Liga Española
jornada 6

スアレスの2発で勝利。
メッシ負傷が痛すぎる・・・。

FC Barcelona UD Las Palmas
2 1
26 de Septiembre - Sab 16:00 h
Camp Nou
: 74,916
Goles
Suarez (25)  
Suarez (53)  
  Jonathan Viera (88)
Titular
Ter Stegen 【6】 Javi Varas
Sergi Roberto 【8】 Simon
Pique 【5】 Alcaraz
Bartra 【6】 Artiles
Adriano 【5】 Bigas
Mascherano 【5】 Castellano
Rakitic 【6】 Roque Mesa
Busquets 【6】 Hernan
Messi 【5】 Wakaso
Suarez 【8】 Araujo
Neymar 【6】 Jonathan Viera
Cambios
Messi→ Munir 【5】(8) Hernan→ Julio (56)
Munir→ Sandro 【4】(79) Araujo→ El Zhar (67)
Adriano→ Gumbau 【sc】(90) Roque Mesa→ Valeron (67)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Paco Herrera
Tarjetas
Mascherano (80) Hernan (36)
Suarez (90+) Simon (55)
  Wakaso (58)
  Alcaraz (61)
Arbitro
De Burgos Bengoetxea (vasco) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 11 16 Tiros a puerta 9 6 3
1 7 8 Ocasiones de Gol 3 3 0
1 2 3 Corners 3 2 1
1 5 6 Fueras de juegos 3 1 2
5 7 12 Faltas 22 10 12
74%   66% Posesion del Balon 34%   26%
Formacion

ブラボ、アルバ、ベルマーレン、ラフィーニャが負傷欠場。マシップ、アルベス、イニエスタ、ムニール、サンドロ、マテュー、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

予想されたとおりローテーションを行ったルイス・エンリケだったが、休ませたのはマスチェラーノではなくイニエスタ。マスチェはピボーテで先発フル出場した。ブスケツは左インテリオールで出場。セントラルはバルトラがピケとコンビを組んだ。

メッシが早々に負傷し、ムニールと交代。ロベルトが積極的に攻撃に参加した。残る交代は試合終盤で、79分にムニールに代えてサンドロが登場。同じく右エストレーモを務めた。最後はアドリアーノがお役御免となってグンバウと交代。バルトラが左に回り、マスチェラーノがセントラルへ下がった。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Suarez (25)  
Suarez (53)  
  Jonathan Viera (88)
Reporte

FCバルセロナが昇格組のUDラス・パルマスに2-1で順当勝ち。そのこと自体はめでたいが、なんといってもこの試合のニュースはレオ・メッシの負傷に尽きる。バルサの大エースは3分、シュートを打とうとした際に負傷。病院での検査によって、7-8週間の離脱と診断を受けた。これは相当に痛い。試合は前後半のルイス・スアレス弾によってバルサが勝点3を確保。試合終了間際には意地を見せたラス・パルマスが1点を返し、テル・ステーゲンの完封はまたもならなかった。兎にも角にもメッシの負傷、これに尽きる。

メッシがヒザを痛め交代

カンプノウに昇格組で12位のラス・パルマスを迎えるとあり、ルイス・エンリケは再びローテーションを実施。アンドレス・イニエスタをベンチに置き、セルヒオ・ブスケツが左インテリオールで起用された。出場時間が積み重なっているマスチェラーノはピボーテとしてフル出場した。

水曜日のセルタ・デ・ビーゴ戦の敗北(4-1)へのリアクションを示したいバルサだったが、イニエスタ不在もあって輝きや攻撃のアイディアを欠き、5バックを敷くラス・パルマスの守りを特に前半は効果的に攻めることが出来なかった。試合開始間もなくレオ・メッシが負傷交代したことも、チームにショックを与えていたのは間違いない。

