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Liga de Campeones
jornada 4

キングメッシがハットトリックでシティ粉砕。
ピケ、アルバ負傷が痛い。

FC Barcelona Manchester City
4 0
20 de Octubre - Mie 20:45 h
Camp Nou
: 96,290
Goles
Messi (17)  
Messi (61)  
Messi (69)  
Neymar (89)  
Titular
Ter Stegen 【9】 Bravo
Mascherano 【8】 Zabaleta
Piqué 【7】 Stones
Umtiti 【9】 Otamendi
Jordi Alba 【6】 Kolarov
Busquets 【7】 Gundogan
Rakitic 【7】 Fernandinho
Iniesta 【7】 Sterling
Messi 【10】 Silva
Suárez 【8】 Nolito
Neymar 【8】 De Bruyne
Cambios
Jordi Alba→ Digne 【7】(10) Nolito→ Caballero (57)
Piqué→ Mathieu 【4】(39) Zabaleta→ Clichy (57)
Iniesta→ André Gomes 【6】(79) Gundogan→ Aguero (79)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Josep Guardiola
Arbitro
Mirolad Mazic (Serbia)
Tarjetas
Mathieu (70) Silva (30)
Mathieu (73DA) Fernandinho (40)
  Bravo (53TR)
  Sterling (90+2)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 3 1 2
0 1 1 Tarjetas Rojas 1 1 0
4 7 11 Tiros a puerta 10 4 6
2 5 7 Ocasiones de Gol 4 2 2
1 2 3 Corners 4 1 3
1 1 2 Fueras de juegos 1 1 0
9 6 15 Faltas 18 9 9
242 211 453 pases 405 182 223
53%   54% Posesion del Balon 46%   47%
Formacion

シレセンが負傷欠場。アレイシ、デニス、セルジ・ロベルトがベンチ外。アルダ、ラフィーニャ、アルカセル、ディニェ、アンドレ・ゴメス、マティエウ、マシップがベンチスタート。アレイシは招集こそされたが、ベンチには入れず(これで8試合連続)。

完治と発表されたセルジ・ロベルトは結局ベンチに入らず、右ラテラルにはマスチェラーノ!が起用された。左セントラルは予想どおりウンティティ。ボール保持時にはアルバが前に位置取り、3バックとなった。そのアルバは早々に負傷し、ディニェと交代している。

怪我の不運は続き、39分にはピケが傷んでマティエウがピッチへ。ウンティティは右セントラル担当となった。さらなる問題発生は73分でのマティエウ退場。システムは3-3-3となり、守備力強化のためにイニエスタに代えてアンドレ・ゴメスが中盤に入った。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Messi (17)  
Messi (61)  
Messi (69)  
Neymar (89)  
Reporte

ペップがシティを率いてカンプノウに戻ってくる、と注目を集めたチャンピオンズ第3節バルサ対マンチェスター・シティは、レオ・メッシのハットトリックとネイマールの1得点によってルーチョチームが4-0の大勝。クラウディオ・ブラボが致命的失敗を犯し退場する一方で、テル・ステーゲンは集中力を失うことなく数々のセーブで無失点を守った。11人対11人では拮抗していたゲームも、シティが10人となってからはバルサのペース。とはいえジョルディ・アルバジェラール・ピケの負傷は気になるところで、途中出場のマティエウの退場も喜ばしからぬ出来事だ。3連勝を飾ったことで、グループC突破へは大きく前進。

マスチェのラテラル、メッシの先制点

両チームの先発イレブンには、それぞれサプライズがあった。ルイス・エンリケは右ラテラルにハビエル・マスチェラーノを起用し、ペップ・グアルディオラクン・アグエロをベンチに残して中盤を強化する、といった具合だ。当日に医療部からの完治診断を受けたセルジ・ロベルトだが、監督は結局彼をベンチに入れず。マスチェラーノへの信頼がロベルトを温存する決断へとつながったようだ。

試合開始からわずか10分にして、同じく負傷から復帰のジョルディ・アルバが太ももの怪我を再発させているので、そのロベルト温存は良かったかもしれない。なんといってもマスチェラーノの奮闘ぶりがすばらしかったのは嬉しい。

プレッシング合戦となった序盤に、よりゲームをコントロールしたのはマンチェスターの方だった。支配率ではバルサがやや上回っていたが、敵陣ではなかなか思うようにパスをつなげず。それでもワンチャンスあれば得点に出来てしまうのがバルサ攻撃陣の強みで、D10Sたるメッシのとてつもなさだ。

