Liga Española
jornada 21
酷かった前半。
メッシのゴールが勝利をもたらす。
Malaga | FC Barcelona |
1 | 2 |
23 de Enero 2016 - Sab 16:00 h La Rosaleda : 30,000 |
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Goles | |
Munir (1) | |
Juanpi (31) | |
Messi (51) | |
Titular | |
Kameni | 【7】 Bravo |
Rosales | 【5】 Aleix Vidal |
Angeleri | 【5】 Mascherano |
Wellington | 【3】 Vermaelen |
Torres | 【4】 Adriano |
Camacho | 【4】 Busquets |
Recio | 【4】 Arda |
Juanpi | 【5】 Iniesta |
Chori Castro | 【7】 Messi |
Cop | 【5】 Luis Suarez |
Chales | 【5】 Munir |
Cambios | |
Recio→ Fornals (69) | Vermaelen→【5】 Mathieu (46) |
Cop→ Santa Curz (80) | Munir→【5】 Rakitic (56) |
Wellington→ Duda (82) | Adriano→【5】 Sergi Roberto (72) |
Entrenadores | |
Javi Gracia | 【5】 Luis Enrique |
Arbitro | |
Clos Gomez (aragones) | |
Tarjetas | |
Chales (24) | Vermaelen (44) |
Formals (85) | Messi (64) |
Duda (90+3) | Turan (70) |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 3 | 2 | 1 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
9 | 5 | 14 | Tiros a puerta | 10 | 7 | 3 |
3 | 1 | 4 | Ocasiones de Gol | 4 | 2 | 2 |
4 | 0 | 4 | Corners | 3 | 2 | 1 |
1 | 0 | 1 | Fueras de juegos | 4 | 3 | 1 |
4 | 9 | 13 | Faltas | 9 | 4 | 5 |
35% | 37% | Posesion del Balon | 63% | 65% |
Formacion | |
ラフィーニャ、ネイマール、ジョルディ・アルバが負傷欠場。ピケが出場停止。マシップ、ドグラスが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、ラキティッチ、アルベス、バルトラ、サンドロ、セルジ・ロベルト、マテューがベンチスタート。 ネイマールが太ももの違和感のために大事をとって欠場し、ムニールが代役を務めた。右ラテラルには、リーガでは3試合連続となるアレイシ・ビダル。左ラテラルは“本職”アドリアーノ。左セントラルにはベルマーレンが先発出場。前半は全体としてリズムが悪くボールがつながらなかった。両サイドの攻めも使えず。 最初の交代はハーフタイム明けで、ベルマーレンに代えてマテュー。続いて存在感のなかったムニールがベンチに下がり、ラキティッチが入った。それに伴い、アルダが左へと移動。3枚目のカードは、足が吊ったアドリアーノに代えてセルジ・ロベルト。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Munir (1) | |
Juanpi (31) | |
Messi (51) | |
Reporte | |
