試合経過などは、もう皆さんも十分にご存じだと思いますので、ぼくはどうやって買ったか、どう行ったかみたいなことだけ書いておきます。
観戦したのは第19節のソシエダ戦。日曜の試合でした。ぼくたちは金曜にバルセロナに入ったので、土曜がまるまる空いていたから、前日にカンプ・ノウに行ってチケットを取りました。
まずは移動手段ですが、地下鉄のMaria Cristina駅を使いました。ホテルをカタルーニャ広場のそばに取っていたので、Maria Cristina駅へは乗り換えなしで行けるし、駅のそばにグエル別邸があるので、観光も兼ねて。
駅からはDiagonal通りを一区画歩くと、左手にカンプ・ノウが見えるので、あとはスタジアムを目指して歩けばOK。試合当日はファンが大挙してカンプ・ノウを目指しているので、迷うことはないですね。
チケット売り場はサイトに紹介されているように、チケットオフィスで販売していますが、バルサツアーの窓口の横でも前売り券を扱っていました。価格はTRIBUNA 1a/2a gred(正面スタンド1、2階席)という席を取りましたが、一般75ユーロ、ソシオは64ユーロでした。ちなみにもっとも安い席は、GOL NO NUMERAT(ゴール裏自由席、3階)という席で、一般28ユーロ、ソシオは33ユーロ(注:価格はいずれも2005年現在のもの。試合によっても変動します)。スペイン語はぜんぜんダメだったので、メモ帳に席種と枚数を書いて窓口に出したら、すんなり買えました。クレジットカードも使えます。
当日は2時間前にカンプ・ノウに着くように移動しましたが、スタジアムが開くのは30分くらい前で、それまではメガストアなどでウロウロすることになります。なかなか中に入れてくれないんですよね。地元の方々は、駐車場の入口付近にたむろって、バスの出入りを待っているようでした。あのバルサバスですね。
さて、席はメインスタンドの1階もしくは2階というチケットでした。鉄道の自動改札のようなゲートでバーコードを読ませると、中に入れます。荷物チェックなどはされませんでした。ペットボトルもOKのようです。荷物が少なかったせいかもしれませんが、ここらへんはイタリアなどとは違いますね。
ゲートをくぐると、すぐにメインスタンドになります。場所でいうと、メガストア側がメインスタンドで、バックスタンドだとスタジアムを半周することになりますね。バルサ側のゴール裏はMaria Cristina駅側(北側:GOL NORD)ということです。初めてカンプ・ノウを訪れた人や、試合後早く帰りたいならば、メインスタンドかバルサのゴール裏がいいということでしょう。
スタンドへの階段は、1階と2階、3階へ行くので完全に区分けされ、混じらないようにつくられています。カンプ・ノウは人の流れをよく考えたスタジアムといわれますが、確かに帰りも流れがスムーズだったように思います。ぼくの席は2階の最前列?でした。というか、一般の1列目であって、その前に年間シートのような特別席が1列あって、そこはシートも豪華仕様でした。
2階といっても、グラウンドはすごく近い印象ですね。サッカー専用だし、へんな防護柵もないし、とても間近に感じられます。ベンチは目の真下だし、背番号を確認しなくても選手の顔は識別できます。
試合内容については、もう語るべきことはないですが、ひとこと。勝ちゲームでよかったなぁということでしょうか。こればかりは運ですが、バルサが得点したとき、そして勝ちが決まったときの雰囲気は最高で、これぞカンプ・ノウという実感です。また行きたいですね。 |