Liga Española
jornada 1

スアレス弾で辛勝。
怪我人続出が痛い。

Athletic Club FC Barcelona
0 1
23 de Agosto - Dom 18:30 h
San Mames
: 45,000
Goles
  Luis Suarez (54)
Titular
Iraizoz 【7】 Bravo
De Marcos 【5】 Alves
Elustondo 【6】 Mascherano
Laporte 【7】 Vermaelen
Balenziaga 【7】 A;ba
Mikel Rico 【6】 Busquets
Beñat 【6】 Rakitic
Susaeta 【7】 Iniesta
Eraso 【6】 Messi
Sabin 【7】 Luis Suarez
Aduriz 【4】 Rafinha
Cambios
Balenziaga→ Boveda (50) Alves→【8】 Sergi Roberto (19)
Mikel Rico→ Gurpegui (63) Busquets→【5】 Bartra (68)
Sabin→ Ibai (63) Rafinha→【5】 Sandro (82)
Entrenadores
Ernest Velverde 【6】 Luis Enrique
Tarjetas
Elustondo (34) Rakitic (44)
Eraso (37) Vermaelen (64)
Ibai (71) Luis Suarez (75)
Arbitro
Carlos del Cerro Grande (madrileño) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 3 6 Tiros a puerta 11 3 8
0 2 2 Ocasiones de Gol 4 2 2
2 0 2 Corners 4 2 2
2 2 4 Fueras de juegos 4 3 1
9 6 15 Faltas 11 5 6
29%   34% Posesion del Balon 64%   71%
Formacion

ドグラス、アドリアーノが負傷欠場。ネイマールが病み上がり。ピケ、マテューが出場停止。マシップが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、バルトラ、ムニール、サンドロ、セルジ・ロベルト、カマラ、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

1週間前のスーペルコパからは大きくメンバーを入れ替え、レギュラー選手たちが先発出場。ピケ、マテューを欠くセントラルはマスチェラーノとベルマーレンのコンビとなった。左ラテラルにはジョルディ・アルバが復帰。移籍したペドロの後任としては報道どおりラフィーニャがまず起用された。

選手交代は不運にも負傷による交代が2人。前半にはアルベスが痛んでセルジ・ロベルトと交代(一時的に3バック気味に)。後半にはブスケツが負傷し、バルトラと代わった。それに伴いマスチェがメディオセントロへと移動。最後のカードは、ラフィーニャに代えてのサンドロ。怪我明けのアルバはフル出場となった。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Luis Suarez (54)
Reporte

前年度王者FCバルセロナが、非常に苦しみながらもサン・マメスを攻略。アスレティック・クラブとのリーガ初戦を白星で飾った。ルーチョチームは前後半それぞれにアルベスとブスケツが負傷、メッシがPKを外すなど苦しい試合展開となったが、ハーフタイム明け早くのルイス・スアレスの好ゴールによって先制に成功すると、虎の子の1点を守りきって0-1で勝利。内容に輝きはなかったものの、一丸となっての努力で勝点3を持ち帰っている。こういう試合をものにしてこそ、最後の栄冠が見えてくるという勝利。

アルベス負傷、ロベルトの活躍

スーペルコパでの対戦と同様に、バルベルデチームのプレッシングはこのリーガ開幕節でも厳しかった。ビルバオは最終ラインを非常に高く押し上げ、ライン間隔をコンパクトにしてバルサのスペースを消去。バルサは落ち着いてボールを回すことができず、プレーのリズムを作り出せなかった。かといってアスレティックも好機を作り出すとまではいかず、序盤は両チームともシュート0でゲームは進行していく。

そんなバルサにアクシデントが発生したのは17分頃だ。アドゥリスとの競り合いの途中でダニ・アルベスが右太ももの内転筋を負傷。一度はプレーを続けようとしたもののすぐに断念し、セルジ・ロベルトにポジションを譲った。プレシーズンも数度、右ラテラルで起用されたロベルトは、今回も見事に便利屋っぷりを披露。試合のMVPといえるプレーによって、ダニ負傷の穴を埋めた。ここ数試合のアルベスはピリッとしていないため、ロベルトの方が良さそうと思えるほどだった。

メッシがPK失敗

チャンスのチャの字も作れていなかったバルサに、突如訪れた先制の機会が30分のメッシのPKだ。エリア内でスアレスが倒れた場面で、セロ・グランデ主審はエルストンドのファールがあったと考え、PKを宣告(微妙な判定)。しかしメッシのシュートコースをGKイライソスは完璧に読んでおり、余裕ある横っ飛びでCKへと逃れている。レオはこの日もあまり元気なく、見せ場は時折見せるドリブルくらいだった。

その後はマスチェからのロングボールを巧みにトラップし、エリアに侵入したセルジ・ロベルトのとラストパスをスアレスが流し込もうとするもイライソスがセーブ、ラフィーニャの折り返しにも一歩届かずに仕留められなかったチャンスがあったくらいで(34分)、これといった盛り上がりはなく前半は終了している。

スアレスの先制弾

スコアが動いたのは後半開始すぐ、54分のことだ。ラキティッチ(やや精彩を欠いた)からロングボールを受けたジョルディ・アルバが左サイドを駆け上がり、ゴールライン際から完璧なクロスを供給。フリーとなって中央で待ち受けたルイス・スアレスがボレーシュートをアスレティックゴールへと叩き込んだ。これにはイライソスも為す術なし。

バルサにとって惜しかったのは60分、セルジ・ロベルトの強力シュートがクロスバーに阻まれた場面だ。ボールがあと数センチ下に飛んでいれば、おそらく試合は決していただろう。バルベルデ監督は選手の二人同時交代によって流れを引き寄せようとしたが(63分)、バルサは引き続きボールをコントロール。特に危なげなく試合を進めていった。

ブスケツも負傷交代...

そんなバルサに再びアクシデントが発生する。67分、またもアドゥリスとのボールの競り合いのなかでセルヒオ・ブスケツが右足首を踏まれて捻挫。担架に乗せられ、ピッチを後にしたのだ。ルイス・エンリケはこの災難をバルトラを入れることで対処。マスチェラーノがメディオセントロへと上がった。バルトラはこの夜、ピンチになりかけた場面で冷静に処理。集中して良いプレーをしていた。

ルーチョチームは今回のサン・マメス決戦でアスレティックに一度しか決定機を許してはいない。しかし守りが万全だったかというとそうでもなく、イヤなボールの失い方も数度あったのだが、ビルバオの焦り(?)に助けられた感じだ。一度のピンチ(80分)はかなりの冷や汗もので、イバイがシュートを吹かしてくれたことで命拾い。このあたりはビルバオの圧力がきつかった。

一方でバルサもルイス・スアレスの華麗なバセリーナでお返しし、ネットを揺らしたのだが、これはわずかにオフサイドで0-2とはならず(85分)。87分にはメッシがドリブルで数人のDFをかわし、シュートへと持ち込んだが、ボールに勢いがなくイライソスが難なくキャッチしている。

ということで輝きこそ少なかったものの、勝利への執念を示し、献身を惜しまなかったバルサが0-1で勝利。レギュラークラスを複数欠き、怪我人が連続した厳しい試合でしっかりと勝点3を確保したのは大きい。