Copa del Rey
1/2 final, ida
メッシ3得点、スアレス4得点!
ネイだけ何故か入らない^^;
FC Barcelona | Valencia |
7 | 0 |
3 de Marzo 2016 - Mie 20:00 h Camp Nou : 60,635 |
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Goles | |
Suarez (7) | |
Suarez (11) | |
Messi (28) | |
Messi (58) | |
Messi (74) | |
Suarez (83) | |
Suarez (88) | |
Titular | |
Ter Stegen 【6】 | Ryan |
Aleix Vidal 【8】 | Barragan |
Pique 【8】 | Mustafi |
Mathieu 【7】 | Santos |
Jordi Alba 【7】 | Gaya |
Busquets 【9】 | Cancelo |
Arda 【8】 | Danilo |
Iniesta 【8】 | Parejo |
Messi 【9】 | Siqueira |
Suarez 【9】 | Andore Gomes |
Neymar 【8】 | Rodrigo |
Cambios | |
Iniesta→ Sergi Roberto 【7】 (46) | Danilo→ Feghouli (33) |
Pique→ Bartra 【7】 (61) | Siqueira→ Vezo (46) |
Jordi Alba→ Adriano 【7】 (70) | Cancelo→ Cheryshev (58) |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【8】 | Gary Neville |
Arbitro | |
Iglesias Vilanueva (gallego) | |
Tarjetas | |
Iniesta (13) | Mustafi (45TR) |
Pique (23) | Feghouli (65) |
Arda (84) | Cheryshev (78) |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 1 | 3 | Tarjetas Amarillas | 2 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 1 | 0 | 1 |
7 | 17 | 24 | Tiros a puerta | 7 | 4 | 3 |
5 | 8 | 13 | Ocasiones de Gol | 0 | 0 | 0 |
5 | 8 | 13 | Corners | 4 | 3 | 1 |
0 | 1 | 1 | Fueras de juegos | 3 | 2 | 1 |
5 | 4 | 9 | Faltas | 10 | 6 | 4 |
74% | 75% | Posesion del Balon | 25% | 26% |
Formacion | |
ラフィーニャが負傷欠場。ブラボ、アルベス、マスチェラーノ、サンドロ、ドグラスが監督判断で招集外。マシップ、ラキティッチ、バルトラ、ムニール、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、ベルマーレンがベンチスタート。 鉄板メンバーを中心に、数箇所でローテーション。GKはテル・ステーゲンが務めたほか、左セントラルにマティエウ、右ラテラルにアレイシ・ビダル、右インテリオールにアルダ・トゥラン。 前半で3点差が付いたため、イニエスタはハーフタイムでお役御免。セルジ・ロベルトが後を務めた。二人めの交代はピケから(ついに)バルトラ。三人目も温存交代で、ジョルディ・アルバがベンチに下がってアドリアーノ登場。トリデンテはなかなか休まない^^; |
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Titular | Final |
Goles | |
Suarez (7) | |
Suarez (11) | |
Messi (28) | |
Messi (58) | |
Messi (74) | |
Suarez (83) | |
Suarez (88) | |
Reporte | |
FCバルセロナが並外れたパフォーマンスによってバレンシアを7-0で粉砕。敵地でのブエルタが残されているものの、7点リードで決勝進出は決まったといって差し支えないだろう。全体の出来としてコウモリチームを圧倒していたバルサだったが、特にえげつなかったのはルイス・スアレス(4得点)とレオ・メッシ(3得点)の決定力。ネイマールも切れており、幾つかの好機を手にしたもののゴールには恵まれなかった。バレンシアにアウェイゴールを与えなかったことも重要。大満足のゲームだった。 スアレス、11分で2得点年始からずっとハードスケジュールが続いてるバルセロナ。来週の第二戦を余裕のある状態で迎えるべく、ルイス・エンリケはこのバレンシア戦に複数個所でローテーションを実施しながらも、本気メンバーで臨んでいる。休みをもらったのはブラボ、アルベス、マスチェラーノ、ラキティッチ。テル・ステーゲン、アレイシ・ビダル、マティエウ、アルダが彼らの代役を務めた。