新婚旅行で初めてバルセロナ（というか初めてヨーロッパ）へ行ってきました。妻はサッカーに全く興味がありませんが、何とかお願いして付き合ってもらうことに成功しました。
個人旅行で行ったので、宿泊はこのサイトでも載っている選手が前日に宿泊する某ホテルを予約、スペイン語に自信がなかったので事前にホテルのコンシェルジュにメールでチケットの予約を依頼したところ、気軽にOKしてくれました。ただ年間指定席であったり、ホテルが特別に予約してくれるわけではなく、コンシェルジュがチケット売り場に行って購入（しかも当日？）したと思われ、普通の席でした。値段はメールでＡカテゴリー70ユーロ、Bカテゴリー50ユーロ、Cカテゴリー40ユーロから選べと言われ、迷わず70ユーロを選択。せっかく行くので・・・。
さて試合当日ですが、観光を早めに切り上げ、夕方6時ごろにホテルに戻りました。選手は試合開始の2時間ほど前にホテルを出発するという情報を元に、7時半ころからロビーで「出待ち」、デジカメとサインをもらうためのバルサ写真集＆ペンを用意し、準備万端です。
どこから選手が来るのか分からないままうろうろしていると、どうやら同じ目的の子供達がサイン帳やカメラを持ってロビーに居たので、少しほっとして一緒に待っていました。情報通り8時前から警備員が増え始め（10時キックオフ予定）、ファンもかなり集まって来てテンションも上がりっぱなしです。エレベーターが開くたびに子供達が駆け寄り、選手が乗っていないと残念そうに戻ってくるので、どうやら普通に宿泊客用のエレベーターで降りてくるものと思っていたら、開いたエレベーターに普通にエトーが乗っていました。
エトーは「オラー！！」とファンに手を振り、子供達にサインしてあげています。私も慌てて駆け寄りましたが、目の前で打ち切り（涙）。エトーに直接「ノンノン（もう終わりだよみたいな感じ）」と言われたことが思い出です。次は絶対！と思っていましたが、なかなか選手は現れません。しばらくしてプジョルの乗ったエレベーターが開きましたが、一瞬「オラー！」と挨拶しただけで閉じてしまいました。
だんだんファンもまばらになってきたので不安になって外に出てみると、ホテルに横付けされたバルサバスに黒山の人だかりが・・・。かき分けて前に出ると丁度ライカー師匠が乗り込むところで、すぐにバスは出発してしまいました。どうやら選手達は地下の特別出入口のようなところからホテルを出て、ファンサービスする気のある選手だけがエレベーターを開けるようです。ホテルからバスまでは歩道を横切りますが、フェンスが準備されているので選手に触ったりサインをもらうことは不可能だと思います。選手みんなを間近で見たかったら外のバルサバス周りで、勝負をかけてサインもらったりしたかったらホテルのロビーで待つといいと思います。
少しへこみながら徒歩でカンプノウに向かい、ものすごい数の人や屋台にテンションが再上昇して入場、ボカティージョを買って席に着きました。トリブナ1階の前から30列目くらい、2階席が屋根になって少し暗いですが、試合を見るには申し分ない席でした。敷地への入場門とスタジアムのゲートが数字で書いてあるのでスペイン語が分からなくても席は簡単に見つけられます。しばらくすると両チームの選手が入って来て練習を開始したので、前の方へ行って写真をたくさん撮りました。声が届きそうなところで選手がアップし、特にロナウジーニョとデコはトリブナ側のサイドライン付近でロングパスを蹴り合っていたので間近で見ることが出来ました。
試合の内容はこのサイトのデータ室に詳細が載っているので割愛しますが、後半はバルサのファンタスティックショーを堪能しました。結果も3-0で圧勝し、気分良く帰ることが出来ましたが、キックオフは日本時間の朝5時なので、妻は途中で少し寝ていました。私もハーフタイムには睡魔が襲ってきたので、万全のコンディションで臨みたい方は時差の調整もしておいた方が良いかもしれません。
ドラマは翌朝にも待っていました。時差ボケで嫌でも早く目が覚めるので、7時半ごろ妻と朝食を食べに降りるとホテルのレストランにロナウジーニョがいました。おそらく試合の後遊び明かし、開いている店がなくなってホテルに戻ってきたものと思いますが（笑）、ボディガードのようなごつい男の人と女性2人と飲んだりしゃべったりしていました。一瞬で目が覚めて部屋に駆け戻り、写真集とペンを持って来てサインをＧＥＴ！！早起きは3文の得です。再び徒歩でカンプノウに向かい、スタジアムツアーに参加、ロッカールームやピッチにも入れてバルサファンにはたまらない経験でした。ガイドは無く、案内矢印に従って勝手に見て下さいというスタンスでした。
サッカー以外でもバルセロナはとても魅力的な街だったので、また是非行きたいと思います。ますますバルサの魅力に取り付かれた旅でした。 |
