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みんなの観戦記

 

エンリケの最終戦!
ゆかりさん
2004年5月16日、リーガ第37節、ラシン戦

5月16日のカンプノウ最終戦vsラシン戦に行ってきました。このサイトで行き方やチケット購入方法をお勉強させていただきましたので、現地調達で行くことにしました。

前日の土曜にチケット購入+カンプノウツアーに出かけました。地下鉄はアドバイスに反し、3号線のコルブランから行きましたがカンプノウまではわかりにくかったです。駅から出るとまわりに建物が多く、でかい球場なので見えるかと思いきや全くだめでした。

 

前売り券売り場は10時半くらいに行ったせいか2、3人くらいで、窓口も1個でやってました。今回はできるだけ生身の選手を近くで見れるようトリブナ1階席のグランド近くを希望していました。お値段はトリブナ64ユーロで予想よりはお高めでした。ただし席は前から7列目くらいで文句なしにいい席でした。

グランド近くがよかったので「near the ground」と購入時に伝えたのがよかったのではないかと思います。ただし、2枚チケットを頼んだのに横並びの席ではなく、たて並びの席で、スペイン人はこうなのか、それとも空きスペースに無理やりねじ込まれたのか不思議でした。

もともとツアーでスペインを周遊した最後にカンプノウに行きましたが、ツアー参加者で別の方は1週前のサンチャゴ(エトーの一人舞台)に一人3万5千円の高額チケットをおそらく日本で手配されていましたが、それに比べればお値段格安でよかったと思います。

 

チケットゲットできただけかなりほっとしましたが、スタジアムツアーも大変よかったです。料金はガイド付10ユーロ弱でした。ガイドは我々を見るや否や知ってる日本語で意味不明なことを言ってましたが、写真を撮ってくれたりかなり親切でした。ロッカールームやベンチの多少の古臭さがかえって親身に感じられました。

ミュージアムも過去の実績だけに的をしぼるのではなく歴史を感じさせてくれるところがあって、こういったところがファンにはたまらないのだと思いました。この前にサンチャゴのツアー(9ユーロ)にも行ってきましたが、ガイドもなく、実績重視のトロフィー館といった感じでした。

 

試合当日は開始が19:30だったので朝からバルセロナツアーバスで市内を周遊しました。今はフォーラムがバルセロナでやってて、ツアー経路も3つありました(旅ガイドだと2つ)。カンプノウへもこのツアーバスで行くことができます(赤経路)。このツアーバス1日乗車券が16ユーロですが、乗るとサービス券のつづりをくれて、なんとバルサのチケット、グッズの割引券もついていますのでお得かと思います(我々は残念ながら購入後でした)。カンプノウへは16時くらいについちゃいましたが、グッズ売り場の横のカフェでだらだらしてたら、ロナウドのそっくりさんかなんかがテレビ取材みたいなのをやってました。

開門は18時過ぎくらいで意外に遅かったのですが、スペイン人は何とも順番を守らない人種なのか割り込みがホントひどく、結構がっかりでした。席はグランドに近いなりに大変見やすかったです。おまけにロナウジーニョのPKシーンも目の前でラッキーでした。このあたりの席は席番号がへんてこで横一列の席なのに15から18番くらいが順番があべこべになって不思議でした。

 

前日くらいに知ったのですが、当日はルイス・エンリケのカンプノウ最終戦ということもあって観客も予想以上(7万超くらい)でした。また、ルイス・エンリケへの応援も熱が入って、途中交代する際のスタンディングオベーションには鳥肌が立ちました。ゴールも入っていれば最高だったんですけどね。

応援も日本とだいぶ違って、プレーも肩パスありのボールの展開の早さに驚くだの、私にとっては目うろこでした。嫁も10日くらい前の日立柏サッカー場での試合と大違いだといってました(当然ですが)。顔面ブロックの男気にほれてプジョルのユニホームを夫婦揃って着ていきましたが、退場のおまけつきでした。試合後は翌日の早朝便で出国しなければならなかったためすぐ帰ってしまいましたが、セレモニー(あったんでしょう)も含め余韻にもう少し浸りたかったのはいうまでもありません。

生きてる間にもう一回いって見たいです。