シーズン中には何度かある、内容は散々だったけれどもここで勝てたことが後々に大きな意味を持ってくるだろう、という試合。特に前半は酷く、黒星も覚悟するほどの出来栄えだったが、ハーフタイム明けすぐのメッシの得点によってリードすると、その後は危なっかしいながらも逃げ切って勝利を手にした。ピンチ場面ではクラウディオ・ブラボがさすがの安定感で失点を阻止。勝利に貢献している。ごっつぁんではあったが、ゴール日照りが続いていたムニールがコパに続いて得点したのも明るい材料だ。 いきなりムニールが先制弾ハードだったサン・マメスでのコパ決戦から中2日での、難地ラ・ロサレダ遠征。このしんどいアウェイ2連戦に出場停止(ピケ)や負傷欠場(ジョルディ・アルバ、ネイマール)が加わり、ルイス・エンリケは特に最終ラインでの上手なやり繰りが求められた。そこで先発起用されたのがアレイシ・ビダル、マスチェラーノ、ベルマーレン、アドリアーノの急造DFライン。ピケとアルバの不在は攻守両面でチームパフォーマンスに大きな影響を及ぼし、苦戦の主な要因となった。最終ラインからのボール供給が滞る、ライン統率が不安定、左サイドの崩しが使えない、などだ。 試合はバルサにとって願ってもない形で始まった。キックオフからわずか1分。メッシのパスを受けたルイス・スアレスが(オフサイド気味ながらも)右方面からエリア深く侵入し、GKカメニを引き付けた後にゴール正面へと転がしたボールをムニールが押しこんで先制に成功!これまでずっと無得点だったのがウソのように、このところのムニールはゴール運に恵まれてきている。コパでは得点ランキング首位を走るバルサの17番、リーガでの今季初得点をゲットなり。 マラガのプレッシングに苦しむいきなりリードを奪ったことで、試合はバルサが主導権を持って進めるだろう、とのバルセロニスタの期待は、しかしながら早々に萎むことになる。通常であれば先制したバルサがボールを支配し、同点を狙う相手チームが前に出たところを必殺のカウンターで返り討ちにするところだが、この日は得意のポゼッションが働かず。ボールの出所へとプレッシャーをかけるマラガに自陣へと押し込まれると、10分を過ぎる頃からはピンチの連続だった。 11分、チャルレスの際どいヘディングシュート。13分、チョリ・カストロのミドルシュートが右ポストを叩く(ブラボが辛うじて触っていた)、24分、1対1で対処すべきベルマーレンがすってんころりんし、マスチェラーノが辛うじてチャルレスを阻止、そして31分のマラガの同点弾(by ファンピ)だ。 失点はマラガのスペクタクルなプレッシングによる。最終的にはマスチェラーノのパスが相手に奪われ、ゴール正面でボールを受けたファンピに仕留められたのだが、その直前のブスケツの戻しも大いに問題あり。この日のセルヒオはいつものセルヒオではなく、相手の圧力をいなせずボールを失う場面が目立った。前半はイニエスタ、アルダ、メッシも動きが鈍く、中盤でボールを保持できないバルサだった。 同点にされた後もバルセロナはリズムを上げられずにいたが、前半終了間際、絶好のゴールチャンスを作り出す。メッシが先導した速攻による得点機で、左のムニールのシュートをGKカメニがブロックすると、さらにそのこぼれ球を受けてのメッシのシュートもまたウェリントンが阻止。散々な内容のなかで手にした数少ないチャンスだっただけに、これは決まってほしかった。 メッシ現る後半も前半と同じようなプレーであれば、十中八九マラガにやられる。ハーフタイム中のロッカールームではルイス・エンリケによる叱咤激励が行われたのは間違いないであろうし、幸いながら監督の修正指示はチームに良い変化をもたらした。ルイス・エンリケは後半開始と同時にベルマーレンをベンチに下げ、ジェレミー・マテューを投入。前半は上手くいかなかったプレッシングが機能し始め、ボールはバルサ陣内ではなくマラガ陣内を行き来するようになっていた。 前半は消えていたイニエスタやメッシが現れ、早い時間帯(51分)に追加点を奪えたことも大きい。値千金の1-2弾を決めたのはやはり大エースだった。それはスアレスが決めそうなアクロバティックなゴールで、アドリアーノによるセンタリングに後方から走り込み、身体を捻りながら左足で直接合わせる見事な得点。苦しい状況のチームを大きな仕事で救う、これぞエースだ。 コントロール強化再びリードを手にした後、ルイス・エンリケはポゼッションの強化作業に着手し、2回のゴールチャンス以外は存在感を示せなかったムニールに代えてラキティッチを投入する(アルダが左前線へ移動)。これは功を奏し、バルサのボール保持力は上昇。かといってマラガの堅い守りを崩す回数が増えたかといえばそうでもなかったが、攻め込まれてピンチになる場面は減り、安心して見ていられるようにはなっていた。後半のマラガの好機は73分、ブラボが阻んだカマーチョのシュートくらいだ。 終盤に入ると、同点を目指すマラガのプレッシングが再び激しくなったものの、彼らが前に出たことでバルサが利用するスペースも増えていた。87分にはメッシのシュートをGKカメニがパラドン。バルセロナは何故かこのカメルーン人GK攻略に苦労する。 ということで、苦しい試合をエースの一撃によってものにしたバルサがリーガにおけるアウェー戦での引き分けを2試合で止め(バレンシア戦、エスパニョール戦)、貴重な3ポイントを確保。あと少し厳しい日程が続くルーチョチームだが、峠越えまであと少し踏ん張ってほしい。次節はいよいよ、アトレティコとの首位対決だ。
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