南米トリデンテは勿論全員先発し、フル出場だ。 マラガ戦、アスレティック戦、アトレティコ戦と3試合続けて立ち上がりに精彩を欠き、先制点も奪われていたバルセロナだったが、今回はそのようなぼんやりはなかった。キックオフの笛が鳴ると同時に、ルーチョチームは確実にボールをコントロール。不振が続くバレンシアが守備的に慎重にきたこともあり、バルサは危なげなく試合に入っていた。 バルセロナが目標とする“点差をつけての勝利”を達成するためには、早い時間帯に先制点を決め、さらに畳み掛けることが重要だった。そしてルイス・スアレスが7分にしてネットを揺らしたことで、その第一目標はすんなり達成される。ネイマールが自陣でボールを奪い、高速ドリブルを開始。右のエリア際でパスを受けたスアレスは、事もなげにシュートを蹴り込んでみせた(1-0)。 追加点もあっという間だった。11分、セルヒオ・ブスケツ(この日は完璧)からのロングボールにアレイシ・ビダルが抜け出し、折り返したボールを再びスアレスが仕留めて2-0。この人のシュートの巧さは毎回のことながら感嘆する。 メッシのトドメ、ムスタフィ退場開始10分少々で2点差を付けたバルセロナ。こうなるともう、元気のないネビルバレンシアにアスルグラナの嵐を止める力はなかった。バルサが余裕をもって中盤でを回すボールを、“チェ”は追いかけるのが精一杯。プレーはバレンシアのエリアを囲む形で繰り返され、決定的シュートには至らないものの、3点目がいつ生まれてもおかしくない状況が続いていた。 3-0はこれぞバルサ!という美しい崩しによるものだった。イニエスタがドリブルでエリア前まで切れ込み、ネイマールへとパスしてそのまま直進。ドンへの壁パスが行われるか?と思いきやネイマールはここでヒールパスを選び、最後はフリーでボールを受けたメッシが落ち着いてGKライアンを攻略している(28分)。これにて事実上、勝負は決した。 悩めるガリー・ネビル監督はこの事態を受け、33分にして早くも1枚目のカードを切る(ダニーロからフェグリへ)。しかしながらこの修正が上手く機能したとは言えず、バレンシアがテル・ステーゲンを脅かす場面は訪れなかった。 44分にはルイス・スアレスが巧みな身体の使い方でDFを処理してカウンターを開始し、メッシへと完璧パス。バルサの10番のシュートはクロスバーを叩くことになるのだが、これは“勝負が付いた後はポスト弾で観客を沸かすのがスペクタクル”とのクライフの教えに従ったものだ。ゴールを逃したものの、メッシもスアレスも楽しそうだった。 前半アディショナルタイムには、バレンシアに少々お気の毒な判定があった。シュート体勢のメッシを倒したとの咎でムスタフィが退場になったのだが、一発退場は厳しくも思える。キッカーを譲り受けたネイマールは、このPKを失敗。助走を取らない例の蹴り方、そろそろ見直さない? 後半も一方的にバルサハーフタイム後も試合展開に変化はなかった。3点をリードし、数的にも優位になったバルセロナがひたすらにボールを支配し、シュートの雨を降らせていく展開だ。勝敗が決したことでルイス・エンリケは前半にてイニエスタをお役御免とし、セルジ・ロベルトがピッチに入っている。 スコアは順調に積み重ねられていった。ハーフタイム後、最初にネットを揺らしたのは大エースのメッシだ。57分に惜しいシュートを外していたレオだったが、その1分後の好機では失敗せず。ルイス・スアレスからのヒールパスをエリア内で受けると、DFたちのチェックを物ともせずにドリブルで剥がし、左足シュートを右ポスト横へと決めてしまうんだから相手としては堪らないだろう。カンプノウはメッシコールで“神”を称えた。ちなみにこちら、メッシにとっての記念すべき500回目のゴールとのことだ(4-0)。 そのゴールの直前にはチェリシェフが途中出場となり、レアル・マドリーの国王杯失格要因となった彼をカンプノウは大歓声で迎えている。 メッシがハットトリック、スアレスはポーケル4点の大差が付いた後も、バルサはギアを落とさずに追加点を目指した。今季のコパをカンプノウでプレーするのもこれが最後だし、盛大な祭りにしようというところか。67分、ムッシュ・マティエウのかっこいいボレーシュートは惜しくもGKライアンによって阻まれた。 ケーキにイチゴを乗せまくったのはメッシとスアレスだ。マニータ完成は74分のことだった。ネイマールが先導したカウンターは一度DFたちによって阻止されるのだが、エリア内でボールを奪い返したメッシが悠々と左足シュートを沈めて5-0!さらに83分にはアドリアーノ(途中出場)のセンタリングを右ポスト直前のスアレスが頭で決めて6-0としている。あんな角度のないところからヘディングで得点するなんて、まあ普通の感覚ではない。 そして1試合でハットトリックが二人かよ!とクレが驚嘆していた88分、ルイシートがさらに1点を追加し、バルサ選手として初の“ポーケル”を達成する。アルダ・トゥランの縦パスをエリア内で受け、直接放った右足シュートは右ポストに弾かれながらもゴールネットへ。いともたやすくおこなわれる、えげつないゴールショー。もはや笑っちゃうしかない。 ということで国王杯準決勝イダは、クラックたちの破壊力を炸裂させたバルセロナが7-0でバレンシアに圧勝。メスタージャでのブエルタを残っているが、決勝行きの切符はバルサのものになったと考えて間違いないだろう。エネルギーを節約できる試合を作れたのは、とても大きい。
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