Liga de Campeones
jornada 4

またもネイマール&スアレスが決めた。
グループステージ勝ち抜けはお預け。

FC Barcelona BATE Borisov
3 0
4 de Noviembre - Mir 20:45 h
Camp Nou
: 68,502
Goles
Neymar (30pk)  
Suarez (60)  
Neymar (83)  
Titular
Ter Stegen 【7】 Chenik
Alves 【6】 Polyakov
Mascherano 【7】 Gayduchik
Vermaelen 【6】 Milunovic
Adriano 【6】 Mladenovic
Busquets 【8】 Yablonski
Rakitic 【5】 Aleksandr Volodko
Iniesta 【7】 Stasevich
Sergi Roberto 【7】 Gordeichuk
Suarez 【8】 Maksim Volodko
Neymar 【9】 Mozolevski
Cambios
Rakitic→ Munir 【6】(20) Mozolevski→ Hleb (61)
Iniesta→ Bartra 【6】(68) Aleksandr Volodko→ Nikoliic (68)
Busquets→ Gumbau 【5】(75) Maksim Volodko→ Rios (78)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Alyaksandr Yermakovich
Tarjetas
Alves (51) Mladenovic (29)
  Mozolevski (44)
  Nikolic (80)
Arbitro
Istvan Vad (hungaro)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 3 1 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
10 10 20 Tiros a puerta 5 2 3
6 4 10 Ocasiones de Gol 1 0 1
1 6 7 Corners 1 1 0
4 1 5 Fueras de juegos 2 0 2
4 6 10 Faltas 10 4 6
71%   69% Posesion del Balon 31%   29%
Formacion

ドグラス、ラフィーニャ、メッシが負傷欠場。マシップ、マテューが監督判断で招集外。ブラボ、ピケ、バルトラ、ムニール、アルバ、サンドロ、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

幾つかのポジションでローテーション。ピケ、アルバが温存され、ベルマーレンとアドリアーノが先発起用された。ベルマーレンはバルサでのCL初出場。怪我明け2試合目のイニエスタ、セルジ・ロベルトも先発。ロベルトは右エストレーモのような位置に入った。前半20分にラキティッチが負傷し、ムニールと交代。ロベルトはインテリオールへ移動。

戦術的交代の一人目は、イニエスタをお役御免にしてのバルトラ。ブスケツ、マスチェラーノが一つずつポジションを前に移した。最後はブスケツを休ませてグンバウに出番。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Neymar (30pk)  
Suarez (60)  
Neymar (83)  
Reporte

FCバルセロナが本拠地カンプノウでBATEボリソフに3-0の快勝。他会場の結果によってグループステージ突破は確定しなかったものの、首位通過にはまた一歩前進した。勝利の立役者となったのはまたもやネイマールとルイス・スアレスのリーサルコンビ。試合は終始バルサが支配し、なかなか得点が決まらずヤキモキする時間帯もあったが、最終的には順当な結果での勝利となった。チームパフォーマンスは徐々に向上中で期待が持てる。唯一の悪いニュースはラキティッチが前半20分に負傷交代したことだ。怪我の連鎖がなかなか収まらない。

試合を支配

この試合に勝ち、かつローマがレバークーゼンに勝たなければグループステージ突破が決まるとあり、ルイス・エンリケが送り出した先発イレブンは主力メンバーが中心となった。温存されたのはジェラール・ピケジョルディ・アルバアンドレス・イニエスタセルジ・ロベルトが負傷回復から2試合目で先発に復帰した。ロベルトはポジション上は右のエストレーモだったが、右を中心に各方面に出没。走るのが大好きというだけあり、よく動いていた。本当に器用な選手。

カンプノウで良いイメージを残そう、と守るだけでなく時折前に出てもきたBATEボリソフに対し、バルセロナは終始その優位性を示して見せた。際立っていたのはアンドレス・イニエスタのボールコントロール&ゲームメイクと、セルヒオ・ブスケツの組み立て、カバー、ポジショニングetc。ヘタフェ戦でも完璧な試合をしたセルヒオの、この君臨ぶりはクラシコに向けて非常に心強い。そこにラキティッチセルジ・ロベルトアルベスが絡む中盤はよく機能していた。

ラキティッチ負傷、PKで先制

痛かったのはラキティッチが右ふくらはぎを傷め、前半20分で交代せざるを得なかったことだ。それによってルイス・エンリケはムニールを送り出し、セルジ・ロベルトがインテリオールへ。ヘタフェ戦で試みてみた、MFを4人配置するフレキシブル4-3-3をもっと見たかっただけに残念。中盤でのローテーションも再び行いにくくなった。いろいろな点で痛い負傷だ。

ラキティッチの負傷によって急きょ出番の訪れたムニールは、今回もまた“生みの苦しみ”を味わうことになった。スアレスからの横パスを押し込む目前でDFにカットされたり、枠を外れたスペクタクルなボレーなど惜しいところまでは何度かいっているカンテラーノなのだが、あと少しのところでゴールとならない。本当にあと一歩なのだけれど。しかしバルサ先制点の場面では、エリアへの切れ込みによって相手DFのファール(肩掴み)を誘発し、ペナルティを獲得したことでチームに貢献している。キッカーとなったネイマールが確実にこれを沈め、バルサが先制に成功した(1-0、30分)。

カウンターからネイ&スアレスの2発

前半だけで10本のシュートを放ち、6度の決定機を作り出したバルセロナではあったが、勝利を決定付ける追加点は後半まで待たなければならなかった。後半にの立ち上がりに積極的に攻撃を仕掛けたのはBATEだった。そのなかでは、これはPKでは?という場面も。アドリアーノの背後を取ったスタセビッチが肩を掴まれて転倒したのだが審判の笛は鳴らず、ムニールへのPKは取ったくせに!とスタセビッチが怒る気持ちはよく分かる。アドリアーノは守備では不安定だったが、活発に攻撃に参加し、チャンスに絡んでいた。

追加点は60分に生まれた。ベルマーレンブスケツとつないだ速攻で、ネイマールが左サイドから中央へ仕掛け中央へ横パス。これをスアレスが右足でトラップすることでフェイントとし、エリア内へと切れ込んだ後、最後は右足のつま先で左ポスト横へと蹴り込んでいる(2-0)。ボールはやや足元に入りすぎたが、構うことなく縦に突破。なんという得点本能。

3-0もまたカウンターアタックからだった。セルジ・ロベルトがボールを持ち上がり、絶妙のタイミングで右前方のルイス・スアレスへとパス供給。スアレスはエリア内へと走り込むとGKを引き付けて左のネイマールへと横パスし、ネイは無人のゴールへとボールを流し込んだ(83分)。

ローマがレバークーゼンに勝利したため、バルサの1/8ファイナル進出決定はお預けとなったが、残り2試合で1ポイントを手にすれば勝ち抜けは確定。さらにあと2ポイント以上を得ることで、グループの首位通過も確定する。次節のローマ戦で引き分けてもOKらしく、グループEの首位はほぼ確実な状況だ。