Copa del Rey
1/4 final, vuelta
前半は苦しむも、後半の3得点で逆転。
6年連続のコパ準決勝進出!
FC Barcelona | Athletic Club |
3 | 1 |
27 de Enero 2016 - Mie 21:30 h Camp Nou : 63,405 |
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Goles | |
Williams (11) | |
Suarez (52) | |
Pique (80) | |
Neymar (90+1) | |
Titular | |
Ter Stegen 【6】 | Herrerin |
Alves 【5】 | Lekue |
Pique 【7】 | Laporte |
Vermaelen 【4】 | Boveda |
Mathieu 【4】 | Balenziaga |
Mascherano 【5】 | San Jose |
Rakitic 【6】 | Rico |
Sergi Roberto 【6】 | Eraso |
Messi 【6】 | Ssaeta |
Suarez 【7】 | Williams |
Neymar 【8】 | Aduriz |
Cambios | |
Vermaelen→ Busquets 【6】 (69) | Rico→ Beñat (56) |
Susaeta→ Sabin (56) | |
Eraso→ Muniain (73) | |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【6】 | Ernest Valverde |
Arbitro | |
Alejandro Hernandez Hernandez (canario) | |
Tarjetas | |
Suarez (71) | Mikel Rico (19) |
Balenciaga (39) | |
Lukue (52) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Amarillas | 3 | 1 | 2 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
5 | 13 | 18 | Tiros a puerta | 12 | 3 | 9 |
1 | 5 | 6 | Ocasiones de Gol | 4 | 1 | 3 |
2 | 7 | 9 | Corners | 7 | 2 | 5 |
1 | 2 | 3 | Fueras de juegos | 2 | 0 | 2 |
4 | 6 | 10 | Faltas | 18 | 11 | 7 |
59% | 61% | Posesion del Balon | 39% | 41% |
Formacion | |
ラフィーニャ、ジョルディ・アルバが負傷欠場。アルダ・トゥランが体調不良(発熱)。ブラボ、サンドロ、ドグラスが監督判断で招集外。マシップ、ブスケツ、イニエスタ、バルトラ、ムニール、アドリアーノ、アレイシ・ビダルがベンチスタート。 発熱でトレーニングを休んでいた三人のうち、アルダ・トゥランは招集外でブスケツとイニエスタはベンチスタート。それを受けマスチェラーノがピボーテを、ラキティッチとセルジ・ロベルトがインテリオールを務めた。この中盤の組み合わせは初めて。ピケの相棒はベルマーレン。左ラテラルはマテュー。トリデンテが揃うのも3試合ぶり。 交代は一人のみで、ベルマーレンに代えてブスケツ。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Williams (11) | |
Suarez (52) | |
Pique (80) | |
Neymar (90+1) | |
Reporte | |
