Liga Española
jornada 15

好機を活かせなかった前半、仕留めた後半。
良い感覚を取り戻しつつあるか。

Osasuna FCBarcelona
0 3
10 de Diciembre - Sab 13:00 h
El Sadar
: 17,349
Goles
  Luis Suárez (58)
  Messi (72)
  Messi (90+2)
Titular
Nauzet 【6】Ter Stegen
Oier 【7】Sergi Roberto
Miguel Flaño 【6】Piqué
Iván Márquez 【7】Umtiti
Clerc 【7】Jordi Alba
Causic 【6】Busquets
Roberto Torres 【5】André Gomes
De las Cuevas 【7】Iniesta(c)
Alex Berenguer 【7】Messi
Sergi León 【6】Suárez
Oriol Riera 【5】Arda
Cambios
Miguel Flaño→ David García (46) Arda→【6】Denis Suárez (65)
Oier→ Tano (63) André Gomes→【5】Rafinha (70)
Oriol Riera→ Kodro (70)  
Entrenadores
Joaquin Caparrós 【6】 Luis Enrique
Arbitro
Martínez Munuera (valenciano)
Tarjetas
Oier (26)  
I. Márquez (51)  
R. Torres (84)  
Caparrós (85)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 3 4 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 3 6 Tiros a puerta 17 6 11
1 1 2 Ocasiones de Gol 9 4 5
1 1 2 Corners 5 2 3
0 2 2 Fueras de juegos 3 1 2
12 5 17 Faltas 6 3 3
150 169 319 pases 950 513 437
26%   26% Posesion del Balon 74%   74%
Formacion

マティエウが負傷欠場。ネイマールが出場停止。マシップ、アレイシが監督判断で招集外。ラキティッチ、デニス、ラフィーニャ、シレセン、マスチェラーノ、アルカセル、ディニェがベンチスタート。

幾つかのポジションでローテーション。マスチェラーノ、ラキティッチ、そして出場停止のネイマールに代わり、ウンティティ、アンドレ・ゴメス、アルダが先発起用された。ボールは圧倒的にバルサが支配し、プレーの大半はオサスナ陣内で行われた。インテリオールは少し内へ入り、ラテラルが空いたスペースを使った。

交代は2人。アルダとアンドレ・ゴメスがベンチに下がり、デニス・スアレスとラフィーニャがピッチへ。交代後のカンテラーノ比率は高く、8人が下部組織育ちに。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
  Luis Suárez (58)
  Messi (72)
  Messi (90+2)
Reporte

FCバルセロナがルイス・スアレスレオ・メッシ(2)のゴールによってオサスナに0-3で快勝。マラガ、レアル・ソシエダ、レアル・マドリーと続いていたリーガでの3連続引き分けの流れを、内容を伴った勝利で終わらせた。バルサは序盤からボールを支配し、好機を作り続けたが、前半は相手GKの輝きもあって無得点に終わる。だが後半に入り、スアレスのゴールで先制に成功すると、その後は余裕を持って試合をコントロール。ボルシアMG戦(4-0)に続く勝利で、チームに良い感覚が戻りつつある。2得点のメッシはリーガの得点ランキングで単独首位(11)に浮上した。

決定機は数多いが、ゴール運のなかった前半

アノエタほどではないにせよ、割と苦戦することの多いエル・サダルでの試合。とはいえオサスナは現在 最下位争い中で、カサではまだ勝利と元気がない。ルイス・エンリケは幾つかのポジションでローテーションを行い、出場停止のネイマールの他、ラキティッチマスチェラーノを温存している。右インテリオールにはアンドレ・ゴメス。ポルトガル人MFはここ6試合で5つに先発と、監督からの期待の高さが窺える。

試合はキックオフ直後から、バルセロナが支配した。ポゼッションは80%を超え、心地良くパスが繋がる。火曜日のCLボルシア・モンチェングラッドバック戦で1,000本近いパスを記録したルーチョチームだったが、このオサスナ戦でも実に950本ものパスを交換。多ければ良いものでもないが、バルサらしさが戻ったとは言えよう。それを率いていたのはイニエスタだ。

ただ、前半のバルセロナにはゴール運がなかった。7分にはメッシからのワンタッチ浮き球パスを受けたルイス・スアレスがGKナウセとの1対1からシュートを放つも、ボールは惜しくも左ポスト横を通過。ルイシートは12分にもまた、ジョルディ・アルバのアシストから決定的場面を得たが(DFを背負って反転シュート)、今度はポストに弾かれゴールとはならなかった。

スアレスがゴール枠に嫌われたなら、メッシの前に立ちふさがったのはGKナウセだった。15分、スアレスのスルーパスを受けてメッシが1対1となった場面では、ナウセは辛うじて残した左足でギガクラックのシュートをブロック。守護神はさらに25分のピンチでも、レオのバセリーナを手に当てて防ぎ、バルセロナの得点を阻止している。いつでもゴールを割れそうなのに、割れない。なんとなくイヤな展開だった。

実際30分には、デ・ラス・クエバスのシュート?を左のオリオル・リエラがあと一歩で押しこめそうな場面もあった。クレとしては幸いなことに元カンテラーノの足はわずかにボールに届かなかったのだが、もし決まっていればしんどい事になっていたかもしれない。

メッシ2得点、アルバ2アシスト

前半を0-0で乗り切ったことは、オサスナに希望と活力をもたらしていた。後半の立ち上がりはバルセロナのギアが落ち、オサスナが精力的にテル・ステーゲンへと向かっていく展開。49分にはセルヒオ・レオンのロングシュートがクロスバーを叩き、バルサを驚かせている。

しかしナバーラチームの勢いは長くは続かず、時間の経過とともにボールは再びバルセロナが支配するようになっていった。そして58分、長いパス回しの後、ビジターに先制ゴールが生まれる。左サイドからメッシのパスを直接折り返したジョルディ・アルバからの横パスを、ゴール正面のルイス・スアレスが悠々と押し込んで0-1!バルサらしい連係によるゴールだった。

最も難しい作業である先制に成功したバルセロナは、その後は余裕をもって試合を進めていった。まだ1点差ゆえ、オサスナも勝負を諦めたわけではなかったろうが、リズム良くボールを回すバルサが彼らに反撃の糸口を与えない。そうして72分、アルダに代わって途中出場していたデニス・スアレスからのパスを受けて走りこんだジョルディ・アルバが戻したグラウンダーのボールを、最後はニアポスト前のメッシが決めて0-2。この大エースの追加点により、事実上勝敗は決した。

アンドレ・ゴメスに代わってラフィーニャがインテリオールに入った70分以降は、チームの8人がカンテラ育ちとなったバルサ。残る3人もバルサスタイルのルイス・スアレス、ウンティティ、テル・ステーゲンだったことで、押しこんだ相手をパスによって攻略するクレ好みの試合が展開された。そして追加タイムにはレオ・メッシが卓越した個人技からゴラッソを決めて0-3。リーガでの得点を11とし、単独ピチーチとなっている。なかなかに満足度の高い試合だった。