Amistoso
International Champions Cup

プレミア王者に45分で3ゴール。
ムニールがアピールの2得点。

FC Barcelona Leicester City
4 2
3 de Agosto - Mie 20:00 h
Friends Arena
: 42,879
Goles
Munir (26)  
Luis Suarez (33)  
Munir (45)  
  Musa (47)
  Musa (66)
Mujica (84)  
Titular
Masip Zieler
Aleix Vidal Simpson
Marlon Huth
Mathieu Morgan
Camara Chilwell
Sergi Roberto Albrighton
Denis Suarez Drinkwater
Arda King
Messi Gray
Luis Suarez Mahrez
Munir Vardy
Cambios
Aleix Vidal→ Mascherano (46) Margan→ Wasilewski (46)
Marlon→ Busquets (46) Chilwell→ Fuchs (46)
Arda→ Samper (62) Gray→ Musa (46)
Messi→ Aleña (62) Mahrez→ Okazaki (46)
Luis Suarez→ Alfaro (77) King→ Mendy (46)
Mathieu→ Martinez (77) Huth→ Luis Hernandez (46)
Masip→ Jose Suarez (77) Vardy→ Schlupp (46)
Munir→ Carbonell (77) Simpson→ Amartey (62)
Camara→ Nili (77) Albrighton→ Kapustka (62)
Denis Suarez→ Mujica (77)  
Entrenadores
Luis Enrique Claudio Ranieri
Tarjetas
Denis Suarez (38)  
Arbitro
Martin Strombergsson (suecia)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
    1 Tarjetas Amarillas 0    
    0 Tarjetas Rojas 0    
    18 Tiros a puerta 8    
      Ocasiones de Gol      
    3 Corners 3    
    5 Fueras de juegos 1    
    7 Faltas 12    
    742 pass 381    
    66% Posesion del Balon 34%    
Formacion

マスチェラーノとブスケツが招集リスト入り。先発メンバーは左セントラルがマルティネスからマルロンとなった以外は前節のセルティック戦と同じ顔ぶれ。唯一のフル出場となったセルジ・ロベルトは前半はピボーテ、後半は右ラテラルとしてプレー。金髪メッシは2列目の幅広いエリアに出没。デニスとの関係性は期待できる。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Munir (26)  
Luis Suarez (33)  
Munir (45)  
  Musa (47)
  Musa (66)
Mujica (84)  
Reporte

前半はバルサペースで、昨季のプレミア王者レスター・シティに3点差を付ける快勝ムード。攻撃の中心となってプレーを組み立てるメッシのアシストを受けたムニールが26分に先制点を決めると、スアレスムニールがさらに得点を追加、バルセロナは3点リードを手にハーフタイムを迎えた。しかし後半に入るとレスターが反撃開始。夏の新加入選手ムサが2点を返したことで、勝敗の行方は分からなくなる。だがゲーム終盤はバルサがコントロールを取り戻し、ムヒカが4-2として勝負あり。バルサはプレシーズン2連勝を手にストックホルムを後にした。

 

試合はリーガ王者バルセロナが攻め、プレミア王者レスターが守る構図で進んでいった。両チームのプレースタイルからすれば、これは予想どおり。開始数分後に右サイドを破られ(アレイシが裏を取られた)、センタリングを中央で合わせられそうになった以外は決定的なピンチは許さず、バルサのペースでゲームは行われていた。

バルサの攻撃を引っ張っていたのは金髪メッシだ。動きの自由を与えられたエースは2列目から最前線のルイス・スアレス、左サイドのムニールへと高精度のパスを次々に供給。26分のムニールの先制点アシストを始め、時にはミドルシュートでGKを脅かすなど、存在感を放っていた。デニス・スアレスとの連係も良好で、本シーズンでの絡みにも期待が膨らむ。

希望を言えばもう少し早くネットを揺らしたいところだったが、ムニールがフタを開いてからは順調に得点は重ねられた。スコアを2-0としたルイス・スアレスのゴールは、理不尽王に相応しい強引な得点。メッシからの浮き球縦パス(大きなワンツー)をエリア内深部で受けると、DFの股を抜き、さらにもう1人のDFもかわして、右足アウトサイドのシュートをネットへ沈めている。今季もルイシートの無茶なゴラッソをたくさん拝めそうだ。ムニールは3-0の得点も決め、“第5のFW”で満足する気がないことをアピール。好機での冷静なシュートはすばらしい。

後半に入るとルイス・エンリケアレイシマルロンに代え、主力選手2人(マスチェラーノブスケツ)をピッチに送り出す。しかし彼らはまだ調整段階で、100%に近づくにはまだ時間がかかりそうだ。

レスター・シティは47分、新加入選手ムサの抜群の突破力によって反撃を開始する。オカザキの巧みなヒールパス(マスチェが釣り出された)をセンターサークル内で受けたムサは、マティエウをスピードでぶち抜き、迫るセルジ・ロベルトもかわしてゴール!ムサはさらに65分にもネットを揺らし、鮮烈な印象を残している。こちらは左ラテラルのカマラがボールを失ったのが決定的だったが、その直前、GKマシップに圧力をかけていたのはムサだった。

試合はその後落ち着き、バルセロナがコントロールを取り戻す。76分に大規模な選手交代が行われたため、ピッチ上はほぼバルサB選手となっていた。試合終了6分前、バルサに4点目をもたらしたのは17歳の新星ムヒカだった。マスチェラーノからのロングボールが左前線へと送られ、センタリングがこぼれてきたところを逃さず仕留めたゴール。若者の初得点はいつも気持ちがいいものだ。