FCバルセロナがアスレティック・クラブを3-1で下し、2試合合計5-2で準決勝進出を決めた。中盤の中心選手をごっそりと欠いたバルサは前半、激しくプレッシングを仕掛けるアスレティックの前に全くゲームを作れず。ウイリアムスに先制点を許す苦しい展開となったが、後半早々のスアレス弾をきっかけにゲームを制御。終盤のピケとネイマールの追加点によって勝負を付けた。バルセロナはこれで6年連続でのコパ4強入り。週末のアトレティコ戦へ向けても意気上がる逆転勝利だ。 ゲームを作れず、ウイリアムスに先制を許す筋肉の違和感で週末のリーグ戦を欠場していたネイマールが戻り、3試合ぶりのトリデンテ復活となったバルセロナではあったが、その一方でセルヒオ・ブスケツ、アンドレス・イニエスタ、アルダ・トゥランが発熱によるコンディション不良。三人はいずれも先発から外れることになり(アルダは招集外)、ルイス・エンリケは中盤の再編成を余儀なくされた(マスチェラーノ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト)。ジョルディ・アルバもまた不在だったことで、前半はこの影響が非常に色濃く現れることになる。 サン・マメスでのイダにて土壇場に1点を返し、勝ち抜けへと望みをつないだアスレティック・クラブは、今回もまた素早いプレッシングでバルサを苦しめた。バルセロナはビルバオが繰り広げるプレッシングによって満足にボールをつなぐことができず、あっという間に絡め取られることの連続。自陣でボールを失っては、ピケ、ラキティッチ、テル・ステーゲンらのクリアによりかろうじて踏ん張り続けていた。特にベルマーレンとマテューが守る左サイドは、ウイリアムスの速さに四苦八苦。マスチェラーノも最近はどうもピリッとしない。脱税裁判の影響だろうか? 序盤から押していたアスレティックは、11分にその報酬を手にする。アドゥリスからの完璧な斜めスルーパスにウイリアムスが抜け出し、オフサイドを狙ったであろうマテューを置き去りに。最後は前に出ていたテル・ステーゲンもかわし、無人のゴールにボールを流し込んだのだった。勢いに乗るバルベルデチームはその後も次々にテル・ステーゲンへとシュートを浴びせ、合計スコアでの逆転を目指す。エラソ、スサエタらが好機を活かせず、1失点で済んだのは幸いだった。 ネイマール頼みの前半ハーフタイム前にアスレティックに疲れが見えるまで、前半のバルサはほぼ防戦一方となった。8分にはCKからベルマーレンがヘッド弾を決めるも、エルナンデス・エルナンデス主審はファール後のシュートと判定し、ベルギー人セントラルの得点を認めず。バルセロナの攻撃はネイマールの個人技頼みとなり、苦し紛れのロングボールもちらほら。この日のネイは非常に動きが活発で、現在のチーム牽引者が彼であることを改めて印象付けた。 スアレスゴールで流れはバルサへ後半に入ると、ロッカールームでの修正指示の効いたバルセロナは息を吹き返していく。ビルバオのプレッシングがさほどきつくなくなったことに加え、ポジショニングが向上したことで、ポゼッションが上昇。プレーはアスレティック陣内で行われるようになり、主導権はバルサに移ろうとしていた。 その流れを確実なものとしたのがルイス・スアレスの得点だった。52分、エリア包囲戦でのことだ。セルジ・ロベルトへとボールを預けたレオ・メッシが縦へのダッシュを開始すると、ロベルトが完璧な浮き球パスの返球。そしてエリア内に入ったレオは横パスを送り込み、中央のラキティッチがこれをスルーしたところを、右のルイス・スアレスが確実にゴール左端へと蹴り込んだのだ(1-1)。 この“キラー”のゴールによって落ち着きを得たバルセロナは、その後はゆとりを持って試合をコントロールしていく。ルイス・エンリケはより安全性を高めようと、ベルマーレンに代えてブスケツを投入(69分)。アトレティコ戦に温存するかと思われていたセルヒオだが、それだけ熱のダメージは少なかったということだろう。 ピケ、ネイマールのダメ押し弾77分のスアレス、78分のラキティッチ、79分のネイマール、そして80分のセルジ・ロベルトと好機を作り出していたホームチームが追加点を得るのは82分のことだ。決めたのは、その直前にも惜しいヘディングシュートを放っていたジェラール・ピケで、ムニアインとの競り合いを制したダニ・アルベスからのセンタリングを、どんぴしゃのヘッドで沈めている。1/2ファイナル進出を賭けた勝負はこれで決着が付いた。 そして試合終了間際、このゲームのMVPであるネイマールがケーキにイチゴを乗せる。ブラジリアンクラックはアディショナルタイム、4人のDFに囲まれながらも左足を一振りすると、唸りを上げる強烈なシュートがゴール左端に突き刺さっている。ファールを受け続けながらも1対1の勝負を挑むことを止めず、最後には正当な成果を手にしたネイを、カンプノウはネイマールコールで称えた。
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