Liga Española
jornada 29
メッシ不在だがスアレスとネイマールはいる。
パコ・アルカセルの嬉しい決勝弾。
Granada | FCBarcelona |
1 | 4 |
2 de Abril - Dom 20:45 h Nuevo Los Cármenes : 18,678 |
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Goles | |
Suárez (44) | |
Boga (50) | |
Alcácer (63) | |
Rakitic (83) | |
Neymar (90+1) | |
Titular | |
Ochoa | 【6】Ter Stegen |
Foulquier | 【7】Sergi Roberto |
Saunier | 【7】Mascherano |
Lombán | 【6】Mathieu |
Gastón Silva | 【7】Jordi Alba |
Héctor | 【7】Busquets (c) |
Angban | 【7】Rakitic |
Uche | 【6】Rafinha |
Wakaso | 【6】André Gomes |
Andereas Pereira | 【8】Suárez |
Kravets | 【8】Neymar |
Cambios | |
Angban→ Boga (46) | Rafinha→【7】Alcácer (16) |
Kravets→ Adrián Ramos (55) | André Gomes→【6】Iniesta (66) |
Gastón Silva→ Cuenca (77) | Rakitic→【6】Aleñá (86) |
Entrenadores | |
Lucas Alcaraz | 【6】 Luis Enrique |
Arbitro | |
Jaime Latre (aragonés) | |
Tarjetas | |
Lomban (59) | Sergi Roberto (28) |
Uche (78) | Jordi Alba (60) |
Uche (81DA) | Rakitic (76) |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
0 | 3 | 3 | Tarjetas Amarillas | 3 | 2 | 1 |
0 | 1 | 1 | Tarjetas Rojas | 0 | 0 | 0 |
1 | 5 | 6 | Tiros a puerta | 26 | 13 | 13 |
0 | 1 | 1 | Ocasiones de Gol | 7 | 3 | 4 |
0 | 1 | 1 | Corners | 9 | 6 | 3 |
0 | 0 | 0 | Fueras de juegos | 7 | 1 | 6 |
8 | 7 | 15 | Faltas | 10 | 7 | 3 |
278 | pases | 568 | ||||
29% | 33% | Posesion del Balon | 67% | 71% |
Formacion | |
アレイシ、アルダが負傷欠場。メッシが出場停止。マシップ、ピケが監督判断で招集外。デニス、イニエスタ、シレセン、アルカセル、ディニェ、ウンティティ、アラニャがベンチスタート。 メッシ不在により、システムは4バックを採用。4-3-3、もしくは4-1-4-1。アンドレ・ゴメスが右で開き、ラフィーニャが左インテリオールに入る新しい試み(あまり上手くいかず)。ラファが早々に負傷したことでアルカセルが入り、ゴメスはインテリオールに移動した。 そのアンドレ・ゴメスは後半66分にイニエスタと交代。試合終了4分前にはラキティッチが任務終了となり、アラニャがリーガデビュー。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Suárez (44) | |
Boga (50) | |
Alcácer (63) | |
Rakitic (83) | |
Neymar (90+1) | |
Reporte | |