メッシは3分、エリア内へと切れ込んでシュートを放とうとした際、ビガスが同じ瞬間にボールを蹴っていたことで左ヒザにダメージを受ける。リカルド・プルーナ医師の触診を受け、一度はピッチに戻ったものの痛みのためにプレーを断念、9分にムニールと交代でピッチを去った。靭帯を痛めているであろう事が察せられ、ファンとしてもその後はレオの状態が気が気ではなかった。

ロベルト→スアレスで先制

幸いだったのは、25分の時点でルイス・スアレスの先制ゴールが決まったことだ。ムニールのヒールパスを受けたセルジ・ロベルトがエリア横から良質のセンタリングを送り込み、中央での競り合いに勝ったルイス・スアレスのヘディングシュートが逆ポスト側のネットを揺らして1-0!このプレーはどうやら、ウォームアップの際に何度も練習していたものらしい。

アルベスに代わって再びラテラルで先発したセルジ・ロベルトは、この日も好パフォーマンスを披露。ダニが不安定な分、現時点ではロベルトを優先起用してもいいと思える。今季のリーガでバルサが前半に得点したのは、これが初めて。

バルセロナの前半の決定機は、そのゴールの場面だけだった。対するラス・パルマスはスピードのあるカウンターアタックでバルサ陣内深くへと侵入。ジョナタン・ビエラと元バルサB選手のアラウホらが危ない場面を作り出している。40分はビエラの決定的シュートがクロスバーを越えるピンチ。結果として失点を防げてはいたが、エリアまで簡単に迫られるのは問題がある。

スアレスが9番の仕事をして2-0

後半はルーチョチームが試合をコントロールできるようになり、シュート数、チャンス数も大幅に増加した。そこに大きく寄与したのは53分に決まったルイス・スアレスの2-0弾だ。ネイマール(丸坊主)からのロングパスを受けたムニールがエリア右へと侵入し、グラウンダーのセンタリング。2列目から飛び出したブスケツがスルーしたボールを、逆ポストのスアレスがずどんと突き刺しての得点だった。さすがのハビ・バラスもこれにはどうすることも出来ず。

56分にはテル・ステーゲンアラウホのターン&強烈シュートをファインセーブ。65分にはエリア内でスアレスを止めようとしたアルカラスがハンドを犯し、デ・ブルゴス・ベンゴネチェア主審が迷わずPKを宣告したものの、キッカーとなったネイマールがこれを外してトドメとはならなかった。今季のバルサはすでにPKを3つも外してしまっている。

3点差を付けて勝負を終わらせたいバルセロナだったが、後半は11本のシュートを放ち、7回もの決定機を作りながらも正確性があと少し足りず、GKハビ・バラスの好守にも阻まれたことで追加点を得られない。75分の1対1からのスアレスのシュートブロック、81分のマスチェラーノのミドルシュートブロックは特に惜しかった。なかなか実現しない、マスチェのバルサ初得点。

またエラーから失点

追加点を奪えないながらも、順調に試合を進めていたバルサ。しかし今回もまた、無失点で試合を終えることは出来なかった。それは88分のことだ。マスチェラーノが中盤でボールを持ちすぎ、後ろからのチェックを受けてボールを喪失。最後はジョナタン・ビエラのシュートがピケの足に当たってコースが変わり、ゴールに転がり込んだのだった。バルトラにボールを回していれば防げたであろう失点だけに勿体ない。

これでもう1点返されることがあれば、、と場内がざわつく89分、バルサは決定的チャンスを作り出す。ネイマールが必殺のドリブルで左サイドを崩し、相手のマークを引き付けて逆サイドのサンドロへとパス。しかし若きデランテロはこれを仕留められず、監督やファンへのアピールとはならなかった。前節のムニールと同じく、惜しいところまではいくのだけれど。

この直後に行われたマドリー対マラガが0-0に終わったため、バルサは再び勝点で白組を逆転したのだが、レオ・メッシ負傷(全治7-8週間)のショックが大きいために雰囲気は重い。ここは好いように開き直って、大エース不在の留守を守らねばならない。頼むぞ、スアレス&ネイマール。