Liga Española
jornada 19

メッシが今季初のハットトリック。
新戦力たちも良い感じ。

FC Barcelona Granada CF
4 0
9 de Enero 2016 - Sab 16:00 h
Camp Nou
: 70,720
Goles
Messi (8)  
Messi (14)  
Messi (58)  
Neymar (83)  
Titular
Bravo 【7】 Andres Fernandez
Aleix Vidal 【7】 Edgar
Pique 【7】 Uche
Vermaelen 【7】 Lomban
Jordi Alba 【7】 Doria
Sergi Roberto 【8】 Biraghi
Rakitic 【7】 Krhin
Arda 【7】 Rochina
Messi 【9】 Ruben Perez
Suarez 【7】 Success
Neymar 【8】 Peñaranda
Cambios
Aleix Vidal→ Alves 【6】(65) Krhin→ Mainz (46)
Arda→ Adriano 【6】(72) Peñaranda→ Rober Ibañes (72)
  Rochina→ Javi Marquez (78)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Jose Ramon Sandval
Tarjetas
Aleix Vidal (63) Rochina (29)
  Edgar (56)
  Lomban (57)
  Doria (60)
Arbitro
Velasco Carballo (madrileño)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
11 6 17 Tiros a puerta 8 5 3
6 2 8 Ocasiones de Gol 1 1 0
6 1 7 Corners 0 0 0
1 0 1 Fueras de juegos 3    
7 8 15 Faltas 20 9 11
62%   57% Posesion del Balon 43%   38%
Formacion

ラフィーニャが負傷欠場。マシップ、ドグラス、マスチェラーノ、バルトラ、ムニールが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ブスケツ、アルベス、イニエスタ、サンドロ、アドリアーノ、マテューがベンチスタート。

ブスケツ、マスチェラーノ、アルベス、イニエスタといったレギュラー格選手たちが温存された。“第3のセントラル”となっているのがベルマーレン。バルトラはベンチにも入れなかった。ピボーテはMr.ポリバレント セルジ・ロベルトが担当。アルダとアレイシはリーガ初先発ながら、そうとは思えぬくらい馴染んでいた。練習の賜物。

交代は二人で、そのアレイシとアルダがベンチへと下がって、アルベスとアドリアーノがピッチへ。全員頭文字が「A」。アドリアーノはそのまま左インテリオールを務めた。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (8)  
Messi (14)  
Messi (58)  
Neymar (83)  
Reporte

カンプノウにグラナダを迎えたFCバルセロナが、レオ・メッシの3得点(今季初)とネイマール弾によって4-0で完勝。ダービーで起こったピッチ外騒動のうっ憤を晴らした。メッシはこの2試合で5得点と、いよいよギアが上がってきた様子。トリデンテの連係もすばらしかった。ルイス・エンリケはこの試合でローテーションを行い、ブスケツ、マスチェラーノ、イニエスタらを温存。リーガでは初先発となったアルダ・トゥラン、アレイシ・ビダルが良いパフォーマンスにて最初の“テスト”をクリアしている。

主力をローテーション

エスパニョールとの連戦で消耗したことを受け、ルイス・エンリケはこのグラナダ戦で複数の主力選手たちを休ませたマスチェラーノが招集外になったほか、ブスケツイニエスタダニ・アルベスらベンチスタート。彼らの代わりにはベルマーレン、セルジ・ロベルト、アルダ・トゥラン、そしてアレイシ・ビダルが先発となった。セルジ・ロベルトはピボーテでの起用で、かつてのチャビイニエスタを思い出させる。ポジショニング、視野の広さ、運動量など、上々の内容だった。

左インテリオールで起用されたアルダ・トゥランは、これが2試合目とは思えないほどの適応っぷり。足元の技術の高さは惚れ惚れするレベルで、ネイマールアルダと違和感なく絡み合っただけでなく、メッシの先制点をさっそくアシストしている。

メッシ開始15分で2ゴール

試合は90分を通じてバルサのペースで進んだ。開始1分にロチーナがシュートを放ち、意気込みを示したグラナダではあったが、自陣でガッチリ守るのでなく、かといって前線からプレッシャーをかけるのでもないアンダルシアチームが勝点を持ち帰れるほどカンプノウは甘くはない。バルサのトリデンテたちは5バックを相手に容易にスペースを作り出し、次々にシュートを放っていった。

自らの戦術に確信が持てない様子のグラナダから、15分を待たずして2得点を奪ったのがメッシだった。まずは8分、メッシから横パスを受けたアルダ・トゥランがエリア内へとディアゴナルのパスを送り込だところへ、メッシが一陣の風の如く後方から飛び出し、軽く合わせてコースを変えることでGKアンドレス・フェルナンデスを攻略。続いて14分には左サイドをドリブル突破したネイマールのクロスをルイス・スアレスがダイレクトで落とし、これまた素早く抜け出したメッシが左足で押し込み2-0としている。

悠々と2点リードを手にした後もバルサは試合を支配し続け、点差をさらに拡大してハーフタイムを迎える機会も数度あった。最も惜しかったのは26分、ネイマールからの壁パスを受けたルイス・スアレスがGKをかわしながらも最後のシュートを外した場面。これにはルイシート自身もずっこけていた。42分にはラキティッチのクロスを叩いたネイマールの左足シュートがサイドネットへ。試合によっては前半で3-0に出来なかった事がしっぺ返しになりえるゆえ、こういうチャンスはし止めておきたい。

メッシがハットトリック

後半の立ち上がりはバルサのリズムが緩く、相対的にグラナダの攻めを許していた。とはいえ、ロチーナが孤軍奮闘のグラナダにブラボを慌てさせるようなチャンスは作れず、シュートはいずれもキャッチするなど危なげはなし。衰えない運動量で中盤底をカバーしたセルジ・ロベルトが存在感を出していた。基本的にはルーチョチームが試合を支配し、チャンスは少ないながらも2得点を追加している。

3点目の主もレオ・メッシだった。58分、セルジ・ロベルトからの縦パスを受けたネイマールのシュートは左ポストに嫌われたが、その跳ね返りをメッシがゴール正面で押し込んで3-0。今季初となるハットトリックを達成(キャリア通算33度目)した。求めていた3点目が入り、決着がついたことで、ルイス・エンリケは選手交代を開始。新戦力のアレイシ・ビダルアルダ・トゥランが拍手を受けながらベンチへと下がり、アルベスアドリアーノがそれぞれのポジションに入った。

4-0のゴールは、試合終了まであと少しとなった83分に生まれた。ルイス・スアレスからのパスをネイマールが左足でコントロールした後、右足を一閃。スアレスは最近ゴールに関しては小休止モードとなっているが、春先の大事な試合でネットを揺らしてくれれば問題はない。アシストは相変わらず量産中だ。

これでもし日曜日にビーゴでアトレティコが勝点を取りこぼせば、バルサが単独で“冬のカンペオン”になる。そして水曜日に残されているコパ・デルビーは憂鬱なり、、、