Liga de Campeones
jornada 3
ネイが引き付け、ラキティッチが決める×2。
9試合ぶりの完封。
BATE Borisov | FC Barcelona |
0 | 2 |
20 de Octubre - Mar 20:45 h Borisov Arena : 13,000 |
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Goles | |
Rakitic (48) | |
Rakitic (64) | |
Titular | |
Chernik | 【6】 Ter Stegen |
Polyakov | 【6】 Dani Alves |
Gajduchik | 【6】 Pique |
Milunovic | 【6】 Bartra |
Mladenovic | 【6】 Jordi Alba |
Aleksandr Volodko | 【6】 Mascherano |
Nikolic | 【6】 Sergi Roberto |
Stasevich | 【6】 Busquets |
Gorejchuk | 【5】 Munir |
Maksim Volodko | 【6】 Luis Suarez |
Signevich | 【8】 Neymar |
Cambios | |
Maksim Volodko→ Kartniski (63) | Sergi Roberto→【7】 Rakitic (18) |
Nikolic→ Yablonski (66) | Munir→【5】 Sandro (70) |
Signevich→ Mozolevski (79) | Busquets→【5】 Gumbau (72) |
Entrenadores | |
Alyaksandr Yermakovich | 【6】 Luis Enrique |
Tarjetas | |
Polyakov (29) | Busquets (23) |
Maksim Volodko (43) | Alves (41) |
Gajduchik (61) | Gumbau (74) |
Kartniski (82) | |
Minulovic (83) | |
Aleksandr Volodko () | |
Arbitro | |
Manuel de Sousa (portugues) 【】 | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 4 | 6 | Tarjetas Amarillas | 3 | 1 | 2 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
0 | 4 | 4 | Tiros a puerta | 20 | 9 | 11 |
0 | 0 | 0 | Ocasiones de Gol | 6 | 3 | 3 |
0 | 0 | 0 | Corners | 9 | 4 | 5 |
2 | 2 | 4 | Fueras de juegos | 1 | 1 | 0 |
8 | 12 | 20 | Faltas | 6 | 3 | 3 |
32% | 31% | Posesion del Balon | 69% | 68% |
Formacion | |
イニエスタ、メッシ、ラフィーニャが負傷欠場。マシップ、ドグラスがベンチ外。ブラボ、ラキティッチ、サンドロ、アドリアーノ、ベルマーレン(負傷明け)、マテュー、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。 カップ戦につきテル・ステーゲンがゴールを守る。大方の予想と異なり、バルトラが先発出場。マスチェラーノがピボーテに入り、ブスケツはインテリオールとなった。中盤の残る一人はセルジ・ロベルト。右エストレーモは今回はムニールが選択された。 BATEが引いてきたため、攻撃時には両ラテラルが前に張り出し、マスチェラーノがセントラルの間に入る3バックに。ネイマールがトップ下の3-4-1-2となっていた。バルトラとピケは途中左右交代。最初の交代は怪我のセルジ・ロベルトに代えてラキティッチ。二人目はムニールを下げてサンドロに出番。最後はブスケツを休ませグンバウが登場。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Rakitic (48) | |
Rakitic (64) | |
Reporte | |
ベラルーシにて行われたチャンピオンズリーグ第3節、BATEボリソフ対FCバルセロナは、途中出場のイバン・ラキティッチの2ゴールによってバルサが快勝。攻撃でチームを引っ張ったのはネイマールだったが、2列目からフリーで上がってきたラキティッチがネットを揺らすパターンで2点を奪い取った。他会場のレバークーゼン対ローマが4-4で引き分けたため、グループEではルーチョチームが勝点7で頭一つ抜け出すことに。唯一ネガティブなニュースは、ここ最近のバルセロニスタの希望であるセルジ・ロベルトが恥骨の違和感でベンチに退いたことだ。軽傷であることを願う。 かなり慎重だったBATEルイス・エンリケはこのBATE戦の先発イレブン選びで、出場時間が過多となっているラキティッチをベンチに置き、マスチェラーノとブスケツ、それにセルジ・ロベルトで中盤を構成する案を選択。それに伴い空いたピケの相棒席には、マテューではなくバルトラが選ばれた(嬉しい)。カンテラーノ枠となっている右エストレーモはムニールが起用された。 前節のASローマ戦では、果敢に前に出ることで見事勝利(3-2)を手にしたBATEボリソフ。このバルサ戦でも積極的に攻めてくるか、と予想されていたが、ふたを開けてみると敬意を払いすぎではないか?と思うほどに慎重だった。自陣で守ってバルセロナのミスを待ち、カウンターに賭ける作戦のようだったが、かといって守りが激しいわけでもなく、バルサは余裕を持ってボールを支配できた。これはかなり有り難かった。 ボールは支配、シュート精度を欠くバルセロナも集中力高くゲームに入り、攻守のバランスも良かった。BATEの圧力が弱かったとはいえ、圧倒的にボールを回し、前半だけで放ったシュートは11本。週末のラーヨ戦に続いてやる気に燃えるネイマールが攻撃を牽引し、ほぼ全ての危険なプレーは彼を経由することで生まれていた。ただし、崩しのアイディアが豊富だったかといえばそうでもなく、シュートチャンスでは精度が不足。またも前半を無得点で終えることになる。 前半のバルサのゴールチャンスは主に、セットプレーから生まれた。ネイマールがキッカーを担当したCKでは、10分のスアレスのヘッドと、11分のサインプレーでのムニール(GKチェルニクが阻止)。30分のフリーキックではブスケツの角度のないシュートがあと一歩でラインを越えなかった。40分のアルベスのクロスにラキティッチが頭で合わせる場面も、ボールはクロスバー上を通過。特にこのラキティッチのヘッドは良い攻めだったので、得点とならず残念だ。 17分にはこの試合の最悪のニュースであるセルジ・ロベルトの負傷が発生した。恥骨周辺に違和感を感じたらしく、カンテラーノは自ら交代を要求。休ませたかったラキティッチが急きょ出場することになるのだが、このラキが試合を決めるのだから分からない。 ネイマール→ラキティッチで2得点欲しかった先制点は、後半が始まるとすぐに手に入った。48分、ジョルディ・アルバのボールカット&パスからネイマールが速攻を仕掛け、エリア際までドリブル。相手守備陣4人を引き付けると、フリーでパスを受けたラキティッチが豪快なミドルを叩き込んでの得点だった。ポゼッションはしていても、ゴールは速攻からという今のバルセロナだ。 リードを奪ったことで、バルセロナは落ち着きを得た。一方のBATEはここまで1本のシュートもなく、ホームゲームをそのままでは終われない。63分にイェルマコビッチ監督は最初の交代カードを切り、状況を変えようと試みた。しかし相手が前へ出たことで、バルセロナの追加点が決まる。得点者は再びラキティッチ。アシストも再びネイマールだった。 64分、こちらも速攻からラキティッチが左のネイマールへとボールを展開。ネイマールは相手DFのマークが十分引き寄せられたのを確認してエリア内のスペースへとパスを送り、そこへ走り込んだラキティッチが余裕を持っての浮き球シュートにてGKチェルニクを攻略している。 こうしてバルセロナはBATEボリソフを0-2で下し、9試合ぶりに無失点で試合を終えた。相手の慎重さに助けられたとはいえ完封勝利は良い報せであり(テル・ステーゲンもホッとしたはず)、守備におけるバランスも良くなっていたので次に期待をつなげられそうだ。なんとなくではあるが、物事がこれから良い方向へ流れそうな、そんな試合だった。
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