Liga Española
jornada 28
全く危なげない快勝。
この日も主役はメッシ。
SD Eibar | FC Barcelona |
0 | 4 |
6 de Marzo 2016 - Dom 16:00 h Ipurua : 6,100 |
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Goles | |
Munir (7) | |
Messi (41) | |
Messi (75) | |
Suarez (84) | |
Titular | |
Riesgo | 【7】 Bravo |
Capa | 【6】 Alves |
Pantic | 【7】 Pique |
Ramis | 【7】 Mascherano |
Junca | 【6】 Jordi Alba |
Dani Garcia | 【6】 Busquets |
Radosevic | 【7】 Rakitic |
Escalante | 【7】 Arda |
Adrian | 【9】 Messi |
Sergi Enrich | 【8】 Luis Suarez |
Borja Baston | 【7】 Munir |
Cambios | |
Borja Baston→ Saul Berjon (67) | Arda→【7】 Sergi Roberto (79) |
Escalante→ Hajrovic (85) | Pique→【6】 Bartra (79) |
Sergi Enrich→ Inui (89) | Busquets→【6】 Vermaelen (79) |
Entrenadores | |
Jose Luis Mendilivar | 【8】 Luis Enrique |
Arbitro | |
Undiano Mallenco (navarro) | |
Tarjetas | |
Radosevic (4) | Suarez (48) |
Ramis (69) | Mascherano (81) |
Dani Garcia (80) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
1 | 2 | 3 | Tarjetas Amarillas | 2 | 2 | 0 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
4 | 1 | 5 | Tiros a puerta | 11 | 6 | 5 |
3 | 0 | 3 | Ocasiones de Gol | 4 | 2 | 2 |
4 | 1 | 5 | Corners | 2 | 1 | 1 |
3 | Fueras de juegos | 4 | 1 | 3 | ||
6 | 12 | 18 | Faltas | 10 | 7 | 3 |
30% | 33% | Posesion del Balon | 67% | 70% |
Formacion | |
ラフィーニャ、アドリアーノ、ドグラスが負傷欠場。ネイマールが出場停止。マシップが監督判断で招集外。サンドロはベンチ外。テル・ステーゲン、イニエスタ、バルトラ、セルジ・ロベルト、アレイシ・ビダル、ベルマーレン、マティエウがベンチスタート。 前節ラージョ戦で温存されたジョルディ・アルバと出場停止だったアルベスが先発に復帰。イニエスタがローテーションで休みとなり、出場停止のネイマールの代役はムニール。メッシはわりと中央寄りでプレー。 交代は珍しい3人同時。3点差が付いた79分にアルダ、ピケ、ブスケツの任務を終了とし、セルジ・ロベルト、バルトラ、ベルマーレンがピッチに入った。マスチェラーノはメディオセントロへ移動。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Munir (7) | |
Messi (41) | |
Messi (75) | |
Suarez (84) | |
Reporte | |
リーガ連覇へと向けて快走するFCバルセロナの勢いは、イプルアでも止まらない。16時開始のアウェーゲームにもすっかり適応した感がある。エイバルを0-4で下したバルサの中心はやはりレオ・メッシだった。攻撃の自由を与えられた10番は右に、中央にと状況を見て出没し、アシストとドリブルでチームを牽引。先制点の起点となると、2点目は自らの突破で決め、後半にはPKも沈めて勝利に大貢献した。4点目はルイス・スアレスの強引極まりないプレーから。リーガ11連勝と、試合がひとつ減るごとに優勝が近付くルーチョチームだ。 ムニールが早々に先制年始からずっと続いていた週2試合ペースの過密カレンダーも、このエイバル戦が終わればようやく小休止する。ネイマール(許可をもらってブラジルでの休日)を出場停止で欠いたルイス・エンリケはこのイプルアでのローテーションをアンドレス・イニエスタのみに止め、ほぼベストメンバーを送り出す。