テル･ステーゲン、J.スアレス、ピケ、ベルマーレン、アルバ、イニエスタ、サンペール、ムニール、サンドロ、グンバウ、ハリロビッチがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

ドグラスが先発フル出場。珍しいところではラフィーニャの前線サイド起用。ペドロは状況によって左へ右へ。ラフィーニャもよく走っていた。ハーフタイムでまず7人が交代。期待のベルマーレンがピッチに立ち、ピケとコンビを組んだ。

プレシーズンの最初の親善試合。トレーニングを始めてから1週間。

スタメンは控えメンバー（仮定）が中心。チームで唯一ドグラスが90分間フル出場しており、実戦経験を積ませたい監督の意向が感じられる。その期待に応えるように、ドグラスは精力的に前へと顔を出していた。バルトラも良かった。

主な攻撃パターンはラインの裏を狙うのと、ペドロによるサイドからの崩し。ラキティッチが存在感を出していた。前半はほぼギャラクシー陣内で進んでいった。

先制点はハーフタイム目前の44分、主はルイス･スアレス。左のラフィーニャからのパスをバルトラが胸トラップして背中越しにパスしたところ、後ろから突っ込んだスアレスが理不尽にねじ込んだ。

後半もバルサペースで展開したが、少々ドタバタしていた（相手のチャンスが増えた）。追加点は55分。ムニールが左サイドを破り、中央のサンドロが粘ってこぼれたボールを、セルジ･ロベルトが思い切り蹴り込んで2-0。84分のクロスバーを叩いたサンドロ弾は惜しかった。

ギャラクシーはカウンターから数度チャンスを作り出した。それらは全てマシップとホセ･スアレスが上手く処理をしていたが、最後はCKからネットを揺らされた。