Liga Española
jornada 27

PSG戦の歓喜から一転、リーガ自力優勝消える。
パンチ力不発、セットプレー2発に沈む。

Deoprtivo de La Coruña FCBarcelona
2 1
12 de Marzo - Dom 16:15 h
Riazor
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Goles
Joselu (40)  
  Suárez (46)
Bergantiños (75)  
Titular
Lux 【5】Ter Stegen
Juanfran 【6】Mascherano
Albentosa 【6】Piqué
Arribas 【5】Jordi Alba
Fernando Navarro 【6】Busquets
Alex Bergantiños 【6】Sergi Roberto
Borges 【6】Denis
Bruno Gama 【4】André Gomes
Carles Gil 【5】Messi (c)
Fayçal Fajr 【6】Suárez
Joselu 【5】Arda
Cambios
Carles Gil→ Çolak (60) André Gomes→【5】Rakitic (56)
Bruno Gama→ Kakuta (71) Arda→【5】Iniesta (56)
Juanfran→ Laure (86) Denis→【5】Alcácer (76)
Entrenadores
Pepe Mel 【5】 Luis Enrique
Arbitro
Fernández Borbalán (andaluz)
Tarjetas
F. Navarro (14)  
Joselu (36)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 10 14 (9) Tiros a puerta 15 (5) 9 6
2 4 6 Ocasiones de Gol 2 2 0
1 3 4 Corners 8 6 2
4 0 4 Fueras de juegos 4 2 2
5 2 7 Faltas 8 3 5
    276 pases 687    
32%   32% Posesion del Balon 68%   68%
Formacion

ネイマール、アレイシ、マティエウが負傷欠場。ラフィーニャが胃腸炎。マシップが監督判断で招集外。シレセン、ラキティッチ、イニエスタ、アルカセル、ディニェ、ウンティティ、アラニャがベンチスタート。

PSGとの熱戦から中3日で、ローテーションを実施。先発の5人が入れ替わった。ジョルディ・アルバが左セントラルに入り、守備時はセルジ・ロベルトが右ラテラルとなる3バック。

選手交代では先手をとって56分に2枚替え。アンドレ・ゴメスとアルダの左の2人がベンチに下がり、イニエスタとラキティッチがピッチに入った。デニスが左エストレーモへと移動。3人目の交代はデニスに代えてパコ・アルカセル。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Joselu (40)  
  Suárez (46)
Bergantiños (75)  
Reporte

チャンピオンズで生き残りを果たし、次はリーガだと意気上がるFCバルセロナが、雨のリアソールで手痛い敗北。ルーチョチームはこれで、新年に入ってからすでに3度、フエラでのリーグ戦で勝点を取りこぼしたことになる。試合はぺぺ・メル監督のプラン通りに進み、デポルは守ってからのカウンターとそれによって得たコーナーキックから2得点。バルセロナは相手の守備網を崩しきれず、数少ないチャンスも活かせず、スアレスによる1点を返すのが精一杯だった。PSG戦の疲れとネイマール不在を大きく感じた試合。マドリーが勝利したことでバルサは暫定首位の座を失い、優勝は再び他力本願となった。

ぴりっとしないバルサ

バルセロナにとって痛かったのは、今回のガリシア遠征にネイマール(内転筋の違和感)とラフィーニャ(胃腸炎)を欠いて臨まなければならなかったことだ。PSG戦逆転の立役者だったネイの代役にルイス・エンリケアルダ・トゥランを起用。アンドレ・ゴメスと左サイドの崩しを任されたが、ここがまず上手くいかなかった。中央のメッシも良いところがなく、3-4-3は今のところ、単独突破の出来るネイが不在だと上手く回らないシステムのようだ。

PSG戦の先発イレブンからはネイマールラフィーニャに加え、ラキティッチイニエスタウンティティらもベンチスタートとなったことで、約半分を元気なメンバーに入れ替えたバルサ。しかしながら全体としての動きは重く、ぴりっとしない時間が続いていった。ボール支配率は7割近くとも、大事なところでパスの選択肢がなく、デポルティーボの網にかかってはカウンターを食らって追走することの繰り返し。ようやく1本目のシュートを放てたのは、スアレスメッシの連携でエリアへと分け入った20分のことだった。

その後は少しずつ主導権を手にし、アンドレ・ゴメスセルジ・ロベルトが少し惜しいところまではいくのだが、決定機までは作り出せず。そうこうしているうちに39分、テル・ステーゲンホセルの意表を突くシュートが強襲。これはパラドンで防いだものの、続くCKの混戦ではこぼれ球をホセルに蹴り込まれ、バルサは1点ビハインドで ハーフタイムを迎えることとなった。

後半1分で追いつくも...

だがルーチョバルサは後半が始まるや否や、スアレスの豪快かつ技ありのシュートで同点に追いついてみせる。デニス・スアレスのエリア左からのパスをゴメスが落としたところで、“キラー”が右足アウトサイドでゴール右端を激しく打ち抜いて1-1。後半1分でのリアクションに、クレはひとまずほっと胸をなで下ろした。

しかしここから、試合はオープンな展開となる。バルセロナはボールをコントロールできず、2点目を狙うデポルのトランジションに四苦八苦。ルイス・エンリケは先手をとり56分にラキティッチイニエスタを投入するのだが(アルダアンドレ・ゴメスが任務終了)、流れは特に変わらず、75分にまたもやCKからネットを揺らされてしまったのは痛かった。そもそもその直前のアリーバスのシュートをテル・ステーゲンは触っておらず、このCKは正しくは存在しないものなのだが、嘆いたところで結果は変わらない。ファーポスト前のマークの身長ミスマッチを問題視すべきだろう。

リアソールで勝点3を手に入れるには、残り15分で2得点が必要。パリチームとの試合では最後まで諦めないことが重要と教えてくれたバルサだったが、ネイマールがいない上にデポルのGKルクスも当たっている状況では、再度の逆転劇は難しかった。終盤のもう1つの決定機ルイス・スアレスの至近距離シュートはルクスが阻止し、D10Sメッシもこの日は輝きなし。その後の試合ではまたもやラモスの得点でマドリーが勝利を収めたことでバルセロナは暫定首位から陥落し、リーガ優勝は再び困難になってしまった。