり、バルサはリーガ制覇まであと1勝へと迫っている。良い週末なり! |