FCバルセロナがヌエボ・ロス・カルメネスでグラナダに1-4勝ち。前半に幾分効率性を欠いたことと、相手GKオチョアの頑張り、そして後半立ち上がりに同点にされたことでスコアほどの楽勝ではなかったが、全般としては危なげのない勝利だった。エースメッシが出場停止となったこの試合でチームを牽引したのはルイス・スアレスとネイマール。決勝点となるゴールをパコ・アルカセルが決めたのもクレとしては嬉しい点だ。バルサはこれで首位マドリーとの勝点差2をキープ。優勝への望みをつないでいる。 4-1-4-1国際代表戦ウイーク明けのこの試合。ルイス・エンリケが送り出した先発メンバーは、一見「?」という編成だった。ジェラール・ピケとサムエル・ウンティティが温存され、マスチェラーノとマティエウがセントラルでコンビを組む久々の4バック。分かりにくかったのは中盤で、アンドレ・ゴメスが右でワイドに開き、ラフィーニャは今回は左のインテリオールに配置された。右インテリオールに入ったラキティッチが積極的に前へ。4-1-4-1のような4-3-3のような感じとなっていた。 ただ、この試みは早々にラフィーニャが負傷交代したことで終了となる。MFはボールを追った際にヒザの半月板を傷め、交代を要求。ここでルーチョはイニエスタやデニス・スアレスではなく、パコ・アルカセルを右のアタッカーに置くことを選択し、アンドレ・ゴメスがインテリオールを務める4-3-3へと変更されている。 苦労の末にスアレス弾最初の15分間はリズムの上がらなかったバルサだが、20分あたりからは徐々に得点機を作れるようになっていった。24分にはネイマールのパスを受けたスアレスのチップキックがバーに弾かれ(2005年にロナウジーニョがスタンフォード・ブリッジで決めたゴラッソに似ていた)、跳ね返りを押し込んだネイはオフサイドでノーゴール。26分にはスアレスの2連続シュートをGKオチョアにブロックされ、先制とはならなかった。 バルセロナは圧倒的にボールを支配下に置きながらも、なかなか得点を奪えずにいた。CKからの2度の好機は、マティエウがシュートに失敗(後半には3つめも外す)。33分には抜け出そうとしたルイス・スアレスをロンバンが完全に抱き抱えるようにして妨害していたが、ハイメ・ラトレ主審にはどうもよく見えていなかったようだ(シュートはオチョアがブロック)。 ゴールが決まりそうで決まらない、そんなもやもやをスッキリさせたのが、頼れる点取り屋のスアレスだった。前半もそろそろ終わろうかという44分、ジョルディ・アルバからの長い斜めパスを受けてライン裏へと抜け出すと、前に出ていたオチョアをバセリーナで攻略。ようやくではあるが、正当な報酬である先制点を手にバルサはハーフタイムを迎えた。 グラナダが1チャンスで同点に勿体なかったのは、後半の立ち上がりに隙を突かれてグラナダに同点にされてしまったことだ。CBの持ち上がりを潰せずに裏のスペースへとパスを通されると、ハーフタイム明けから途中出場のボガがテル・ステーゲンと1対1になって1-1のゴール。前半にチャンスを幾つも逃したバルサとは対照的に、グラナダは1つめの決定機で得点に成功した。 ここからはしばらく、バルセロナにとって落ち着かない時間帯となった。残留のために勝点の必要なグラナダは圧力を強め、バルサは効果的にボールをつなげない。そんな状況に現れたのが、訪れたアピールの機会に仕事をしたいと意欲を燃やしていたパコ・アルカセルだ。63分、マティエウのクリアボールをスアレスが身体を上手く使ってポストとなり、抜けていくパコへと技ありの縦パス。パコはこの機会を逃さずオチョアを破り、価値ある1-2弾をネットへと蹴り込んでいる。 最終的には4得点ルイス・エンリケはそして試合を落ち着けるべく、66分にイニエスタをピッチへと送り出す。この時点ではまだグラナダにも可能性があり、1点リードでは安心できないため、バルサは勝負を決める3点目を求めていった。気が楽になったのはウチェ・アグボが立て続けにカードをもらい、退場となった81分あたりだ。そしてその2分後のイバン・ラキティッチの3点目により、ルーチョチームの勝利はほぼ確実となる。控えめながらも積極的なラキティッチの貢献度は高い。 さらに試合終了間際、FCバルセロナでの通算ゴール数を100の大台に乗せて勝利に花を添えたのはネイマールだ。アシストしたパコ・アルカセルのクロスも絶妙、逆ポスト前で合わせたネイのシュートも完璧。バルセロニスタにとって嬉しい二人によるイチゴ乗せとなった。
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