ネイの代役として左エストレーモに入ったのは、久々の登場となるムニール。カンテラーノは監督とファンの期待に応え、早々に一仕事をやってのける。 それは開始7分のことだ。右サイド低めの位置にいたレオ・メッシが裏のスペースへとパスを送ると、ルイス・スアレスが抜け出して鋭い横パスをゴール前へと供給。この時点で勝負ありで、左ポスト前へと走り込んだムニールは慌てずボールを押し込めばよかった。ムニールは前回出場のマラガ戦(第21節)でも、開始1分に先制点を決めている。 序盤のメッシはアシスト役、チャンスメイク役に徹しているようだった。通常より少し下がり目にプレーし、折を見ては縦へと精度の高いパスを前線へと送る。世界最高選手は試合を読む力も卓越している。 試合をコントロールし、メッシが決める早々とリードを奪ったことで、バルセロナは落ち着いて試合を進めていった。エイバルはボールを奪うべくプレッシングを掛けてきたものの、バルサはさほど苦もなくパスを展開。1分で先制したマラガ戦(ラ・ロサレダ)、6分で先制したラス・パルマス戦(グラン・カナリア)はどちらも相手チームの反撃を許し、ボールを保持することが出来なかったルーチョチームだったが、このイプルアではそういった酷さもなく、クラウディオ・ブラボが脅かされる場面もほぼ皆無だった。押し込まれたのはハーフタイム前の10分間くらいだ。 バルセロナが優勢に試合を進められた理由のひとつとしては、アルダ・トゥランの内容が良かった点が挙げられる。イニエスタのポジションを埋めたトルコ人MFは今回安定したプレーでポゼッションに貢献。右に左にと出没するイバン・ラキティッチの運動量も光っていた。 30分から40分にかけては、エイバルにもチャンスがあった。最大の得点機は32分、左からのセンタリングに合わせたエスカランテのシュートが左ポストをかすめた場面。39分、40分にもカパが決定機を逃しており、この時間帯は同点にされそうな場面が続いた。 そんな流れに登場し、試合を決定してしまうのがレオ・メッシだ。きっかけはエイバルDFがうっかりボールを失うエラーだった。幸運なボールを手にしたムニールからパスを受けるや、バルサの10番は必殺のドリブルを開始。そのままぐいぐいとエリアまで侵入すると、対峙者にタイミングを計らせない左足シュートによってゴールを陥落させている。THIS IS メッシという得点。左にいたムニールを使わず自ら行ったのは、31分に完璧パスにてお膳立てした好機をムニールが活かせなかったからか(シュートを打たず、スアレスへのパスを選択し、強さも誤る)。いずれにせよ、ここぞで決めるのがメッシの偉大さなり。 メッシ、PKを沈める2点リードで迎えた後半、バルセロナはギアを落とし、試合をよりコントロールすることに重点を置いていた。エイバルもどうにか1点返そうと反撃を試みてはいたものの、どうすればそれが可能になるかの効果的な方法を見つけ出すことは出来ず。プレッシングも弱まったことでバルサは容易にパスを回した。エイバルに可能性があったとすればバルセロナの油断だが、この試合のアスルグラナ選手たちにそういった気の緩みもなかった。 勝負に決着が付いたのは75分のことだった。レオ・メッシがエリア内へと切れ込んでいき、深い位置から折り返したところ、止めようとしたラミスの腕にボールが当たってマジェンコ主審はペナルティを宣告。キッカーとなったメッシが落ち着いてこれを仕留め(右方向を見つつも真ん中へ打ち込むパネンカ)、エイバルの希望を消滅させている。 無事3点差が付いたことでバルサは選手交代タイムに入るのだが、驚きだったのはルイス・エンリケが3枚同時交代を実施したことだ。アルダ、ブスケツ、ピケがお役御免となって、セルジ・ロベルト、バルトラ、ベルマーレンがピッチへ。これに伴いマスチェラーノがピボーテへと位置を上げた。 勝敗はもう付いていたのだが、バルセロナには一人、どうしてもゴールが欲しい選手がいた。ここ最近は惜しいシュートを放ちながらも、ゴール運には恵まれていなかったルイス・スアレスだ。そのバルサの9番は試合終盤、無理やりにゴールをこじ開けてしまう。84分のカウンターの場面で、全力疾走によって中盤でボールを受けたセルジ・ロベルトが右前方のスアレスへと浮き球のパスをつなぐと、スアレスはエリア内へと単騎突入。そして相手DFのマークを受け、タックルを受けながらもビクともせずにカパを股抜きでかわし、強引なシュートを左ポスト横へと突き刺してしまうのだから理不尽にも程がある^^ 簡単なシュートは外れるのに、こういう無茶なのは決まる。風変わりなキラーだ。 というわけで試合の大半をコントロールしたバルセロナが、これといった問題もなくエイバルに0-4で勝利。リーガ11連勝によってタイトルへとまた一歩前進している。
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