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みんなの観戦記

 

クルィベル写真ゲット!
buchiさん
2002年10月23日、チャンピオンズ第4節、ロコモティブ戦

本当は、向こうに着いてからすぐに下見を兼ねて、スタジアムツアーに行こうと思っていたのですが、予定が上手く空かなくて、結局試合当日がカンプノウとなりました。

チケット売り場では、やはりダフ屋さんがすぐ寄ってきて必死に「いい席だよ〜」みたいなことを言っていたのですが友達が、地元の人でも(といっても、みんな外人なのでわかりませんが)ちゃんと窓口で買ってるからやめようよ、ってことで、結局アウェイゴール裏を40ユーロ(定価)で買いました。

1、2階は同じ値段でした。席は選べなかったので、どこだろう、とちょっと心配でしたが 入ってみたら、2階の4列目!日本のスタジアムと違って、角度があるし、とっても観やすい!!ラテラルが確か50とか60ユーロくらいだったので、とても迷ったんだけど、こっちで十分でした。

日本との客層の違いや反応が面白くて、寒〜い試合もそれなりに楽しめました。ただ、どこでも喫煙OKというのだけは、たばこを吸わないわたしも友達もかなり参ってしまいましたが。

大好きなイムノが聞けたし、生「うぃっ!」も聞けたし、フランク・デブールに対する最初から最後までの、しつこいくらいのブーイング、口笛があるかと思えばプジョールのスーパーセーブのあとの、「プジョ〜〜ル」コールに感動。去年のポジションのプジョールが大好きで、それが見れないのは残念だったけど、やっぱりプジョールはプジョール。攻撃となったらすぐに、両手を広げてラインをあげるように常に声をかける姿が、目に焼き付いてます。こういうとこTVではなかなか映らないし。内容はどうであれ、とにかく、初生観戦で勝ってよかったです。

帰りは11時過ぎてたと思いますが、電車で無事ホテルのあるランブラスまで帰ってこれました。

翌日は、スタジアムツアーに行きました。ピッチに向かう、あの狭い通路を通っていくと、ぞくぞくしますね。ピッチにも立てたし、ベンチにも座れたし、とにかく感激でした。それから、英語勉強してまた来ようと思いました;(説明が、ほとんどわからなくて情けなかったです)

さて、買い物して、もう帰ろうとスタジアム出たすぐ脇で、露店が出ててグッズ売ってるのを見てたら、なんと!クライフェルトが車で現われ、車の中から露店のおじさんと話し出したんです!!

そこには始めわたしひとりしかいなくて、どうしよう;;;と思ってたら3人グループの外人が気が付いてやってきて、写真お願いしてたので、わたしも便乗して写真撮らせてもらいました。小さい女の子が乗ってたのは、お子さんだったのかなあ。「ほんものだあ」「顔、やっぱりちっちゃいなあ」とか思いながら握手してもらって、ウキウキで帰ってきました。

友達は行かないと言うので、寂しく一人で行ったのですが行ってよかった♪カンプノウは、今回の旅行で一番の思い出になりました。

今回とても実感したことは、日本のサッカーの文化は、まだまだだなあ、ということ。引退したおじさんグループや、もういい歳した息子と両親とか、親戚、ご近所のみなさんまで(想像ですが)、Jリーグの試合じゃ見かけないような人達(特に年齢層が違う!)がわたしの周りにいっぱいいました。そんな人達が試合前から終わるまで、さんざん選手について語って試合も真剣に見てる。相当な歴史の差があるので、日本もすぐには無理だけどそうなっていくのかなあ・・・なんてことを考えながら、帰ってきました。

また、必ず行こうと思います。