先制点は17分のことだった。メッシをサポートすべく猛然と上がってきたマスチェラーノがカットしたボールを、メッシが拾ってエリア前へとドリブル。イニエスタへのスルーパスは到達直前でカットされるのだがボールはエリア内に残り、シティ選手たちが何故だか呆然と見送るところを、一人ボールへと追いついたメッシが2つのフェイントによってクラウディオ・ブラボを破り、ゴールを陥れている。

アルバに続いてピケも負傷交代

メッシの先制点によってゲームの主導権を握るようになったバルセロナではあったが、この夜は怪我の面では運がなかった。ジョルディ・アルバを欠くことになっただけでなく、30分頃にはダビ・シルバの後方タックルを受けたジェラール・ピケが足首を捻って負傷。しばらく様子を見たルイス・エンリケだったが、ギュンドガンに好機を連発されたことでジェリをベンチへと下げている(39分、マティエウと交代)。

守備リーダーのピケが傷んだことで、前半の終盤はシティに得点機が続いた。そのうちの1つ、ギュンドガンの決定的なエリア内シュートは、テル・ステーゲンが左手でパラドン。ドイツ人守護神の好セーブはほかにも数度あり、試合を通じすばらしい集中力を示していた。

一方で前半追加タイムにはクラウディオ・ブラボルイス・スアレスの好機を阻止。試合は1-0のままハーフタイムを迎えた。

ブラボ一発退場、メッシ祭り

1点差を追い付くべく、休憩後のマンチェスター勢は前に出てきた。バルセロナもそれに激しいプレッシングで応戦していたものの、中盤ではペップチームが優勢。ルーチョチームはカウンターアタックから好機をうかがっていた。

すると53分、思いもよらぬ出来事で試合は大きく動く。ディニェからのロングボールをエリア外で処理しようとしたブラボがパスミスを犯し、ボールをカットしたスアレスが浮き球シュート。ここでブラボは思わず手を使ってボールを弾き、一発レッドによって退場となってしまうのだった。ポルテーロがハンドで退場。これが白いポルテーロなら拍手喝采なのだが、夏までお世話になってきたブラボさんだけに心境は複雑で...。シティはさらにここで、カピタンのサバレタが負傷交代する不運にも見舞われている。

試合は数的優位に立ったバルサが支配した。2-0の得点は61分のことだ。デブルイネへの縦パスをセルヒオ・ブスケツが奪い取ると、イニエスタのパスを受けたメッシのミドルシュートが決まって2-0。途中出場のGKカバジェロの左手、狭いスペースを正確に射抜く一撃だった。

偉大なるメッシのリサイタルはさらに続く。ハットトリック達成のゴールは69分に生まれた。ギュンドガンの不注意なバックパスをルイス・スアレスが奪い、自分でも撃てるところを右のメッシへとプレゼントパス。フリーで受けたバルサの10番はカバジェロの動きを見極め、逆側を狙う左足インサイドキックで3-0としている。

こんだけすごいのだから、バロンデオロはメッシでなんの問題もないのではないか。むしろレオでなければおかしいレベルだろう。

マティエウ退場...

出来事満載のこの試合は、まだこれでは終わらなかった。73分にはピケに代わって最終ライン中央を守っていたムッシュマティエウが、わずか3分間のうちに2枚のカードを貰い退場処分となるのだ。両チーム10人になったことを受け、ルイス・エンリケイニエスタをお役御免としてアンドレ・ゴメスで中盤の守りを強化。一方でグアルディオラギュンドガンを下げ、クン・アグエロをピッチに送り出した。

ゲーム終盤に存在感を放っていたのは、壁となってことごとくシティの攻撃を跳ね返していたウンティティだった。アトレティコ戦の前日に負傷したセントラルの、ちょうど1ヶ月ぶりとなる試合出場でこの安定したパフォーマンス。すばらしいと称えるしかない。

さらに81分にはネイマールのPK失敗もあった。感心したのはそのネイが、89分にエリア内での個人技から4-0のゴールをねじ込んで見せたことだ。スアレスメッシにパスを送ることも出来ただろうが、中央の密集地帯を単独で破り、右ポスト横へのシュートでケーキへのイチゴ乗せ。これでどうだ、と自分に言うような得点後の仕草がよかった。

【試合終了後のルイス・エンリケのコメントはこちら】