Liga de Campeones
1/4, ida
頼れるルイス・スアレスの決定力。
先制のトーレス、前半で退場。
FC Barcelona | Atletico Madrid |
2 | 1 |
5 de Abril 2016 - Mar 20:45 h Camp Nou : 88,534 |
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Goles | |
Torres (24) | |
Suarez (63) | |
Suarez (74) | |
Titular | |
Ter Stegen【6】 | Oblak |
Alves 【7】 | Juanfran |
Pique 【6】 | Godin |
Mascherano 【7】 | Lucas |
Jordi Alba 【6】 | Filipe Luis |
Busquets 【6】 | Gabi |
Rakitic 【6】 | Saul |
Iniesta 【6】 | Koke |
Messi 【6】 | Carrasco |
Suarez 【8】 | Torres |
Neymar 【7】 | Griezmann |
Cambios | |
Rakitic→ Rafinha 【6】(64) | Carrasco→ Augusto (52) |
Busquets→ Sergi Roberto【6】(79) | Griezmann→ Tomas (75) |
Iniesta→ Arda 【5】(82) | Saul→ Correa (89) |
Entrenadores | |
Luis Enrique 【6】 | Diego Simeone |
Arbitro | |
Felix Brych (alemania) | |
Tarjetas | |
Busquets (47) | Torres (28) |
Suarez (70) | Koke (32) |
Mascherano (81) | Torres (35DA) |
Filipe Luis (60) | |
Griezmann (72) | |
Lucas (77) | |
Oblak (78) | |
Augusto (85) | |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 3 | 3 | Tarjetas Amarillas | 8 | 5 | 3 |
0 | 0 | 0 | Tarjetas Rojas | 1 | 0 | 1 |
6 | 13 | 19 | Tiros a puerta | 7 | 3 | 4 |
1 | 6 | 7 | Ocasiones de Gol | 2 | 0 | 2 |
0 | 2 | 2 | Corners | 2 | 1 | 1 |
2 | 1 | 3 | Fueras de juegos | 0 | 0 | 0 |
5 | 14 | 19 | Faltas | 16 | 7 | 9 |
65% | 68% | Posesion del Balon | 32% | 35% |
Formacion | |
アレイシ、アドリアーノ、サンドロ、マティエウが負傷欠場。マシップ、ドグラスが監督判断で招集外。ブラボ、アルダ、ラフィーニャ、バルトラ、ムニール、セルジ・ロベルト、ベルマーレンがベンチスタート。 鉄板豪華イレブンが先発。11人対10人となった後はアルベス、アルバが前へ。メッシは中央寄り。 選手交代は3人でいずれも中盤。ラキティッチ、ブスケツ、イニエスタの順でベンチへと下がり、ラフィーニャ(怪我後初)、セルジ・ロベルト、アルダがそれぞれのポジションに入った。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Torres (24) | |
Suarez (63) | |
Suarez (74) | |
Reporte | |
FCバルセロナがアトレティコ・マドリーとの熱戦に勝利。前半の出来が低調で、シメオネチームに先制を許す苦しい展開となったバルサだったが、後半に復調するとルイス・スアレスの2ゴールで逆転に成功した。アトレティコの誤算は先制点を決めたフェルナンド・トーレスが前半35分にしてカード2枚で退場となったこと。後半は圧倒していたバルセロナだけに、もう1点ほしいところだった。クラシコ敗北の暗いムードはだいぶ改善されてはいる。 アトレティコのプレッシングルイス・エンリケは勝利あるのみのこのアトレティコ戦に、クラシコで残念なイメージを残した鉄板イレブンを繰り返し送り出した。対するディエゴ・シメオネは4-2-3-1の布陣を敷き、前線からのプレッシャーでバルサのボールの出所(ピケ、ブスケツ)に圧力。ボールを奪取するとグリースマン、カラスコ、トーレスが速攻を仕掛けた。 アトレティコのプレッシングと堅い守備に手を焼きながらも、最初にちょっとした好機を作ったのはバルサ(メッシ)だった。しかしイニエスタ、ネイマールが左から崩してのシュート(5分)も、アルバのセンタリングに直接合わせたシュート(13分)も、いつもの彼のように枠を捉えることは出来ず。19分にはアルベスの丁寧なクロスをネイマールが頭で叩いたが、惜しくもボールはクロスバー上を通過した。 レオ・メッシはこの夜もクラシコに続いて、中央寄りで主にパサドールとしてプレー。前半はネイマールにもキレがなかったため、真ん中中心となった攻撃はアトレティコの守備網に容易に引っかかっていた。 トーレス先制、そして退場ポゼッション勝負はバルサに譲りながらも、コルチョネロたちは虎視眈々とチャンスの到来を待っていた。その時は24分に訪れる。ガビからのボールがコケに渡り(ブスケツ間に合わず)、ピケがコケに釣られたところでフェルナンド・トーレスへパス。アルベスとマスチェラーノの間でフリーでパスを受けたトーレスが難なくテル・ステーゲンの股を抜くシュートを突き刺している(0-1)。 この得点はバルサの足元をふらつかせた。31分にはトーレスのスペースへのパスに抜け出したグリースマンのシュートを、テル・ステーゲンが辛うじて片手セーブするピンチ。もしこれが決まっていたら、バルサはおそらくグロッキーしていただろう。 そんなバルサにとって助けとなったのが、そのトーレスの退場だ。35分、すでにカードを1枚貰っていたにもかかわらず、“エル・ニーニョ”はブスケツに無理な後方チャージを仕掛けて2枚目のカードで退場。バルセロナにはほのかだが希望の光りが差し込んだ。 スアレス大明神ルーチョチームの怒涛の反撃が始まるのは49分、ネイマールからのセンタリングを胸トラップしたメッシのチレーナからだ。このシュートは惜しくも右ポスト横を通過するが、ここからバルサはギアをアップ。次々とGKオブラクを脅かしていった。50分、クロスバーに弾かれたネイマールの右足ロスカ。56分、オブラクが防いだメッシのシュート。そして62分、ポストをかすめたネイマールのロスカと、ゴールにならないのが不思議なくらい。このアトレティコ戦ではネイマールのゴールは生まれなかったが、あと一歩にまで迫っているので(復調の兆し)、次には期待できそうだ。 決定機を次々に作りながらもわずかに及ばないバルサに待望の同点弾、逆転弾をもたらしたのは、頼れる“キラー”のルイス・スアレスだった。まずは63分、右へ左へと揺さぶった後のジョルディ・アルバによるシュートを、密集地帯のスアレスが左足で蹴り込み1-1に。バルサの9番はそして74分にもまたアルベスのクロスに頭で合わせ、獰猛なシュートをネットへと叩き込んでいる。なんという得点感覚だろうか。また、バルサの2得点ではどちらもアルベスのクロスが大きな役割を果たした。 おかえり、ラファこのスアレスの2得点の間には、ラフィーニャの復帰という嬉しいニュースもあった(ラキティッチと交代)。バルサでの出場は、大怪我を負った9月のローマ戦以来。ハードワークの出来るセントロカンピスタの復帰は、チームの解決策として大いに役立つことだろう。ルイス・エンリケはその後、ブスケツとイニエスタを休ませ、セルジ・ロベルトとアルダ・トゥランを送り出している。珍しき中盤の総取替え。 アウェーゴールを1つ獲得しているアトレティコは2-1を良しとし、得点差をこれ以上広げないことを優先していた。一方、後半はかなり押して試合を進めていたバルセロナとしてはもう1点欲しいところだったが、残念ながら3点目には届かず。若干有利なスコアを手に、来週カルデロンへと乗り込む。
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